強いさんの映画レビュー・感想・評価

強い

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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

3.0

先日デストイレを見た俺に死角無しだぜ!!とバカ映画に対する強気態度で臨みましたが、初手の『VFX:Car on fire』で爆死しました。なんなんだもう面白い。
確かマリー・アントワネットも予算が無か
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.3

ポン・ジュノ✕ソン・ガンホでもこんなに予算ギリギリな時代があったんだ〜!?というほど時代を感じるキュートなCG化物&ウイルスパニック。

冒頭からなんか出てきた!と思ったらデッケェキモ生き物。恐ろしい
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性の劇薬(2020年製作の映画)

3.6

何年も前に見て以来だったけれど、信頼できる情報筋で偶然久々にこの映画のタイトルを見た。ので、ちょっと再見。

日本でここまでやれるのは凄いよな。
ストーリーとしてちゃんとブレずに「生と死」を描くのはな
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.5

こちらが本家だと言うことは分かっている。
分かっているが、もうずっとずっとずっとニコラス・ケイジがチラつく!!!
ニコラス・ケイジが居ないから悪い。ニコラス・ケイジさえいえばお姉さんは怪我しなかった。
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.8

今日絶対に見よう!と思っていた映画の配信が既に終わってしまっていて、あまりにもショックで、そのショックを帳消しにしてくれるような映画が見たくて、最近オススメされた中で一番フィルマークス点数が低い物に手>>続きを読む

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.7

レゴ映画は殆ど見たことがなかった、が、これはすごい!可能性を感じる!(だからこのあと沢山作られてるってのは、それはそうだけど)

ごくごく“普通”の男がひょんな事から選ばれし者として全然普通じゃない世
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

ジャーナリズムと正義と嘘、そして本性。

生徒と教師が関係を持ったとマスコミが騒ぎ噂が流れ双方が死んでしまった事件を追いかけるフリードキュメンタリー監督の由宇子。
自身の正義の信念に基づいて、作品を制
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.5

幼少期にショッキングな体験をしたルークと、ずっと一緒にいてくれたイマジナリーフレンド“ダニエル”。
ダニエルに言われるがまま薬を盛り精神病の母を殺しかけた小さなルークは、ダニエルをドールハウスに封印す
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息もできない(2008年製作の映画)

4.4

いつぞやの記憶の片隅にあった“愛”を疑って手繰り寄せて握り潰す。

悪態以外の言葉を知らず暴力に塗れて生きてきたチンピラのサンフン、期待しない素振りだけは上手くなった女子高生のヨニ。
偶然に出会った二
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愛してる!(2022年製作の映画)

3.9

いまいちパッとしない地下アイドルがSM業界に足を踏み入れる!天才No.1女王様・カノン様による奴隷修行を経て女王への階段を駆け上がりながら地下アイドルとしての地位も掴み取っていく本性曝け出しサクセスス>>続きを読む

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.5

白石監督のお得意技であるモキュメンタリーホラー。
コワすぎ!劇場版とほぼ同時に撮影していたのかな?というようなタイミングでの連続公開にワクワクしたのを覚えている。
が、如何せん地方では公開期間も短く泣
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.9

実はヒトラーは死んでおらず東條も逃げてきた世界線。二人はガーナに亡命し、血染めの党旗で現地民を洗脳し、第三帝国を築き上げる!

空手を教える東條、瓦風発泡スチロール、洗脳済み新国家国民ガーナアーリア人
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

冒頭30分で「何故これが純愛映画になるのか」と不思議でならないほど最悪な気持ちになった。前科3犯、もうどうにもならないであろうダメな男。やることなすこと全て犯罪で見てられない。

ああ、でも、この世界
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無名(2023年製作の映画)

4.2

日中/太平洋戦争時のスパイ、いやスパイのスパイ、いやスパイのスパイのスパイ…として動いた男達の物語。

前半はこれ程までに自分の無知を恨んだことがないほど難解で、ある程度知ってる名前や年号が出てきてや
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うまれる(2021年製作の映画)

3.8

娘を転落死で亡くしたシングルマザー。自助グループのセラピーに通いながら心の落とし所を見付けようとするも、娘の死が本当に事故死だったのか、と疑心暗鬼から抜け出せない。

グループセラピーに参加したことは
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ドーム/寄宿舎(2006年製作の映画)

3.9

これはタイ産の“学校の怪談”である!

寄宿学校へ転校したチャトリーが遭遇する怪異。怖い噂と新しい友達。
タイ独特のロケーション(これがマジで素晴らしい!)も相まって、かなりホラーの色味が強いけれどジ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

ずっと楽しみにしていた最悪熊パニック!
輸送途中で失敗して山の中にブチ撒けたコカイン、そこに鼻先を突っ込んだクロクマ!
これだけで、極悪獣コカイン・ベアの誕生です。
学校サボるガキ共、それを探す親、コ
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ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.9

父親は言った。「交際をやめられないのなら、私が死んでからにしろ」それがトリガーになるなんて。

カナダの移民家族に起きた両親殺しの事件録。
実際の映像と再現VTRのコントラストに夢中になる。実在の事件
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少し未来のある部屋で(2021年製作の映画)

3.3

男性に人工子宮を移植できるようになった少し未来のSF。創作にありがちな設定ながらそこに起こり得る問題をモチーフにした作品。

まずそもそも未来の情報漏洩ヤバすぎるな!とかお前のか〜〜〜い!とか諸々のツ
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真実の穴(2021年製作の映画)

3.5

スティーブン・フューラーの出演作漁っていたら辿り着いたタイ産ホラー作品。
シングルマザーの母が事故にあい、見ず知らずの祖父母家へ行く事になった姉弟。祖母宅の壁に開いた謎の穴から洩れ出す怪異との同居ホラ
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.3

イースターまでの1週間で栄養士の叔母宅に滞在するふっくらしたガール。ダイエット監督をしてくれる叔母はスパルタだし、従兄弟は意地悪だし、叔母の男と何だか変!

