cuummaさんの映画レビュー・感想・評価

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ある愛へと続く旅(2012年製作の映画)

4.2

1990年代前半のボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争のサラエボが舞台

紛争という過酷な状況のなかでも、人は生き抜く

愛する人を守るため
命のバトンを託すため

そして、今生きていることを噛み締める

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.6

20世紀初頭の良家のお嬢様:ルーシーがお年頃で、結婚相手を選ぶ

フィレンツェや英国の街並みや田園風景を舞台にストーリーが展開し、格式高くクラシカル。内装、調度品や衣装も見所
ストーリーも安定していて
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隣の女(1981年製作の映画)

3.6

平和に暮らすベルナール夫妻の隣に、元カノ夫婦が引っ越してきたら…

泥沼の関係

サニーサイド(1919年製作の映画)

3.8

片田舎で小間使いとして働くチャップリン

のんびりとした生活、チャップリンのロマンス、クスッと笑えるオチ、大好きです。

終電車(1980年製作の映画)

3.4

ナチス占領下のパリの劇場が舞台ですが、戦中の臨場感がないうえ、
カトリーヌ・ドヌーヴとジェラール・ドパリデューの恋愛関係の描き方が弱い

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

老紳士:オートクチュールデザイナーが、ウェイトレスのアルマを見初め、ミューズとしてハウスに招き入れる

レイノルズは、神経質で完璧主義者
理想の亡き母を慕う

アルマは、庶民的でハウスには相応しくない
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サッドカラー(2023年製作の映画)

2.0

悲しみの概念

薄っぺらい感じがして、残念です。

キッド(1921年製作の映画)

4.0

捨て子を拾い、育てる男の話

血は繋がらなくとも、愛情のある親子
人生の喜びと哀愁が漂う名作

子役のジャッキー・クーガンの素晴らしい演技、まるで天使のよう

一日の行楽(1919年製作の映画)

3.6

チャップリン一家のとある休日

遊覧船に乗って船酔い
いつまでたっても組み立てられないデッキチェア

車での帰り道の交差点
タールにハマって抜け出せない仕草

どれもリズミカルでコミカル!!

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.8

メイジーの両親は離婚して、歪みあって自己中心的。

口先だけは「愛してるよ」という実の親
メイジーの寂しさを理解して、自己犠牲を払ってくれる血のつながらない大人

メイジーに本当に必要な人は…

めぐり逢う朝(1991年製作の映画)

4.5

音楽と余韻を味わう

師:サント=コロンブは頑なに宮廷音楽家になることを拒む
師の音楽は、哀悼と涙
静寂のなかで、音楽と向き合う

チャップリンのゴルフ狂時代/のらくら(1921年製作の映画)

3.6

チャップリン紳士が、ズボン履き忘れたことを気づいた時の対応が面白い、ツボでした

チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

4.0

チャップリンのお仕事生活

工事現場でのレンガ投げや、3層のエレベーターが上下するお昼休み、お給料の計算、仕事後の一服、終電乗り損ねて朝帰り…どれも笑いのセンスが素晴らしい

おかしな二人(1968年製作の映画)

3.6

ジャック・レモンが好きなので、鑑賞

几帳面を超えて神経質すぎるフェリックスと大雑把で雑なオスカーの共同生活
こういう真逆の性格は、ストレス溜まりますよねー

サラの鍵(2010年製作の映画)

4.2

1942年、パリで起きたユダヤ人連行のヴェル・ディヴ事件がベース

10歳で連行され、家族と離別し、脱走して生き延びたサラの人生を思うと胸が苦しくなる。ひとりでは抱えきれなかった過去の重さ…伝えたかっ
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恋のエチュード(1971年製作の映画)

3.6

クロードと英国姉妹の三角関係

まるで印象派の絵画のような、風景と服装、色のトーン…美しいです。

逃げ去る恋(1978年製作の映画)

4.0

アントワーヌ・ドワネル5作目、最終章

過去の4作品が断片的に登場し、30数年のアントワーヌの人生が走馬灯のように語られる

実の母からの充分な愛がほしかったのね、コレット、クリスティーヌ、サビーヌと
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家庭(1970年製作の映画)

4.0

アントワーヌ・ドワネルの4作目

またまたダメ男くん、アントワーヌ
しっかり者のクリスティーヌ、いい夫婦
こういう夫婦が、末長く幸せになるんだよね。羨ましい

フランス語を喋るナゾの日本人女性

ジャ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

現代日本のできものが
吹き出したような映画

息苦しさと、ラストの開放感

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

3.8

「大人は判ってくれない」のアントワーヌのその後

何の仕事についても上手くいかないダメ男くん、でも憎めない可愛らしさは健在

ラストのクリスティーヌとのやりとりは最高!!

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

事件の謎解きはお見事でしたが、
久能整くんのブロッコリー頭とマフラー付けたままの姿が、私には1番の謎でした

おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)

3.8

ケニアがイギリスから独立するまでの長い苦難の道、部族間の争い

そんな時代を過ごしたマルゲは読み書きができず、小学校に入りたがる
84歳の小学生

土に埋められるまで勉強したい…立派な意志です。

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

-

尊厳死について考えさせられた

愛する人には、生き続けてほしいと願う
しかし、その人は死ぬ権利を求めている

生き続けて欲しいと願う気持ちは我儘であろうか⁇今の私には答えが見つからない

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.6

男は性急すぎて、女はリアリスト

トリュフォーが描く不倫のラストはこうなるのね

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.8

貧富の差がはげしい戦後のイタリア
仕事のために高価な自転車を買ったリッチは、数日後にその自転車を盗まれる

親子で町中を探し回るものの見つからない。自転車が稼ぎの手段であり、財産でもあるが故、リッチは
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

物語の骨格は、BLではない。

血が繋がった母息子の別れ
血が繋がらない母息子の新たな絆

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.2

一人暮らしのエルネスト78歳
初恋の人が、今でも忘れられない

素行が悪く、彼氏から暴力を受けるビア23歳

エルネストと、転がり込んできたビアの同居生活。包容力のあるエルネストがガサツなビアを支え、
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.2

母親からはいつも怒られて、愛情を注がれていない少年:アントワーヌは、孤独で寂しかったに違いない

敬愛するバルザックに蝋燭を灯したが故にボヤを起こして、それを咎める両親
素直な気持ちで書いた学校の作文
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.6

母と娘

好きな人を想い、胸を弾ませる
病を知り、胸にこたえる
胸に手を置いて、親子の関係を考える

胸にについてのストーリー

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.8

赤ちゃんの時に母に捨てられたキトゥンが、成人になって母を探す旅

性別は男だけれど、芯までレディのキトゥンは、どんな困難に遭っても、笑顔を絶やさない、それは寂しさや辛さを注視しないため

エキセントリ
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