まいしほ

カッスル夫妻のまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

カッスル夫妻(1939年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

結構異端なアステア・ロジャース映画。実在の人物の伝記映画だからドラマ色が強いし、後半は戦争というシリアスな展開になって、アステアが演じるキャラが死ぬ悲劇的なエンディングだし。前半と後半で話の雰囲気が全然違う。号外の新聞のところで、時期的に第一次世界大戦だなと思ったし、冒頭に悲しい物語的なことが書いてあったのとオープニングクレジットに奥さんの名前だけ書いてあったので察したよね… ラストまでにも何回か、もしかして死んだかと思わせられるところがあってドキドキした。亡くなり方も、敵に撃たれたとかじゃなくて、訓練中の事故で、しかも後ろに乗っていたら助かってたかもしれないという… 面白かったけど、つらい話なので何回も観たくなるようなタイプの映画ではない。2人のダンスシーンは本当にどれも素敵なので、そこだけは何回も観たいけど。あと、ジンジャーがいつも以上に綺麗に見えたな〜衣装がかわいいし、お嬢様役がよく似合ってた。前半部分で言うと、なんでもかんでもカッスルと名のついた商品があるのを紹介するシーンが好き。

これで、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの共演作は全部観た!2人のコンビネーションが本当に大好き。これからもずっと2人の全ての映画を何回も観ていきたい。
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