店長

運び屋の店長のレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.0
おじいさんになって、インターネットに市場が負けるまで花に人生を捧げて、家族との時間を取ってこなかった偏屈おじいさんの再就職先はメキシコマフィアの運び屋に。

視聴した感想はある種ハッピーエンドじゃないかなという所。彼が刑務所で花に関わることができて、家族との関係を修復出来たのは良いことだと思う。
家族との断絶っぷりが非常に多く描かれていて、この人の人生の「違反切符」の多さを実感した。

麻薬取締官を過去の自分として描写しているんだなと思ったが、いまいちしっくり来る対比や、トレースでもなかったので4.0の評価とした。秀逸な描写ではなかった。

良いように闇バイトを利用していても、いつかは便利なように使われて抜け出せなくなる、啓蒙的な映画の側面も感じた。
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