店長さんの映画レビュー・感想・評価

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市子(2023年製作の映画)

4.0

杉咲花の演技で2時間持っている映画だった。

市子の正体は色々あるが、本質的には悪魔である。

表面的には明らかな積極的な行為とか無いにも関わらず、人を惹きつける魔性が彼女には備わっている。それも、母
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

おじいさんになって、インターネットに市場が負けるまで花に人生を捧げて、家族との時間を取ってこなかった偏屈おじいさんの再就職先はメキシコマフィアの運び屋に。

視聴した感想はある種ハッピーエンドじゃない
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シグナル(2014年製作の映画)

3.5

最強ハッカーノーマッドの挑発で家に行ったら襲撃を受けた。

エリア51という管理地区や、謎の感染症と言われて隔離されている旨、などどちらが正しいことを認識・実行しているのか疑心暗鬼になりながら見終わっ
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ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

4.5

悪徳看守vs囚人。アメフト対決。

本気で悪い人しか居ない刑務所でチームを作る過程が非常に面白い。バスケでボコされて、その中で一人だけRBを勧誘したり、差別を受けててその光景を目にして仲間になる決意を
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

この映画を評価する言葉の多くを持ち合わせていない事を後悔するぐらい良い映画だった。

ラブストーリーなのに随所に面白い描写がありすぎて、シンプルにフフッって笑ってしまう。絶対これ映画館で耐えられない笑
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

>国際宅配便会社フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドは、突如として平穏な生活を奪われる。飛行機事故に巻き込まれ、絶海の孤島に取り残されてしまったのだ。

サバイバル描写が割と飽き
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.5

素晴らしすぎる映画。親に捨てられ、里親を転々としていて自宅に居場所がなく外で寝ているマイクを、裕福な、そして健全な精神を宿している家庭に引き取られ、愛され、家族と共に歩み、フットボールで大成する話。>>続きを読む

人生のコンマ(2016年製作の映画)

3.5

夢を売る男が、権力者は社会的制度の奴隷であるとか、自殺者を止めるとか、人に響く言葉を言う影響力を持っているという話。

ホームレス自体が魅力的な言葉をアウトプットする人間として描かれているが、本当の主
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.5

最高の車グラン・トリノを盗みにきた腰抜けの東洋人の男が、偏屈な差別発言全開の誰にも愛されていないクソジジイを変える。

本当に救いようもないぐらいクソジジイな描写があるが、少しずつ軟化していく様が物語
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

強盗の場に居合わせた老人が年金絡みで銀行にヘイトを抱き、友人を誘って銀行強盗へ。

展開的には高齢者の強盗が予想できなかった。強盗のプロにfee25%払う事でアリバイ作りや犯行の質を高めて行ったが、面
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リプリー(1999年製作の映画)

3.5

大富豪の息子、ディッキーが女遊びに盛んだが、そのディッキーと仲良くなっていったトム・リプリー。友情が一線を越え、殺害してしまい、それから嘘のなりすまし生活が始まった。

後半では容姿は1つ(2つと見せ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

交差するクライム・ストーリーだが、自分は全く響かなかった。

展開がスローリーで冗長で刺激的ではない。
途中で殺人するなど交差するが、最後の最後にガッツリ交差する。

が、特にそのやり取りも面白いもの
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

7歳程度の知能しか無い父親を、親権を奪いに来た。

実際問題、仕事をするにも大変、教育も出来ないというのは事実なのだが、司法的な見解とは違い、自分は父親としてルーシーに接したいというのは偽りのない気持
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.5

The Pianistという原題からすると激動の時代を生き延びたピアニストの話。

有名な映画だが、個人的にはあまり刺さらなかった。ユダヤ人差別は限度を超しており、すぐ殺害される時代に生き延びることが
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

池井戸潤作品の映像化作品にはずれなし。

不正&権力に立ち向かう優秀な人間という構図からは外れない。些細な実際に起こるであろう、かつ非金融系でもイメージがしやすい100万円現金紛失事件が銀行で起き、そ
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.5

親と子という立場で再視聴。

不幸な出来事があり、過保護にならざるを得ない父と、年相応に冒険心を持ち悲劇に陥るニモ。

狂気的なまでの父親の勇気の冒険と、ニモは水槽にて良いメンター、仲間に恵まれて少し
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.5

久々に再視聴。

「誰でも名シェフ」名著を読んだネズミが人間を操作して調理する奇抜な設定、それを隠し通しながら成功していくサクセスストーリー、それらすべてがコミカルに飽きる事なく常に新しい体験を視聴者
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

恐らくロケ地は会議室1室だけで低予算ながらもそれを感じさせないぐらいには面白かった。勝手にタイムリープしてしまう世界で、この週目はうまく行かなかったから諦めてリトライしようと考えたり、この1週間で様々>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.5