イースターの断食時期と過激なダイエット、イ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

たった2分を何度も繰り返すのにその2分で出来ることどんどんやってく、舞台みたいなワンシチュエーションムービー。
なんだか舞台っぽいな?と思ったらヨーロッパ企画!超納得です

たまにこういうのも良い!
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

【これからゴジラVSコング4DXを見る人へ】

・ポップコーンは買うな
・楽な服で行け
・ニット帽はぬげる
・休憩時間は ほぼ無い
・眼鏡よりコンタクトの方が良い
・ポップコーンは買うな
・酔い止め飲
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

出た〜〜〜〜!!!カラオケ行こ!!!!
 
そもそも原作漫画のファンなので綾野剛どうなん〜?!と思っていました。案の定、綾野剛は狂児じゃないや〜ん?と思いつつも綾野のファンの私、開始即手のひら返し。狂
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.4

なにもないシグネ。孤独のシグネ。恋人は人に囲まれるアーティストだけど、特別な才能も美貌もない彼女が「特別」になるためのたった一つ地獄への片道切符へ手を伸ばす。

承認欲求の地獄は誰をも少しづつ巻き込み
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チートゲーム(2021年製作の映画)

3.4

ボスが死んだことを隠しながら他勢力に負けじと活動を続けるマフィア(ほぼチンピラだが)とその他勢力との金とプライドと女を巻き込んだ闘争劇。

ほんとにティワ監督?!と思うくらい振り切ったコメディアクショ
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家政婦と少年(2020年製作の映画)

3.5

タイの格差社会描いた一つ屋根の下の家政婦と家の子供の最後の一日のショートムービー。
どれだけ格差が浮き彫りになろうと、純粋な子供には必要な大人の在り方は歴然な訳で。
親であっても帰宅時間を知らないのに
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シスターズ(2004年製作の映画)

3.6

「同じ目に遭ったら、もう二度と誰にも会いたくなくなるはずよ」

バンコクから田舎のステージに出る為にやってきたバンドマン達。気味の悪い安ボロホテルに足を踏み入れ、排気ダクトから垂れ下がる白い布に興味本
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.3

超短気なジジイ、賭けで揉めて一家惨殺し店を乗っ取り遺体は肉だねにしたという狂気の点心屋は元ネタ事件のある話だそう。
オープニングで人間の丸焼き、クレジット後も出だしからずっと悪い顔のウォン・チーハン!
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ドイ・ボーイ:路地裏の僕ら(2023年製作の映画)

4.0

タイはチェンマイ。異性愛者でありながら男娼として働くミャンマーからの不法移民のソーン、ソーンの客で警察官のジー、恋人を警察に殺された活動家のウット、の三人の人生が絡み合う。

コロナのような緊急事態が
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犬人間(2022年製作の映画)

4.0

冒頭からガッツリ「ヤバイ犬」と暮らしている金持ちのイケメンとマッチングアプリで会ってしまった女。一晩過ごして朝を迎えたら「ヤバイ犬」とのご対面。

この多様性のご時世「今時普通だよ」を掲げられて揺らい
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.4

池の外に出たことのない真鴨の親子が住み慣れた池を飛び出て、冒険するストーリー。
子離れせねばならない親鴨、思うよりずっと危険な外の世界、でも、飛び出なければ出逢えなかった最高の景色や経験、夫婦の絆も友
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.4

韓国の大真面目ほん呪系モキュメンタリーホラー。
旅館トンソン荘の殺人事件現場で撮られた不可解な映像。事件について調べていくと、別の事件や人物との繋がりが明らかになっていく。

予告からずっと楽しみだっ
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The Blue Hour(英題)(2015年製作の映画)

3.8

『Blue hour』は丁度、昼と夜の間の青い時間のことを言うそうです。

限りある狭間の儚い時間。対極にあるものの谷間は、空の色だけではなく、何事にも存在すると思う。普通と異常、本音と建前、子供と大
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

四人のクズ男と四人のクズ寄せ女達。

・配信で色んな女から金を貰いつつ家に転がり込んできて寄生する束縛ヒモバンドマン。
・セックスの度に「貴方が一番面白い!」と言わせながらイく風俗通いの俳優。
・「オ
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元彼におめでとう!(2023年製作の映画)

3.6

経営がヤバめな上にまさかの元カレAに依頼された仕事に不運が付き纏って窮地に立たされたウエディングプランナー、別の元カレBに協力してもらいなんとか元カレAの結婚式を成功させようとする、の巻。

たまにこ
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