店長さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

ネタバレを知らずにこの映画を見れたことを光栄に思う。

最初はクライムアクション、ハメられている精神病院からの脱出になるが公判ではテイストが変わってくる。

冒頭に述べられた設定を、覆すような丁寧に作
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.5

未曾有のバイオテロからのコロナ禍などの感染対策を踏まえて、それを考えると大変面白い映画。

テロリストの描写で嫌悪感をすごい感じた、俳優さんの演技はとても良い。

パニックの様子もリアリティがあり、実
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

評価が難しい映画、自分は結構好きかもしれない。が、ハードルを高めに設定して視聴した人を満たす「メニュー」ではない気がする。

作中で主人公が表現した「探しに来なければ、まだあの子は頭の中で生きていた」
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

誰もが知るジョーカーの映画。

社会は上流階級への批判、また異常者に対するノーマライズを要求する、そんな荒れた時代に、恵まれない青年が狂ってしまった。

狂気を孕む彼の初めての攻撃性を持つのは「与えら
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

誘拐→監禁→出産→育児の話。

この映画を見て、親子愛という感想を持つのかなと思った。
しかしながら、監禁という異常な精神状態という前提だとしても、母親はあまりに独善的で身勝手だと感じた。

やけど寸
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ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

3.5

激情、激動もないが、激しく生きた。

ユダヤ人収容所で贋札部隊を組まされたナチス下の話。

必死に交渉、貢献した上で獲得した薬は投与寸前にナチス看守にいとも容易く奪われる。

主人公は生き残る為に死力
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

4.0

弁護士と裁判長が地方で出会い、2つの事件を解決するみたいな話。

この映画は良く出来ていると思った。田舎で権力に声を上げる強さ、恐ろしさ、家を焼かれても立ち向かう弁護士、代理人としての意地、職業として
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.5

>天才的なピアノの才能を持ちながら、生涯一度も客船から降りることがなかった伝説の男の半生を描く。

最高の一人の男の始まりから終わりまで。

海の上で生を受けた1900は成長し、海に揺られ、ピアノのス
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.5

死ぬ間際のじじい達の最高の人生の旅。

お互いクソッタレな余命宣言から、意気投合。
棺桶リスト、終活リストみたいなものを達成していく。

冗談みたいな資産を使って、好きなことをひたすらしていく。

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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

二人の主演が格好良くそして愛すべき存在だった。

一家の復讐、そして殺し屋という曖昧だが明確な線引のある仕事で、二人で身を潜める話。

最終的な結末、光を見たレオンに死しか待っていなかったが、やること
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

ゴールデンカムイ全巻読破済み、映画部分のみの言及とする。

数多くの漫画作品と、ゴールデンカムイ。
実写化して良かったかと言うと間違いなくイエスと言える。

高解像度によるキャラクター造形(演技も含む
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.0

MGSシリーズが強く意識しているだろう作品の為、視聴。

アクションシーン、セリフ周りに特にセンスを感じない。
何も面白く感じなかった。

盛り上がるべきシーンはなく、何も惹きつけるものもない。
潜入
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

色欲を表現するためにセックス、裸体、強姦シーンがあるので注意しておく。

基本的には自業自得、因果応報といった流れだが、勧善懲悪ではない。

規定を犯した明確な罪人はおるが、果たして誰が正義・善であろ
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とんび(2022年製作の映画)

4.5

不器用な父親の、男手一つ育てた話。終始涙が止まらなかった。

こどもを庇った死んだ母親、「俺をかばって母さんは死んだ」と嘘をつく。


作中で数多くの良い人間関係、教え、支えがあったが2個ほど紹介した
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

CGは現代でも及第点。話の展開はベタだが面白い。
でも展開面を考えたら演出が最良ではない。

この尺は本当に必要か?何度も危機を演出するのをまとめて演出できそうと思う部分は数多く見受けられた。安易な危
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

―伝説のスナイパーは、伝説ではなかった。

4回の現地派遣に足を運ぶたびに妊婦の妻とは関係が悪化し、戦場に行き、心は戻っていないという

冒頭で戦車用手榴弾を持った少年兵と女性を撃ったシーン、中盤でロ
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大脱出2(2018年製作の映画)

3.0

1作目が圧倒的な難攻不落の刑務所というイメージが強かったのに、2作目は会社の部下が捕まってそこから自分の頭を使って脱出する側面が強くなっていて、あまり迎合できなかった。

シルヴェスター・スタローンも
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

孤児で里親をたらい回しに、心理学者に5回たらい回しにされた最強の天才vs心理学者

天才と更に凌駕する天才が、「先生が時間を書けて読む問題は朝飯前」と火をつけるシーン。本当の天才にとっては、こんな紙だ
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.5

