まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

まーしー

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ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

3.5

母親が目を離した隙に、3歳の次男が行方不明になった家族の物語。

久しぶりに再鑑賞。
不倫相手の子どもを誘拐し、自分の娘として育てる女性を描いた『八日目の蝉』を思い出した。
『八日目の蝉』は、娘を誘拐
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

田舎に住む農家の老夫婦の貸部屋でポルノ映画を撮影するスタッフたち。しかし、その老夫婦には裏の顔があった——。
A24が送るシリーズ3部作の第1作。

エロとグロを織り交ぜたスリラー映画。
ポルノ映画の
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.0

『死霊館』シリーズ第3作。『死霊館』ユニバース第8作。
1981年、殺人事件の犯人が悪魔の憑依を理由に無罪を主張した「アーニー・ジョンソン事件」が題材。
超常現象研究家のウォーレン夫妻と悪魔の対決を描
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前科者(2022年製作の映画)

3.5

保護司とは——犯罪や非行に陥った人の更生を任務とする非常勤の国家公務員。報酬はない。
この保護司に焦点を当てた本作。ずしりと胸に響く内容だった。

主人公は、保護司の阿川(有村架純)。殺人や詐欺などの
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.0

ミステリーゲーム開催のため、億万長者マイルズ(エドワード・ノートン)からプライベート・アイランドに招待された人たち。しかし、孤島で事件が発生する……。
招待を受けた探偵ブノワ(ダニエル・クレイグ)が、
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

白昼堂々の銀行強盗。行内の銀行員と客を人質に取り、立てこもる。
強盗グループの狙いは何なのか——刑事と強盗と弁護士の思惑が絡んだサスペンス。

刑事役にデンゼル・ワシントン、強盗役にクライヴ・オーウェ
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

息子を失った老夫婦(ケヴィン・コスナー、ダイアン・レイン)。
息子の嫁が孫を連れて再婚したものの、その結婚相手は暴力的な男性だった……。
孫を取り戻そうと奮闘する老夫婦を描いたサスペンス映画。

実際
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.5

映画シリーズ第37作。
今回の舞台は南極。のび太が南極で謎のリングを発見したことから始まる、氷河下の巨大遺跡の冒険物語。

思った以上にサイエンス要素あり。
他のドラえもん映画でも科学を取り入れていた
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

シリーズ第7作。
今回、イーサン・ハント(トム・クルーズ)の敵は、人類の脅威となるAIとイーサンの過去を知る男。
AIに必要な2つの鍵をめぐり、世界を舞台に争奪戦が繰り広げられる——。

キーアイテム
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

子どもの連続失踪事件が起きる閑静な住宅街。
犯人に誘拐された少年フィニーも、地下の暗室に監禁される。
ある時、部屋に置かれていた黒電話のベルが鳴り響いた——。

33人の青少年を殺害した連続殺人犯ジョ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

『ゴジラ』シリーズ第29作。
巨大生物「ゴジラ」が東京に出没。第1形態から第4形態まで進化を遂げながら、徐々に攻撃力もアップしていく——。
次々に街を破壊するゴジラに立ち向かう人間の姿を描いたパニック
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

シリーズ第3作。
前作で掟を破ったジョン・ウィックが、世界中の殺し屋から命を狙われる。副題の「パラベラム」とは「戦争に備えよ」という意味。

一言で表現するなら、ジョン・ウィック演じるキアヌ・リーヴス
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.5

この作品が伝えたかったのは何だろう。
鑑賞後、何度も自問自答した。それほど、奥行きがあるだろう作品だった。

本作の主人公は、妻を失った演出家の家福(西島秀俊)と、その専属ドライバーみさき(三浦透子)
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

85歳の誕生日の翌日に死体となって発見された人気小説家。
自殺か?殺人か? 一人の探偵が真相に迫るミステリー。
タイトルの「ナイブズ・アウト」とは、「複数のナイフが出た状態」という意味。実際、複数のナ
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ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

3.0

2003年に起きた事故を題材にした、実話ベースのオーストラリア映画。
北オーストラリアで川釣りツアーに参加した男女3人が、イリエワニ(人喰いワニ)に襲われる——。

ワニに襲われ、マングローブに囲まれ
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

米ソ対立の冷戦時代。
第三次世界大戦も危惧される中、祖国の機密情報を漏洩させたソ連GRU幹部とイギリス人セールスマンの交流をサスペンスフルに描く。

半世紀以上前の話ながら、当時の政治的緊張も情報戦で
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

東京発・京都行の高速列車“ゆかり”に同乗した10人の殺し屋たちが、時間の経過とともに、少しずつ関わりを持っていく。原作は伊坂幸太郎の『マリアビートル』。

日本が舞台ながら、「トンデモJAPAN」な世
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

700Marksのキリ番作品はこちら。

ただ、私には難しかった。魔性の女性と、彼女を追う刑事の悲恋物語。
構成を2部に分け、それぞれのパーツに「別れる決心」が描かれていたように思う。

前半の舞台は
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.0

お調子者のフェイフォン(ジャッキー・チェン)が、修行に励みながら酔拳を習得するカンフーアクション。
同じジャッキー主演の先行映画『スネーキーモンキー 蛇拳』の姉妹作品。

