まいしほさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

戦雲(1959年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦がテーマの戦場映画。めちゃくちゃストーリーが面白いとかアクションが凄いというわけではないけど、思ってたよりは楽しめた。フランク・シナトラとスティーヴ・マックイーンが出てるし。アジア人がど>>続きを読む

キャビン イン ザ スカイ(1943年製作の映画)

3.5

オール黒人キャストのミュージカル。最初に黒人の描き方についての注意書き的なのが表示されるけど、正直多くの日本人はどこら辺が問題なのかあまりわからないと思う。明らかに差別的な発言があるとかではないけど、>>続きを読む

情欲の悪魔(1955年製作の映画)

3.7

ルース・エッティングという歌手の反省を描いた映画。
ドリス・デイの歌や映像が綺麗だったのは良かったけど、マーティン・スナイダーがクソすぎてイラついた。最初から嫌なやつだったのに、結婚したルースのことも
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何が彼女をそうさせたか(1930年製作の映画)

3.4

授業で鑑賞。
日本のサイレント映画は初めて観た。初歩的なことだけど、縦書きの字幕が新鮮に感じる。
主人公のすみ子が本当に不憫で、暴力的なシーンや汚い感じのシーンは目を逸らしたくなるほどだった。

美人劇場(1941年製作の映画)

3.7

ジュディ・ガーランド、ラナ・ターナー、へディ・ラマーが演じる3人のジーグフェルドガールの話。へディ・ラマーがすごく美人だった。この時代のミュージカルにしてはストーリーも割としっかりしてると思った。

類猿人ターザン(1932年製作の映画)

3.7

結構面白かった。意外とサバイバル系の映画好きな気がしてる。動物とのシーンをどうやって撮影したのか気になる。ライオンなどの動物が画面に近づいてくる場面は今見ても怖かったし、取っ組み合いのシーンとかも一体>>続きを読む

メリイ・ウィドウ(1952年製作の映画)

3.4

普通につまらなかった。ダニーロが好きじゃない… 歌や踊りや衣装などのストーリー以外のところでもあまり楽しめなかった。

秀子の車掌さん(1941年製作の映画)

3.4

授業で鑑賞。
バスガールの高峰秀子がバスの客を増やすために名所案内を始めようとする。

マルクス一番乗り(1937年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

初めてマルクス兄弟の映画を観た。コメディだけじゃなくて、そこにミュージカル要素も入ってて本当に凄い娯楽作品だなと思った。今でも楽しい作品だけど、特に、テレビなどがなかった当時の人たちにとっては。スピー>>続きを読む

ハーヴェイ・ガールズ(1946年製作の映画)

3.8

主演はジュディ・ガーランドだけど、シド・チャリシーもハーヴェイ・ガールズの1人として出てる。 少しだけど、ソロで踊るシーンもある。ハーヴェイ・ガールズは可愛いし、歌も踊りもどっちも楽しめる楽しい映画。

白い婚礼(1989年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

教師(しかも結構な年)と生徒の禁断の恋。テーマからしてモラルに反するけど、現実的にそういったことをあまり考えず、映画として観ると面白い。先生も生徒もやばいけど、やっぱりここは先生が大人として一貫して気>>続きを読む

浮かれ姫君(1935年製作の映画)

3.6

ミュージカル。
フランスの王女が策略結婚から逃れるためにそこから抜け出して、アメリカに行き、かっこいい男に出会うも、追手が自分のことを連れ戻そうとしてて…というちょっとローマの休日を思い出すようなスト
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足ながおじさん(1955年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

はぁ、最高すぎる…
フレッド・アステアもレスリー・キャロンもどっちも好きだし、2人の組み合わせも良い。ダンスは絶対良いだろうと思ってたけど、それを超えてきたし、予想外に美術面がとても素晴らしかった。大
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女性No.1(1942年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キャサリン・ヘプバーンとスペンサー・トレイシーの初共演作。
たとえ女性No.1に選ばれても、家での様子は身内にしかわからんからな。逆に、家庭のことを頑張っている人が表彰されることはない。だから、家族が
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ブリガドーン(1954年製作の映画)

3.9

同じ年に作られた”掠奪された七人の花嫁”とよく一緒に話題に出される気がする本作。大作として力を入れて製作されていたブリガドーンの方がヒットすると思われていたのに実際は掠奪〜の方がヒットしたし、Film>>続きを読む

グレート・ワルツ(1938年製作の映画)

3.6

カメラ・ショットや編集が印象的だったな。ストーリーは微妙だったけど、ドレスやジュエリーで着飾った綺麗な女優さんたちを観れたので満足。ザッツ・エンタテインメント(PART2だったかな?)に出てきた馬車に>>続きを読む

星の王子さま(1974年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーもミュージカルも大好きなので、これは刺さった。
原作は前に一度読んだことがあるけど、あまり覚えてないし、そもそもその当時話がよくわからなかったんだけど、見始めたらもともといた小さな星での話
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キス・ミー・ケイト(1953年製作の映画)

