グシケンさんの映画レビュー・感想・評価

グシケン

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The Beekeeper(原題)(2024年製作の映画)

3.5

まぁまぁ面白かったけど、ちょっと劣化版イコライザーに思えた。
復讐に蜂使ってほしかった🐝

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.3

不穏な音楽やジャンプスケアでビビらせてくる(実際ビビる)けど、時折そうした演出にわざとらしさに近い違和感があった。あと、明らかに展開読めるのにスローモーションになるシーンで待たされる時間が苦痛だった。>>続きを読む

68キル(2017年製作の映画)

3.4

いっちゃってる女に振り回される男の話。
まぁまぁ。マシュー目当て。

デュアル(2022年製作の映画)

2.9

めちゃくちゃ変な映画。カレンギランの演技以外いいところが一つもない。
変化球な展開が悉くスベってる珍しい作品。

トラフィック(2000年製作の映画)

3.6

終わりのない麻薬戦争を様々な当事者やその家族の視点で描いた作品。
淡々と事実を描くスタイルで地味ではあるけど、アカデミー賞が好みそうな作品だった。
メキシコ編のときだけウエスタン調の色温度になるの良か
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.9

相変わらずストーリーはアレだけど(それでも前作よりはだいぶいい)、ついにそんなのが気にならないほどに最高に気持ち良い怪獣プロレス映画になりました。
これ観て素直に楽しめない人とは友達になれなそう笑

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.4

怪獣同士のアツいバトルが霞んでしまうくらいストーリー薄い。

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.6

航海×クリーチャーで自分好みのテイストに仕上がってた。普通に怖かったし。ただ、残念だったのは、昼と夜の境目の演出が全然足りてなかったこと。敵は夜になってから現れるのに、シーンが変わると昼夜が一変してい>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.4

後半結構面白かったのに前半の「フリ」編がスベり散らかしてて残念だった、、、
コメディとディザスタームービーのいいとこどりをしようとしてあまり調和できてない印象
そしてラストは最悪。

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.6

基本的に王道な展開のヒューマンドラマで、かるーくミステリーが入ってくる感じ。
「ヒトラーの忘れもの」と同じく、背景にあるのはナチス支配下にあった人々の戦後におけるナチスに対する遺恨。
でも、こっちはか
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

意外とさっぱりした終わり方だったけど、戦争が生んだ負の遺産を伝える重要な反戦映画だと思う。
怒りや哀れみの感情の機微を見事に演じた軍曹の演技が素晴らしかった。
戦時中ドイツに占領されていたにせよ、デン
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.8

これはキツイ。二度は観れないかもしない。
祖国に尽くすという一心で、自らの意思で家族とも恋人とも離れ戦場へ行った男の末路は、意識のある植物状態となって人目に付かない倉庫に入れられ、「金がかかる」という
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.6

本作は、怪我でバレエダンサーとして生きる人生を諦めて別の人生を模索する話というより、怪我で絶望したことをきっかけに第二の人生を生きる可能性と勇気を得る話というのが正しい解釈なんじゃないかと思った。つま>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.4

グレイスアナトミーのデレクとスーツのルイスが出てた。
正直、期待してたほど面白くなかった。最後まで前半くらいお笑いスラッシャー映画に徹していれば良かったかもしれない。終盤の小屋シーンは鬼気迫る展開で面
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.6

今回は謎解きが多め。でも、最近のコナン映画にしてはちょっと地味。いつものありえない超人プレーと奇想天外なアクションはあまり見られなかった。やっぱり、バランスが大事だなと感じさせられた笑
謎解きも楽しい
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

前半はすごく面白かったけど後半が微妙。
この監督は同じような撮り方しかできないのかな?と思った。

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.4

科学的なバーチャル世界の中に非科学的な呪い・亡霊がバグやウイルスのように潜んでいて、現実世界に侵入してくるという設定が現代版貞子のようでなかなか面白かった。あと「水の恐怖」というJホラーの基本かつ、重>>続きを読む

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

3.6

頭の中にある目に見えないものを表現すること、その過程こそがダンス。必ずしも見る者がそのとおり解釈できる必要はないが、ダンスとは演者と観客との間に生じるものである。
んーさっぱりわからない笑
でも、こん
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.5