最高の実写のシティーハンター表現。

シティーハンターという物語の骨子をちゃんと理解し、再構築している。

シティハンターは冴羽獠という男がもたらす、緊張と緩和と緊張。そしてこれは話の展開にも言えるん
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プレデター(1987年製作の映画)

3.5

名作だとは思うが手放しに評価できるわけではないという評価。
まずプレデター視点ではなく、実際のプレデターの姿が描写されるのが開始42分。これは流石に引っ張り過ぎだと感じた。

皆殺しにされる仲間に感情
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.5

久々に脳みその細胞がすべてひっくり返るぐらい、劇的な映画を見た。

不時着先、終わっている島 反政府軍テロリストの根城。

電話中に後ろから殴打されても返り討ちにできる理由が特に無いが強い使命感と強い
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

植物のように生きてきた課長が、余命をきっかけに変わる。

自分はこの映画は好きだった。作中で部下の女の子に「ゾンビ」という渾名はまさにピンポイントの渾名だった。生きていて、死んでいる。
自分の人生を振
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

ありきたりの感想をするのであれば、真贋を得意とするスペシャリストが嘘の策略の愛に気付けなかった、それが悲しい物語。

得意げに語った「「どの贋作の中にも本物が隠されている」が痛烈なカウンターとして襲い
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

大都会の大衆の中での孤独。

治安が悪い街で生きる、溢れている人々の中でもそれぞれ孤独は存在しており、社会的な距離を正しく取れない、また社会に包容されない人間が存在していた。

映画の中で異性との距離
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

パッケージの正体についてやっと理解することができた。

スタンリー・キューブリック作品らしく、音楽がいい。

例えるならば、ジョーンズの音楽を初見で聞かされるような、素晴らしい音楽体験が随所に存在して
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ある会社員(2012年製作の映画)

4.0

>商社を装った殺人請負会社に勤めるヒョンドは、社内で一番の忠実な殺し屋。しかし少年時に憧れていた元アイドル歌手ミヨンと出会ったことで、彼女との平凡な幸せに満ちた人生を願い始める。だが会社が見逃すはずは>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.0

>人類の脳は10%しか機能していない。もしも脳が100%に覚醒したら?
ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、ある日マフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。

脳を使い切れていない、イルカは20%も
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犯罪都市(2017年製作の映画)

2.5

マ・ドンソクが出演している映画で面白くない映画は無い為、期待して視聴。想像を上回るほど面白くない、ひどい映画だった。

マチェットナイフと銃が蔓延る街で、すぐ動けばみんなナイフで殺し合う。
特に話の本
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

核戦争を経て、世紀末、限られた資源のガソリン―

そんな中で「無限」としか思えない車とガソリンでゴッツい車とバイクがカーチェイス。ヒーハー。

もう明らかに振り切っている映画で面白かった。世紀末独裁者
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ティル(2022年製作の映画)

4.0

黒人差別全盛期のミシシッピで白人に因縁をつけられて、リンチ殺人された母親の奮闘。

実話を元にしているので、凄惨さ、登場人物の感情の起伏・爆発にリアリティ・正当な主張が存在している。フィルム越しでも憎
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.0

自分だけでは評価が難しく2,3個、他の方の評価も見た。

ギャンブル要素も理論説明など、テロップで補足など補っているが、あくまでこの作品のテーマは罪である。

ギャンブルと罪、この2つの要素が上手く描
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フォーカス(2015年製作の映画)

4.0

詐欺師が女詐欺師を仲間に引き入れて。

個人的には主人公が負けているシーンなどが多く、それが全体の計画の一部なのかどうなのか、分からないハラハラがあり、それをロジカルに気持ちよく解説してくれる展開が多
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

かなり厳しいが、ハロウィンの花嫁、黒鉄のサブマリン並みに面白いは思えなかった。暗黒期のコナン映画すら彷彿とさせるレベル。

今までのコナン映画からも何故面白いのか、という要素を感じ取ることが出来るので
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

呼吸困難で劇場で視聴し通すことができなかったのでAmazonPrimeにてありがたく視聴。

この映画は基本的にはキレイにまとまっていると思う。

個vs集団(世間、警察)で悩む2人がメインとして描か
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

設定自体はレビューでも言われているがジョジョの奇妙な冒険のような話。
で、最後の15分ぐらいだけは真相が明かされるので面白い。

パニック系と見せかけて物語の大半は何も見せ場も何もなく、カメラワークや
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ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢(2023年製作の映画)

3.0

アメリカのワシントン大学のボート部がヒトラーの元で開催されるベルリン五輪でメダルを取りに行く話。

自分的な評価としては地味な映画だなという感じだった。
激しく描写されていない、ピンチや理不尽な制裁も
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