>彼らの次なる任務は、南米のヴィレーナという島国の軍事独裁政権を破壊させることだった。

非常に爽快で強いメンバーによる戦争をおっぱじめる映画。

いまいち高評価にならない点は、最初の偵察の島と、島じ
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

4.0

「デブは最高、かかってこいつまようじ」

太ったカンフー修得の警官が、日本で大暴れする。
空間を使ったアクションは圧巻。

建物を登ったり下ったりで街のセットが小さく見える。

良い意味で湿っぽさなど
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

スタンリー・キューブリック作品。

簡潔に言うと三行ぐらいで書き表せるが、1968年に2001年の宇宙旅をSF映画として描いている点、また映画として終わり方がキレイではなく、考えさせられる点など、本作
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.5

「雪かきをしていない」
この一言で全てを理解する、オットーという男。


最愛の妻を亡くし、それ以外に興味は持てず、彼女だけが世界の全てだった。
世界を拒み、自分で世界を終わらせようとした。

堅物で
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ワーニング 地球最期の日(2021年製作の映画)

3.0

オムニバス形式でやんわり人間の生活を描き、最期に地球に隕石が落ちる瞬間を、漂流者目線で終焉を観測する。

低評価を理由もめちゃくちゃ分かる。
直接も関係しないし、何も意味があるわけでもない。
でもリア
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

逃げ遅れたETを匿う優しいライオットの話。

少年ライオットの生きる世界はとても身近な世界しか認識せず、それこそ宇宙とは対照的な狭い世界でしかないが、この頃の少年の感じる可能性・視野は宇宙的な広さすら
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

ホラー映画としてみても、SF映画としても、どっちつかずの作品。

怪我する痛い描写があるので注意。

音を立てたら即襲撃してくる宇宙人に支配された地球で、静かに暮す、物音を立てずに暮らす話。

特にひ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

>ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリストのジョニーは、妹から頼まれて9歳の甥ジェシーの面倒を数日間みることになり、ロサンゼルスの妹の家で甥っ子との共同生活が始まる。好奇心旺盛なジェシ>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.5

盲目な彼女に恋をした、前科持ち闇ボクサーの話。

先にこの映画の良いなという点、それはバランス感覚である。
反社会勢力に影を落とすという擁護できない点を、「彼女を巻き込まないと約束してくれ」と、仕方な
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

史実を元にした作品。
英雄パイロットの奇跡の生還の再検証が行われる。

あらゆる視点で、誠実なパイロットの苦悩が描かれる。

疑心暗鬼、真相が分からない中で疑いを晴らしていく様、描写は見事。

後半で
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

是枝裕和作品の「みなまで言うな」を体現したかのような作品。

真実に興味のない職業弁護士が、意味不明な供述をする容疑者に影響され、真相や感情に少し興味を持つ。
でも容疑者は発言が二転三転する。

そし
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.5

人に死相がはっきり見えるフォルトゥナの瞳持ちの主人公。
担当医も偶然同じ目を持っており、人の運命に干渉すると自分に返ってくると言われる。で、恋愛要素もあり、みたいな映画。

死相が見えた悪質客かつ昔の
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

>この映画で描かれているのは、まさに人間の世界。
ズートピアの住人たちは、私たち人間のようなもの。
どちらも同じように、性別、年齢、学歴、出身地、見た目…そんな“違い”から生まれる様々な偏見の中で生き
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

原作読破済みで、映画。

ザイオンス効果とは、特定の人物や物事に何度も繰り返し接触することで、好感度や評価が高まっていくという心理的傾向を表す。

原作の行間を読む、想像する部分だと思ったが、実際には
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

ハリー・ポッターの世界観なので期待して視聴。
ドクターから始まる動物と仲が良い映画を思い出した。

主人公に魅力的な点が少ない、ノーマジックのおじさんの方がぽっと出なのにキャラが立っているし、惹きつけ
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.5

1作目を超えないだろうと思ったが、視聴して驚いた。匹敵する。

不良校の再生、腐敗した校長陣。デロリスは音楽クラスを担当し、コンテストを出ることで廃校に抗おうとする。

音楽に否定的で反抗的な女子生徒
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

意外と見る機会がなかったので初視聴。

パニック映画だけかと思ったら、意外と人間の愚かさなど書かれていてよかった。観光客の売上がかなり大きかったら海開き出来ないのは痛手なのもわかる。
コロナ禍での売上
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

ハリーポッターシリーズを総括して評価4.5

当時観ていた時は知らなかったが、賢者の石や秘密の部屋で出てきた道具・人間模様などがちゃんと活用されているのはかなり良かった。

ずっと観てきた人へのファン
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