まいしほ

星の王子さまのまいしほのネタバレレビュー・内容・結末

星の王子さま(1974年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーもミュージカルも大好きなので、これは刺さった。
原作は前に一度読んだことがあるけど、あまり覚えてないし、そもそもその当時話がよくわからなかったんだけど、見始めたらもともといた小さな星での話とかを少しずつ思い出してきた。
火山を掃除したり、バラに水をやるシーンがすごくかわいい。他の地球に来るまでの星でのシーンも地球でのシーンも全部かわいい。物語の世界観もだし、映像の雰囲気も好き。
子役も良かった。特に声。声質もだし、イギリス英語の響きが聞いててすごく心地良かった。
ボブ・フォッシーが蛇役で、常に蛇っぽくくねくねした感じで動いてるのとか、Sから始まる単語を言うときに蛇っぽく「シー」って言うの好き。
終わり方もいいわ〜。夢だったけど、何も起こらなかったわけじゃないというか… 星空を見て星の王子さまの笑顔を思い出して良い気持ちになれてるからね。その前の「僕の星がどれかは言わないでおくよ。そしたらどの星を見ても笑顔になれるから。」的な台詞も好き。
シンプルに改めて原作の良さに気づいた。印象的なセリフがたくさんある。今更だけど、世界中でずっと愛されている理由がよくわかった。絶対原作読み返す。
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