3.8

キャサリン・グレイソンとハワード・キールが主演なので、とにかく歌がガチ。でも、アン・ミラーやボブ・フォッシーなんかも少し出ているので踊りもすごい。特に、“From This Moment On”!もと>>続きを読む

くたばれ!ヤンキース(1958年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スタンリー・ドーネン監督が好きだから観たので、ボブ・フォッシーが関わっているとは全く知らなかったのに、偶然同じ日に”スイート・チャリティー”からのこれを観た。
テレビで野球を見るのが大好きなおっさんの
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スイート・チャリティ(1968年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

私のFilmarksのClipの中で1番後ろにあったずっと観たかった本作をついに観れた〜!少し遠めの TSUTAYAに行って借りてきた。
とにかくセンスがすごかった。"Big Spender”とか"R
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簪(かんざし)(1941年製作の映画)

3.7

授業で鑑賞。
田舎の宿に泊まる客たちの交流を描いた素朴な映画。自分から見ようと思って見たわけじゃない映画を気にいることってなかなかないんだけど、これは良かった。それぞれの客のキャラクターが良いし、雰囲
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カッスル夫妻(1939年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結構異端なアステア・ロジャース映画。実在の人物の伝記映画だからドラマ色が強いし、後半は戦争というシリアスな展開になって、アステアが演じるキャラが死ぬ悲劇的なエンディングだし。前半と後半で話の雰囲気が全>>続きを読む

掠奪された七人の花嫁(1954年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは好きじゃないけど、祭りでのダンスシーンがすごいのと、色使いが好き。
スタンリー・ドーネンの映画の色使いはほんとどれも好み。DVDについてた特典映像で、ドーネンはロケでの撮影をやりたかったけ
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めぐり逢い(1957年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

“邂逅”の方を観ようと思ったら、めぐり逢いが邂逅のリメイクだと気付いた。私はケーリー・グラントが好きなので、まずこっちをストーリーを知らない状態で楽しみたいと思って、先に観ることにした。結構予想外な展>>続きを読む

妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

授業で観た。
悦子と春作、一度は一緒だった人たちとは思えないほど合わないな笑 しばらく会ってない父に会いに行って、そこでの女と子供たちに初めて会うシーンが好き。イタリア映画の”ひまわり”を連想した。

踊る不夜城(1937年製作の映画)

3.8

結構良かった。
ダンスのお気に入りは中盤あたりに広場っぽいところでエレノア・パウエルとジョージ・マーフィーが踊る"I'm Feeling Like a Million"とラスト一連のシーン。エレノア・
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

セーギ(佐藤ゆうこ)の「ねえ、しんのすけくん。なあにそれ?」を聞きたいがために観たけど、話も普通に楽しめた。
やっぱり、セル画の雰囲気好きだな。

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.3

授業で観た。
男の顔が区別できなかったせいで、話を完全には理解してない。

踊るアメリカ艦隊(1936年製作の映画)

3.6

ラストのエレノア・パウエルのダイナミックな踊りももちろん凄かったのだけれど、コンチネンタルクラブでのダンスシーンもなかなか良い。
ジェームズ・スチュワートが出てるのも見所の一つかな。
ストーリーはたぶ
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サマー・ストック(1950年製作の映画)

3.7

ストーリーがあまり好きじゃなかった。劇団の人たち(特に前半)と妹にイライラした。でも、ジュディ・ガーランドのタキシードジャケットに中折れ帽姿が有名な”Get Happy”は良かった。最初にこの衣装が使>>続きを読む

アダム氏とマダム(1949年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーン演じる弁護士夫婦が、奥さんが旦那の浮気現場で発砲騒ぎを起こした事件をそれぞれスペンサー・トレイシーは男側、キャサリン・ヘップバーンは女側で弁護するという>>続きを読む

奥様は顔が二つ(1941年製作の映画)

3.6

グレタ・ガルボの引退作。一回観る分には退屈しないけど、また観たいとは思ないかな〜 結婚を決めるのが早すぎ!

あのこと(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

望まぬ妊娠をしてしまって…という映画は色々あるけど、これほどまでにリアルで生々しい作品は初めて観た。基本的には主人公がずっと孤独で苦しい。主演女優の演技もすごかった。途中顔がアップで涙がポロっと溢れる>>続きを読む

ウィズ(1978年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

舞台や曲調が現代風で出演者が全員黒人のオズの魔法使い。悪くない。オープニングクレジットでレナ・ホーンって出てきて、この映画に出てるの知らなかったからそれだけでテンション上がった。最近、MGMミュージカ>>続きを読む

土曜は貴女に(1950年製作の映画)

3.8

すごい面白かった!フレッド・アステア演じるバート・カルマーとレッド・スケルトン演じるハリー・ルビーのやり取りが結構笑えるし、歌とダンスのパフォーマンスも良い。特に、”Mr. and Mrs. Hoof>>続きを読む