cuummaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.2

デンマークの小さな漁村に住む牧師とその美しい娘たちは、村の人々を説く。

そこにフランス革命を逃れたバベット夫人が住み込みで生活する。牧師も死に、村民も高齢化して諍いが絶えないが、バベット夫人が腕を振
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

恋愛したいと思わないかすみ、それはそれでいいと思う。価値観は人が押し付けるものではなくて、自分で測るもの。

かすみがかすみらしく生きれる喜びが、ラストの走る姿に現れている。三浦透子さん、素敵でした!
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食べる女(2018年製作の映画)

3.6

食が満ちたれば、人生も満ち足りる⁈

食いしん坊の私には、共感でました。

しあわせのかおり(2008年製作の映画)

3.8

王さんの中華料理が好きで、弟子入りさせてもらった貴子(中谷美紀)。

師匠の技と意思を継ぎ、貴子の丁寧な料理捌きは感心しました。中国の家庭料理:トマトと卵の炒め物がとても美味しそうです。今度作ってみよ
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.8

上流階級の恵まれた生活を維持できるのか、転落するのか…幸運の女神はどちらに味方するのか、ハラハラしますねー

W.アレンにしては珍しく英国テイストで、とてもセンス良くまとまってます。

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.2

登場人物が身勝手すぎる、もっと死に対して真摯に受け止めてほしい。
のめりこめなかった作品です。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

兄弟のように育ったレオとレミ。いつもそばにいることが当たり前だったのに…中学に入ってから周りから変な目で見られる。
それをきっかけに、レオから距離を置かれたレミは傷つき、この世を去る。

泣きたくても
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソンの独特の世界観。

隕石の落ちた観光地が、まるでおもちゃのようにかわいい。孫娘とトム・ハンクスのやりとりがくすっと笑える。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.2

ストーリーがスムーズに展開していない…これが主人公ジョニーの心のうちか⁈

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

4.0

台湾女性のリンと日本人男性:茂木はfacebookで知り合った仲だけれど、出会うことになり、恋に発展。

くるくる表情が変わるリンは、とてもチャーミングで素敵な女性!!茂木くんともお似合い。心から応援
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祝宴!シェフ(2013年製作の映画)

3.8

台湾の宴席料理大会に出るため奮闘する母娘のドタバタコメディ。

借金取り立てのヤクザやオタク男子たちも加わって、終始わちゃわちゃしてますが、とても楽しいです。出てくる料理がとれも美味しそう。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.0

戦国時代にしんちゃん一家がタイムスリップ。

そこで出会った姫君と侍との身分の違う恋愛を応援。いつものように面白おかしくストーリーは展開しますが、ラストあたりは珍しく真面目で心が、キュンとしました。
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カラヴァッジョ 天才画家の光と影(2007年製作の映画)

3.6

光と闇の画家:カラヴァッジョの半生。血と暴力に染められ、殺人者でもあった彼は、皮肉にも聖なる宗教画を多数残し、後世にも多大な影響を与えた。

光の当たるところは限りなく美しく、陰の部分は、限りなく罪深
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ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

3.8

ピエール・カルダンのロゴは見過ぎて、好きではなかったのですが、このドキュメンタリーを見て納得。それは、彼がファッションを超えてあらゆるものをビジネスとして創造したから、テリトリーが広い…ということ。>>続きを読む

幸福路のチー(2017年製作の映画)

4.2

台湾の幸福路に住むチーの成長記録。

屈託なく過ごした少女時代から、大人になる過程でいろいろな悩みや不安を抱える。人生に正解なんてない。自分の目で見て、心で感じた事が一番大切。

現代の日本ではあまり
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

4.2

世紀末の画家エゴン・シーレ。
彼の作品は、華やかでも色彩豊かでもなく、見るものの神経を逆撫でするように痛々しく、寂しい。しかし、魂をむきだしにして人間とはなにか…を真摯に問うた彼が、私は好きだ。

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アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー(2015年製作の映画)

3.8

女性デザイナー(多彩だからなんて呼べばいいのでしょうか)の知られざる事実。

モダニズム建築E.1027に、アイリーン・グレイとコルビジェの確執があったとは…。この建築は確かに美しい、コルビジェが嫉妬
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ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

3.8

現代アートの蒐集家ヴォーゲル夫妻が、公立の美術館に膨大なコレクションを寄付したものの、一ヶ所では管理しきれなくて、全米の50の州に50作品を寄贈したというドキュメンタリー。

美術は、NYやLAなど富
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ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008年製作の映画)

3.8

お金目的ではなく、純粋にアーティストの制作・成長過程を共有したいから…との思いで現代アートを収集しているヴォーゲル夫妻のドキュメンタリー。

マンハッタンの1DKに数千もの作品を保管している光景には唖
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.8

ガラスのように脆くて傷つきやすい現代の若者の感覚を映す。

ゆいぐるみに話しかけるサークル:略してぬいサーの学生たちは、とても内向的だけれど、他者を人一倍思いやれる。
「なんでも喋って」「気持ちを聞き
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魂のまなざし(2020年製作の映画)

4.0

フィンランドの国民的画家:ヘレン・シャルフベックの自伝的映画。

生涯未婚だったが、年下の男性との純愛を繊細に描いています。
彼女の絵画を初めて見たのですが、派手さはないものの、北欧らしいうちに秘めた
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.0

画角が美しい。
さすが見せる役者、エテックス!!

ベイブ(1995年製作の映画)

3.8

放牧農家にもらわれた子豚のベイブが、羊や犬、アヒルや牛の動物たちとなかよく生活してゆくほのぼの系。観ていて安心できます。
実写なのですが、うまく加工されていて、動物たちが生き生きしているし、そのキュー
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

バービーとケンは設定では、何歳なんでしょうか⁈20代前半かなと思っているのですが…。

マーゴット・ロビーもライアン・ゴズリングも、年齢の割に頑張っていてお見事でした。

地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.2

ウッディ・アレンは、奇人変人!!
ちょっとやりすぎ感じます。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

タイムループ系ラブコメ。

プールに浮かぶ2人がいいね。時間を繰り返しながら、距離を縮めていく過程が観ていて楽しい。

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.8

子供時代に、いろいろなことを経験させ、感じて、考える。大人になることは悪いことじゃない。

大切なものは目に見えない。心が知っている。

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ(2022年製作の映画)

3.8

フランスの国民的アニメ「プチ・ニコラ」の誕生物語。

作家:ルネと風刺画家:サンペによる共同制作によって生まれたニコラとその友達は、元気で明るくて、ちょっといたずらっ子。とてもかわいい。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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こんな大物歌手ばかりじゃ、エゴ捨てないとまとまらないでしょう。でも途中波乱ありましたね…。

名曲の裏には、ドラマがあります!!

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

ループ映画なのに、飽きずに見続けられる展開が良かった!!

単なるコメディに終わらずに、夢を諦めずに仲間と力を合わせてやり抜く大切さが語られている。なによりもマキタスポーツさん演じる部長キャラが最高で
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

おひとり様に慣れ切ったOLが、脳内に住むもう1人の自分と折り合いつけながら成長する。もうひとりの自分が男性なのはなぜ!?まぁいいか、深く考えずにこの不思議ワールドに浸かって楽しみました。それが、綿矢り>>続きを読む

小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.5

ヨウティエとクイインは、それぞれ貧しい農家の子で厄介者扱いされて、見合い結婚させられた。

2人は農民以外の選択肢はなく、家畜を飼い、麦やトウモロコシやじゃがいもを育てて生計を立てている。大地を素足で
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