まいしほ

掠奪された七人の花嫁のまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

掠奪された七人の花嫁(1954年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは好きじゃないけど、祭りでのダンスシーンがすごいのと、色使いが好き。
スタンリー・ドーネンの映画の色使いはほんとどれも好み。DVDについてた特典映像で、ドーネンはロケでの撮影をやりたかったけど予算が少ないから、結局セットでの撮影になって、出来上りを見たとき”Wonderful, Wonderful Day”のシーンの背景が明らかに絵っぽくてがっかりしたと言っていた。でも、私は全体的な画質がそんなに良くないから、逆に絵の背景ともマッチしてて、映画全体としてどのシーンを切り取っても絵画のような雰囲気があって素敵だなと思った。他には、”Spring, Spring, Spring”も映像が綺麗で好き。
サビニの女たちの略奪という元ネタがあって、それからできた話だから、しょうがないっちゃしょうがないんだけど、結局暴力というか力任せでやった方が勝つ感じがちょっと… 花嫁たちも町の婚約者をあんなに簡単に裏切って、自分を力尽くで連れ去った男と一緒になるってのが納得できない。
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