ラストカットのララの表情がとても明るかったことと、父親が全力でララの味方であり続けていたことで救われた。
その前の彼女のとった行動が途中から読めてしまって、頼むからそれだけはやめてくれと祈っていたの…
本人のからの感情の表現がないのにずっと辛かった。本当に辛かった。バレリーナの同期の誕生日パーティでみんな楽しんでいるのに、ドレス着たりファッションショーをしめ楽しい映像なはずなのにララの視点に見えて…
>>続きを読む本作の監督ルーカス・ドンはグザヴィエ・ドランと比較されているらしいけど、これを見たらその意味がよく分かった。マイノリティの孤独と瓦解する感情の描き方はドランよりは控えめでアプローチは異なるけど、ポス…
>>続きを読む身体は男性、心は女性のララは、バレリーナを目指す。
バレリーナは体のラインがあからさまに出るので、ララはとても苦慮している。父親の同意のもとで治療の最中でもあるが、思うようにもいかず、周りからも変…
まず最初に思ったことは、主演俳優さんの美しさ。女性が演じているかと思うぐらいの美男。映画初出演にして初主演、堂々としたる風格。バレエは自らやり、オーディションでは抜き出ていたとか。
内容はごく単…
バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女ララだったが女子生徒の執拗ないじめや身体の特徴から思うようにバレエの動きについていけない焦燥感に苦しんでいく映画
序盤教師からも女子の意見を求めるからララは…
身体は男性で心は女性のララにカメラは優しくもどこか傍観的に捉える。この距離感がダルデンヌ兄弟みたい。私たちの想像を超える精神的な葛藤をしているのだ。身体が傷つくことを厭わない、バレエへの打ち込みは美…
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