店長さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

4.5

映画館で視聴、地上波で再度視聴。
良い点がひたすら有って語り尽くせないので3点に絞ってお伝えします。

①コト―先生、厳しい発言
ドラマを通しても厳しい発言がかなり少なかったコト―先生の、「医者じゃな
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星の子(2020年製作の映画)

4.5

新生児の湿疹を怪しい宗教の水で偶然治せてしまった家族の話。

良くない新興宗教にハマっている両親、二世の話。
普通の物事の見方をしている人間からするとここまで行き過ぎている宗教観だと否定できたりするの
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

静と動。無口な役所広司の、静かなる振る舞いと激情とも言える内面を示す映画。

万人におすすめはしない。
老人がひたすらトイレ掃除して毎日が少しずつ動いていくだけである。

彼は無口ではなく、世界が違う
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

>ケン・キージーの同名ベストセラー小説をジャック・ニコルソン主演で映画化。刑務所での強制労働を逃れるために狂人を装い、精神病院に入った男が巻き起こす反抗とその騒動を描くヒューマンドラマ。

精神病院と
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

不朽の名作。再び視聴。

メアリー・ロバートの「でも もっと自分の力を発揮したいの 私でなければ できないことで」
このセリフに尽きると思う。

本作の登場人物は保守派、革新派含めて、みんな自分でなけ
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

腐敗薬物ヤクザアウトロー系映画

失踪した娘が、悪魔的という一面を知っていくという話

娘に対する印象がまるっきり変わっていく点だけ、冒頭に挙げたジャンルからは逸脱していた。

でも基本的にはアウトロ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

朝井リョウらしく群集劇をオムニバス形式で描きつつ、点と点が線で繋がる。映像化。

本作品で特筆すべきは青春の、学園描写。それもスクールカーストであったり、部活動の使命感、帰宅部の空虚感、恋愛関係、恋を
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.0

自分は申し訳ないけど好きになれなかった。

浜辺美波側でも描かれていくのだが、何故彼女が居なくなったのか、彼女目線で見ても、特に気持ちが高揚することも感傷に浸ることもなく、ただ時間が過ぎていった。
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罪の声(2020年製作の映画)

4.5

未解決事件に使われた声を気づいた1家族の父親。
未解決事件を追う、記者。

記者が事件を追っていく様が一流の構成・描写で見ていて非常に面白い。

タイトル「罪の声」についても、テープの録音以外にも犯罪
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.5

Five_Nights_at_Freddy'sのパロディ映画

本家ゲームだと遭遇=死なんだが、
ニコラス・ケイジがまともに一言も発しないで、バッタバッタ倒すので妙に面白い笑いが出てしまう

ホラー要
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.5

面白さを何も感じなかった。
語ることもないぐらい、時間が無駄だった

弁護人(2013年製作の映画)

4.0

高卒弁護士、金稼ぎの後、恩を返す。

弁護士になる前、食い逃げをそんな事と許してくれた飲食店のおばさんに報いるために、どうあがいても得にならないみんなが断った不当逮捕された息子の弁護を行う。
前半は成
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.0

突飛な設定への導入の契機、道筋には妥当性・説得力のある話が必要である。
自分はこのように考えている。

擬似彼氏神谷くん側の家庭の時事場も、神谷くんの献身的な性格は後天的な家庭環境による比重が高いなど
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.5

評価が難しいが子育て要素の描写、共感も含め評価4.5とする。

前半と後半で感想を分ける。

前半は虐待を疑われる、近所迷惑で通報されるなど田舎に追いやられた家族が田舎の人に報われるような話で、後半は
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

あらすじ
一生に一度の出逢い。生涯、心に残る感動作の誕生。それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命の下に生まれた、ベンジャミン・バトンの物語。

こんな数奇な運命でも、ちゃんと一人
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.5

高校時代の友人チュナに再会したナミは、余命少ないチュナのため、かつての仲良しグループ「サニー」のメンバーを探し始めるうちに、人生の輝きを取り戻していく

高校時代の転校、そして現代のチュナが亡くなるま
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

時をかける一族の男と、やり直しについて。

タイムトラベルが無制限にできるから何度も試行し、女性にオイルを塗る、下着を上手く外せないぐらいで何度もリトライしてしまう、ある種トラベラーしか分からないよう
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恋は光(2022年製作の映画)

4.5

恋とは何か

「恋をした男の子」
「幼馴染に恋をしている女の子」
「恋を知りたい女の子」
「略奪する事が好きな女こと」

大学生らしい恋愛観、距離感で仲良く話が進行して、想定外のことも起きたりとニコニ
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.5

