響かず。
全てが宙吊りにされる。家族関係も姉探しも。よくわからない関係もなんとなくで決定的に変化してしまい、あーまたやっちゃったよーという虚無。いつの時代も虚無若者の悩みは変わらない。
NY、男女男…
【サンクスシアター41:ジャームッシュ被れ】
サンクスシアターで先日、舩橋淳監督の『ポルトの恋人たち〜時の記憶』を観たのですが、マノエル・ド・オリヴェイラを意識している癖に録音が壊滅的で、屋外のシー…
ニューヨークSVA時代の作品。舩橋監督の映画を観るのは初。
モノクロとニューヨークに暮らす若者のモラトリアム描写ということで、どうしてもジャームッシュを連想するけれど、むしろニューヨークという街は自…
吉田喜重さんと舩橋さんの『まだ見ぬ映画言語に向けて』にがっつりハマってしまっている。
ところが舩橋さんの映画って『フタバから遠く離れて』の一、二部と『ポルトの恋人たち』しか見てなくて、サンクスシアタ…
退廃的な男と女のロードムービーてのはいつだって映画青年の撮るべき対象となる。そしてそれは決して心理的に共感を求める湿り気をフィルムに宿してはならない。到底他人事の作品とは思えない。音響的変化に富んだ…
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