菩薩

マグダレーナ・ヴィラガの菩薩のレビュー・感想・評価

マグダレーナ・ヴィラガ(1986年製作の映画)
3.0
同時代を生きるフェミニスト、女性映画作家にとってアケルマンは、ジャンヌ・ディエルマンは余程の衝撃だったのだろうなと窺い知れる。生殖を目的としないSEXを単純な苦行として描き、経血を流す者達との連帯をはかり、性器そのものの主体化を目指す。アイダって名前にはちゃんと元ネタがある様だけど、彼女の文脈するとアイダ・ルピノから取ってんのかなって一瞬思ってしまう。執拗なまでのジャンヌ・ディエルマン同様の殺し方、頭着火ファイヤーはちょっと笑っちゃう。
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