このレビューはネタバレを含みます
性や差別においては野蛮な日本においては羨ましい程の先進的な環境で生活している主人公ではあるが、それでも心の中は思春期と相まって極めて孤独で複雑だ。バレエの華やかさよりもストイックでフィジカルなシーン…
>>続きを読むバレリーナを目指すトランスジェンダーのララ。黄金色の光の中で微睡むララが目を覚ますファーストショットから引き込まれていく。"目覚め"は映画の主題そのもの。舞台の揺らめき合う青と橙の光は燃えているよう…
>>続きを読むまるでドキュメンタリーを見たかのような現実と静けさが残る。
主人公のララは、「彼が彼女になる」ための環境にこの上ないほどに恵まれていた。国、法、学校、先生、カウンセリング、病院、そして何より、家族…
性同一性障害というのでしょうか、心は女性、身体は男性の16才。クラシックバレエの学校に通い、女性として生活している。
見た目は女性だし、親も協力的、専門家も付いていて、精神的なケアもしながら性転換…
(C) Menuet 2018