名門道場の息子が、修行を通じ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.5

遺伝子操作で知能の発達したサメが研究施設の人々を襲うパニック・ムービー。

サメ映画の中でも大好きな作品。
海に囲まれた研究施設からの脱出劇と、いつサメに襲われるか分からない恐怖が見どころ。
本作のサ
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ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.0

香港警察のリー捜査官(ジャッキー・チェン)とロス市警のカーター刑事(クリス・タッカー)がバディを組んだコメディ・アクション。
大使館の爆破事件の真相を解明すべく、再び凸凹コンビが活躍する——。

本作
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.0

相次ぐ爆発事件の真相にコナンが迫るシリーズ第25作。
今回の準主役は公安警察ゼロに所属する安室透/降谷零。

「黒の組織」や「怪盗キッド」が登場しない、王道ミステリー。
3年前に起きた爆弾事件、殉職し
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

何とも不思議な感覚に襲われるオカルトホラー。
主人公の羊飼いの夫婦二人が育て始めたのは、羊から産まれた「あるもの」。
アダと名付けられた「あるもの」は、見た目からして不気味。
コメディのような錯覚を覚
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映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史(2009年製作の映画)

3.0

時空の歪みによって、のび太の部屋とコーヤコーヤ星が繋がったことから始まる、友情と冒険の物語。同名作品のリメイク版で、映画シリーズ第29作。

オリジナル版に比べ、より骨太になった印象。
大きな変更点は
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

今さらながら劇場へ。

とにもかくにも、そこに広がっていたのはマリオの世界だった。
ブロックを壊してのアイテム入手、土管に入っての移動など、マリオのコンセプトを大切にしている印象。
また、海中を泳ぐイ
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失楽園(1997年製作の映画)

3.5

改めて概要を書くまでもないだろう。不倫を描いた作品と言えばコレ。
役所広司と黒木瞳のW不倫とその顛末を描いた衝撃作。
まさか世間が不倫で盛り上がっている中でレビューする事になるとは……。

ただ、この
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

お弁当屋で働く元風俗嬢のちひろさん。誰とも分け隔てなく話す彼女は、街の人気者。

観ている私も、有村架純が演じるちひろさんの、天真爛漫な言動に惹き込まれた。
ホームレスの高齢者をお風呂に入れたり、不登
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

「ご都合主義」「アメリカ万歳映画」といった批判が付きまとう作品だろう。
地球に衝突する小惑星を破壊すべく、宇宙に飛び立つ14人。
地球滅亡の回避の方法や、短期間で素人が宇宙へ向かう展開は、何とも非現実
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.0

リーアム・ニーソン主演。
爆発事故で鉱山に閉じ込められた作業員を救助すべく、「アイスロード」と呼ばれる氷の道を大型トラックで走行するカーアクション。

3台の30t大型トラックが走る道は、厚さ80cm
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.0

舞台はニューヨーク州マンハッタン島。
コカイン強奪犯2人組が、駆け付けた警察官たちを射殺して逃亡する事件が発生。警察はマンハッタンに掛かる21本の橋を封鎖し、犯人を追うことに——。

王道のクライム・
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ラストサマー2(1998年製作の映画)

3.0

前作から1年後。
ヒロインが旅行で訪れた孤島を舞台に、登場人物が1人、また1人と姿を消していくスラッシャー映画。
主演は引き続きジェニファー・ラブ・ヒューイット。

怪しい島のホテル。他に宿泊客はいな
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

4.5

スポーツ選手の契約の代理人(エージェント)を描いた人間ドラマ。

エージェント会社を解雇され、裸一貫で独立したジェリー(トム・クルーズ)。
彼の計画に魅力を感じたシングルマザーのドロシー(レネー・ゼル
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ルームメイト(1992年製作の映画)

3.0

見ず知らずの人と同居することの恐怖を描いたスリラー映画。
定番の「実は裏の顔があった」シリーズ。

ヒロインは、恋人と別れたばかりのアリー(ブリジット・フォンダ)。
彼女の透き通るような白い肌が美しい
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.0

冒険小説を書き続ける女性作家と、その本の表紙を飾る男性モデル。
小説の新作発表会の帰り道、女性作家は誘拐され、孤島に連れて行かれる。犯人の狙いは、その地に眠る秘宝を見つけること。
男性モデルが彼女の救
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バウンド(1996年製作の映画)

4.0

『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉妹の監督デビュー作。
隠れた良作だと断言できる一本。

本作は、以下の3人の視点で物語は進行する。
・出所間もない女性コーギ
・コーギの働き場の隣室に住むマ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.5

タイトルの通り、1984年を舞台にしたDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)9作目。

前作から約70年後。スミソニアン博物館で働くダイアナ(ガル・ガドット)。
さらに、風変わりな同僚の女性バー
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