正義感に燃えて冤罪を再審理に持ち込むなり悪魔島の恐怖なり米映画ならドラマチックに描かれそうなところも淡々と進む。史実に忠実となると仕方ないけれど終始抑えたトーンで一切盛り上がらない。フランスの軍服が…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
淡々とした雰囲気で見やすかった。だが裁判シーンのアッサリ感が気になる、序盤のパーツが揃っていく、あのじっとりとした感じを最後まで引っ張って欲しいところだったがまあ、裁判シーンだしな... まあそこ…
>>続きを読むドレフュス事件。
あまりにも有名だが、どういう感じだったかイマイチ絵として掴めなかったので大変勉強になった。
前半の工作や隠蔽を暴いていくところは面白みがあるが、後半の裁判は面白く作れてないと感じ…
「ドレフュス事件」が題材の実録映画。冤罪に気づいてしまったスパイ組織の長官とその周辺の戦いを描く。監督は自身もユダヤ系であるロマン・ポランスキー。
天才映画監督が老境にいたってぶつけてきた集大…
監督の性癖を思い返すと、どの面下げてこんな映画作りやがったか、と思う向きも多いのではないか?悪党なら悪党らしく精々悪ぶってりゃいいだろう、というところかも知れないが、そんな分かりやすい事で何が面白…
>>続きを読む1894年のドレフュス事件を抑えたトーンで語る作品。
プロイセンとの戦争に敗けたフランスでの軍内部機密漏洩事件。
この時世界は日清戦争真っ只中。
少し前にプロイセンのビスマルクが辞任。
世界は初めて…
世界史の授業で紹介され、興味を持ち観てみた。人生初のフランス映画となった。映画を通し全体的にタバコ臭かった。
ドレフュス事件についての具体的な予備知識はほとんど無かったが、軍籍剥奪の彼の屈辱に満ちた…
久々のポランスキー監督。映画として面白いかというと普通だけど、ドレフュス事件の顛末をピカール中佐視点で描き、軍の内外で起こった実情を丁寧に追っていく堅実な映画だった。また、衣装や近代フランスの雰囲気…
>>続きを読む© 2019-LÉGENDAIE-.P.PODCION-GAMON-FANCE2CINÉMA-FANCE3CINÉMA-ELIEO CINÉMA- AICINÉMA