まいしほ

足ながおじさんのまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

足ながおじさん(1955年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

はぁ、最高すぎる…
フレッド・アステアもレスリー・キャロンもどっちも好きだし、2人の組み合わせも良い。ダンスは絶対良いだろうと思ってたけど、それを超えてきたし、予想外に美術面がとても素晴らしかった。大学の場面や想像の場面など。フレッド・アステアの見せ場もレスリー・キャロンの見せ場もある。どのダンスシーンも本当に良かったけど、一つお気に入りを挙げるとしたら”Sluefoot”かな。フレッド・アステアが50代半ばとは思えない軽やかな踊りを見せてくれる。私はフレッド・アステアの後半の出演作だと”パリの恋人”が一番のお気に入りで、映画全体としてはパリの恋人の方が好きだけど、フレッド・アステアの映画としてはこっちの方が好きだわ。奥さんが亡くなったばかりで本当につらかったと思うけど、こんなに素晴らしいパフォーマンスを世に残してくれてありがとうと言いたい。
私は映画での年齢差とかはあまり気にしないタイプだし、原作の足ながおじさんも読んだことがないので純粋に楽しい映画だった。2年間、ジュディのことを忘れてたのはさすがにおいおいって感じだけど。フレッド・アステアが演じてるから普通にいい人に見えるけど、現実だったら金持ちの家柄で全然苦労せずに生きてきたやばいおっさんそう。
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