認知症、介護、障碍者、格差社会など韓国の社会問題をベースにしたサスペンス作品。認知症の妻と加齢で目が見えなくなった夫の家に、家政婦として入った低所得層の主人公を描く。軽度の障碍や高齢者をとりまく人々も>>続きを読む
韓国のスケート界の性加害事件を描くドラマというか、おぞましすぎて、ホラーとも言える。
※作品中に性加害を想起させるシーンがあるので、ご注意ください。
実話を元にしたというクレジットはありませんが、>>続きを読む
『悪なき殺人』のドミニク・モル監督作品。第48回セザール賞で作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞の6冠。
さすがに、傑作でした。サスペンス・スリラーという宣伝があり、女子大学生ク>>続きを読む
ダンス大会優勝を目指す若者たちの物語。舞台はロンドン。インド系青年サヘージの所属するダンスチーム「ストリートダンサー」と、パキスタン系女性イナーヤトの所属するチーム「ルール・ブレイカーズ」は、ライバル>>続きを読む
「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督の最新作。同シリーズのスピンオフ的な、アクション・コメディ。同シリーズが好きな人は、とても楽しめる作品。特に、VFXで痛快な演出がされたアクションシーンは>>続きを読む
結婚直前で愛と意味に揺れる若者2人の物語かと思いきや、その両親がそれぞれ不倫していてという、コメディ要素のある物語。
ダイアン・キートン、スーザン・サランドン、ウィリアム・H・メイシーと名優が揃ってい>>続きを読む
『ミッドナイトスワン』の内田英治監督の原作・脚本・監督とのことで、期待して観たのですが、残念でした。作品の中盤にかかる前に展開の予想がたち、そのまま終わりました。TVの〇曜サスペンスかと思いました。>>続きを読む
【今週公開】
東京国際映画祭(10月23日-11月1日)で、プレミア上映された台湾映画。台湾の厳戒令解除後の若者の姿を描く。デモや大学闘争は、この物語の背景として描かれるものの、軸は、自由を求める若者>>続きを読む
第19回(2024)大阪アジアン映画祭コンペティション作品。
カンヌ国際映画祭監督週間選出
3/9(土) 16:00 ABCホール 残席あり
ジョージア映画。48歳単身の女性に、とあるきっかけで人生>>続きを読む
第19回(2024)大阪アジアン映画祭コンペティション作品。
3/7(木) 15:40 ABCホール 残席あり
父親を失った17歳の少女が、ミニシアターを巡り、父の残照を探す旅物語。ロケ地となった御>>続きを読む
インディアンムービーウィーク2023@UPLINK京都で鑑賞
主演は、ヴィジャイ・セードゥパティで、ナヤンターラとサマンタが共演。昼はタクシー運転手、夜はクラブの黒服として働く男が、2人の女性と出会い>>続きを読む
今週末(2024年3月1日(金曜)から3月10日(日曜)まで)開催される、「第19回大阪アジアン映画祭」で限定上映。
第60回金馬獎において、歴代最年少(12歳)で、主演のオードリー・リンが最優秀主>>続きを読む
鬼才アリ・アスター監督の最新作。
理解も共感もできず、作品に乗り遅れてしまい、評価も何もできない感じ。発達障害を持つ方の精神世界を主観的に描いた作品のようにみえたが、主人公の能動的な行動というより、外>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第76回(2023)カンヌ国際映画祭コンペティション部門パルムドール(最高賞)を受賞した傑作映画。雪山の山荘で起きた男の転落事故。3人家族で、妻と視覚障害のある息子が同居していた。転落死を不審だと判断>>続きを読む
マ・ドンソク主演『犯罪都市』シリーズ3作目。2023年韓国興行収入1位。物語は、ストレートでシンプルですが、人気アクション映画だけに、各アクションシーンに工夫がこらしてある。香港系のアクションとは違う>>続きを読む
インディアンムービーウィーク2023@UPLINK京都で鑑賞
インド映画のエンタメ作品では珍しい恋愛ドラマ作品。初恋からのすれ違いで結ばれなかった2人が20年ぶりに再会して、という物語。
フランス映画>>続きを読む
『ジョジョ・ラビット』タイカ・ワイティティ監督。世界最弱のサッカー代表チーム(ワールドカップ予選で0対31で敗北)米領サモアチームを再生する物語。
サッカー映画として、スポ根といわないまでも、練習や対>>続きを読む
2024年3月1日から始まる「大阪アジアン映画祭2024」特集企画 タイ・シネマ・カレイドスコープ2024として、上映されます。
昨年(2023年)のタイ国内興行収入1位。タイの葬儀屋を舞台にしたコメ>>続きを読む