世界観が先行し過ぎてて中身が伴ってない感じがした。あと殺陣が地味。VFXは思ったほどチープではなくいい感じ。
あくまで恋愛ものと割り切って見るのが良さそう。

オリバー・ツイスト(2005年製作の映画)

3.7

子供にもわかるような超シンプルなストーリー。原作知らなくても展開が大体読める。読めるけどオリバーがいい子すぎて途中なかなか見るのが辛かった。
善人か悪人かで人を区別する時代背景が垣間見えた。しかもその
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.6

誘拐された姪っ子の件も含め、子供を保護しようとする行政のやり方に対する矛盾を母親目線で批判する作品のようにも見えるが、この母親が明らかに直情的な社会不適合者であることは明らかなので、誰もが母親に共感で>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

あまりに全員(3人)の気持ちがわかり過ぎた笑
ラストは全てが正解なはずなのに切なさが止まらない。切なすぎるオブザイヤー。
本作は、生活圏の物理的な距離とか仕事に対する優先意識の違いとか、すれ違ってる間
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

月並みな表現だけど、改めて映画撮るのうまいなぁと感心した。
たしかに被害を受けた日本側の視点はないけれども、オッペンハイマーが国民から喝采を浴びるのとは裏腹に彼の内側に燻る気持ちが原爆の爆破とその惨状
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大夜逃 夜逃げ屋本舗3(1995年製作の映画)

3.4

シリーズ3作目にして、夜逃げ+自己破産+集団連帯保証の絆(笑)のてんこもり。
安定の面白さなんだけど、夜逃げというより囚人の脱走劇のようになってて、このシリーズの良さが損なわれて少し凡庸な内容になって
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.1

子供向けとはいえ、映しておきながら何の説明もなくスルーされるトピックが多過ぎて流石にスルーしきれなかった。
起伏のない平坦なストーリーだったけど、神秘的なオープニングと独特なスタッフロールのエンディン
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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.8

みかん畑の爺さんに助けられた瀕死の敵同士の兵士2人が爺さんの家で一緒に看病され、徐々に人間としての正しい在り方に気付いていく話。かなり時間かけないとできなそう話なのに、意外と短くすっきりしている。にも>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.7

少女の子供から大人への精神的な成長物語。
修行≠滅私奉公だけど、どうしてもちょっとおしんが頭に浮かんでしまったが、キキと接する人々は基本優しいから全然おしんではない、

アダム・チャップリン(2011年製作の映画)

3.5

内容はともかく、スプラッター描写の本気度には敬意を表したい。北斗の拳からのインスパイアは相当感じるが、秘孔を突くのではなく、物理的に叩き潰す感じの戦い方。
ヒロインが全然可愛くないのと雑なクラフト工作
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.6

思ってたより面白かった!盗みの目的も盗み方も程よい馬鹿馬鹿しさで、監視カメラもない時代だからこそ違和感なく成立する緩さがあって良かった。
オードリーのファッションも他の作品に引けを取らないくらい魅力的
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

大人になって観ると名作たる所以がよくわかる。
子供の育て方の学びにもなる作品。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.2

謎を多く残してるので前編だけで評価するべきではないかもしれないけど、あまり面白いと思えるところがなかった。
地球が前代未聞の危機に陥ってから3年間大きな動きがなく、地上では平和ボケのように人々が暮らし
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.7

自分も優しいねと言われるたびに、本当にそうか?と思うことがよくある。そして、優しいけど実は無関心なだけじゃない?と言われたこともあり、確信を突かれた気がしたことがある。
本作の登場人物は、そういうこと
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四月怪談(1988年製作の映画)

3.0

中嶋朋子の圧倒的美少女感だけで見れたけど、生きることに対してあまりに執着しなすぎることに違和感だらけだったし、片想いで失恋しただけで自分の存在価値を全否定する思考回路が受け入れられなかった。10代っぽ>>続きを読む

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

4.2

ヒューマンドラマの名作。聾唖者の夫婦が互いに支え合いながら、ときに他人に搾取され利用されながらも幸せを掴むため人一倍懸命に生きていく話。夫婦が手話で会話するときの二人の世界が築かれてる感じがたまらなく>>続きを読む

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.6

ノンスタントのチャンヒョクが凄すぎるということに尽きる映画

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