私は苦手な描写がある。
作中の何か経験を経て、唐突に朝ごはんを作り出す女性主人公だ。
とても嫌いな、二度と見たくない描写である。


幼少期に子供を溺死から救った父が居て、母子家庭になり、大学に進学せ
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

3.5

タイムリープものでありながら、高校生らしく、見方を変えれば世界がより良く見える、みたいな感想を主人公が得る。

そして、不穏な謎がタイムリープを重ねる毎に、雨が上がるのように晴れていく。

彼氏が物語
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

すばらしき世界、それは素晴らしくない世界の中で全ての人間が垣間見る事のできる素晴らしいと思える一欠片の要素であり、世界を肯定しているすばらしき世界という意味ではない。

この作品は、一度罪を犯した人間
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

赤ちゃんブローカーと、赤ちゃんポストの外側に捨てた母。
似たように最良とは言えない人生の人たちが多く出てくる。

赤ちゃんを売りに行く旅に出たはずなのに、何故かそこで「愛、愛され方、愛情」を知っていく
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.5

父、地元で有名な判事
息子、優秀な弁護士、でも愛は受けていない。

事件の謎、非協力的な姿勢の制御不能な被告、父。

過去の行動や不仲、家族の愛が少ない息子は同じことを繰り返し。
作中で語られる伏線や
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12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.5

昔、社会学の講義で先生がこの白黒映画を見せてくれた。

―扇風機も効かない暑い夏の日、狭い部屋で11人は有罪を確信し、1人は有罪を疑った。

建築家の主人公は判決に懐疑的になり、弁護士・検事が見つけら
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

いかにもな、米国ゴジラプロレス映画という感じの映画。

研究者が人間は病原菌だから怪獣によって浄化(滅亡)してもらうといい、次々と伝説の怪獣が解放される。

怪獣プロレスが描写として素晴らしいか、沸く
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

復讐の転生ハエの話。

コミカルだけど、しっかり殺意高めの戦略で、殺されたボスを社会的にも肉体的にも殺そうとする。

策の張り巡らし方がギリギリ笑えるレベルで着地していて、意外とバランス感覚が上手いな
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ロッキー(1976年製作の映画)

4.5

有名作を視聴。

結末も含めて、妙に現実味(リアリティ)があって、ロッキーの勇姿に興奮した。最初のエイドリアンと関わる描写からから他の人とは違う一面を覗かせつつ、応援したくなるようなそんな30歳と分か
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

>1823年、アメリカ北西部の極寒地帯。米国の毛皮ハンターの一団は先住民の襲撃を受け、筏のような船で川を下って撤収した。地元民のヒュー・グラスは、先住民だった妻の忘れ形見である息子ホークを連れてガイド>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

冒頭の設定、序盤の幽霊の伏線回収、宇宙を感じさせる相対性理論による1時間で数年経ってしまう現象。

どれも非日常で刺激的だった。

ありきたりな予想できる展開は少なく、また常識も通用しない、桁違いの孤
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

動物と話せる名医、ドクター・ドリトル。

せっかく面白い設定なのに、設定を活かしきれる脚本・舞台に恵まれていないと感じた。設定自体を活かして面白いなと思うのは最後のドラゴンへの治療、そもそもの治療とい
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

とても良かった。

写真という性質、エンタメ的な側面もあれば、人々の想い出、遺影のような悲しいけど避けて通れはしない性質。

全てを兼ね備えて、多くの人に支持され続ける写真という概念について高解像度で
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

エスメラルダに惹かれてしまう3人の話。
彼女の魅力がどれほどのものなのか、と考えてしまった

軟禁されている醜い鐘つき男の友人が石像ガーゴイルなので、ミュージカルで楽しさもあり、この立場自体に閉鎖的な
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

火星探索で置いていかれた植物学者がじゃがいも栽培から始めて、地球の機関を目指す話。

こういう科学サバイバル分野がかなり好きなのだが、意外とあっさりしていて物足りなかった印象となった。
最終的にはリス
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

当時見たが、再度ハリーポッターシリーズをすべて見たいので再視聴。
2000年代のCG技術の拙さも、魔法と割り切ればすごい不思議な世界が再現されていると捉えることも出来るので好評。

この1作品だけで、
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ビートルズに思い入れが何もないのでこの点数とさせてください。

特に映画的に面白い演出も展開も何もない。
面白くない。

仮にビートルズに造詣が深かったとしても、映画的な浅さにうんざりしていたと思う

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.5

ドタバタ結婚式映画

タイトル通り、結婚式でアガる、アガってしまう人達の物語。

どうやってこのトラブフを超えて新郎新婦に一生の思い出として思っていただけるか、プランナーが暗躍する。

個人的には大部
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