漫画『ハイキュー!!』の劇場用アニメ最新作で『ハイキュー!! FINAL』2部作の1作目。原作は、完読。
孤爪研磨目線で描かれる、春高バレーで激突した烏野高校と音駒高校の試合。劇場版『SLAM DUN>>続きを読む
2000年に製作『リメンバー・ミー』の時代設定を変更したリメイク。日本でも、2001年に『時の香り リメンバー・ミー』というタイトルでリメイクされている。ダブル主演ではありますが、厚めのストーリーで、>>続きを読む
三島有紀子監督が、自身の体験を元に製作された自主映画。3章+終章構成で、それぞれ主人公が異なる。性加害を受けた被害者を描く一方で、罪意識も並行して描かれている。ただ、特に2章の内容が1章、3章との繋が>>続きを読む
チュ・ジフン(『暗数殺人』『神と共に』シリーズ)が主演のサスペンス。共演が、パク・ソンウン、チェ・ソンウン。物語の中盤から、隠された秘密が明らかになり、各登場人物の力関係が入れ替わる展開。チュ・ジフン>>続きを読む
第80回(2023)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、主演女優賞ほか11部門ノミネート。ヨルゴス・ランティモス監督×主演エマ・ストーンの怪作で傑作。
天才外科医>>続きを読む
第74回(2024)ベルリン国際映画祭フォーラム部門選出。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督作品。
前作もそうですが、とてつもなく繊細な映画。作品の前半は、それぞれの抱える痛みが伝わり、緊張感がある>>続きを読む
第44回青龍映画賞新人監督賞ほか2023年の韓国国内の映画賞を最多受賞した注目の韓国映画。史実に記された<怪奇の死>にまつわる謎を、盲目の目撃者が追うというサスペンス・スリラー。大陸は明から清へと支配>>続きを読む
第28回(2023)釜山国際映画祭ニューカレンツ部門、第24回(2023)東京フィルメックス・コンペティション部門選出
橋本愛、仲野太賀、木竜麻生の演技は、とても良い。一方で、実際に起きた事件を元にと>>続きを読む
『ミッドナイトスワン』の内田英治が監督・原案・脚本に、山田涼介、浜辺美波のダブル主演の陣容。主演の2人は熱演で好感。浜辺さんは、某怪獣映画の残念脚本では、ただの「飾り」として配置されただけだったが、今>>続きを読む
世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭の2022年、最高賞(金鴉賞)を受賞したダークファンタジー。インディペンデントとは思えない(日本のインディペンデントよ>>続きを読む
(原作、アニメともに序盤のみ鑑賞)原作が人気でしっかりしていることで物語の軸が安定していて、観やすい。山崎賢人、玉木宏、矢本悠馬の演技は良い。
一方で、原作者もインタビューで答えているようですが、設定>>続きを読む
2021年に韓国国内の映画祭で紹介され、昨年、コリアン・シネマ・ウィーク2023で(上映時タイトル『巻く』)で上映された作品。
コロナの影響もあり、大学を辞め、ニート生活をしていたジュリが、母親の経営>>続きを読む
『魔女の宅急便』の原作者で、児童文学作家・角野栄子をに4年間取材したドキュメンタリー。Eテレで放送された番組に追加撮影を加えた、再編集版。「自分にとって気持ちいいこと」をすると語る姿が印象的。児童文学>>続きを読む
第76回カンヌ国際映画祭オープニング作品。監督・脚本・主演は、マイウェン。ルイ15世をジョニー・デップが全編フランス語で演じていることが話題となっていた。ルイ15世の公妾の物語で、よく知られるマリー・>>続きを読む
トロント国際映画祭でプレミア上映された、チョン・ウソン初監督作品。
物語はシンプルで、恋人を殺され、娘を誘拐された男が、組織から取り戻す物語。ノワール映画というより、アクション映画。車を使ったホテルで>>続きを読む
第36回東京国際映画祭アジアの未来部門出品。ですが、なぜ選出されたのか、個人的には少し不思議な作品。長編3本目までの部門なので、相対的に日本の新人監督作品が弱かったのだろうか。
中島歩をはじめ、俳優部>>続きを読む
第59回(2022年)金馬奨でシルビア・チャンが最優秀主演女優賞を受賞。第35回東京国際映画祭アジアの未来部門で上映(映画祭時タイトル『消えゆく燈火』
亡くなったネオン職人の夫に変わり、やり残した作品>>続きを読む
第75回カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品。A24製作。
ジュリアン・ムーアが母エブリン、フィン・ウルフハードが息子ジギーを演じ、エマ・ストーン等が製作に参加。
自己愛、そして、自分の価値観を>>続きを読む