ヒンターラントの作品情報・感想・評価・動画配信

ＳＦっぽいパッケージなのに全然ＳＦじゃなくて、クライムサスペンスなんですよね。
そもそも背景には戦争が絡んでいて、戦後の生き残り兵士の話になると、先日観た「キャタピラー」とも重なってしまう。
内容全…

• #どこか藤城清治の影絵を思わせる狂ったパースの背景が煽る不安感は秀逸。見た目は渋いが心は狭い主人公w欠損した兵士の顔を修復する女博士。グロテスクな死体は現実味がなく、むしろ芸術的。レトロで幻想的な映像は好みだが肝心の話のテンポが悪い…マティアス・シュヴァイクホファーが登場。

復員兵の主人公の周囲で起こる、戦時中の同隊員達の惨殺事件。その死体は凄惨そのもので、かつ、何らかのメッセージ性が込められており…。
上記あらすじの通り、本筋は、ミステリーかつサスペンスの謎解き要素で…

戦争の影響で病んだ帰還兵と猟奇殺人の謎を解明するミステリーとの融合が上手くいってる。全編CGとだけあって違和感はありありだが、数年捕虜収容所にいた兵士たちが母国に戻ってきたら見違えるような国になって…

「尤も、戦争も悪も祈れば済むと思ってる愚民だ、死んでも惜しくないな。」

/表現主義映画リスペクトな不安にさせられる背景最高だったな。

/ネトフリ版西部戦線異状なしでもそうだったけど、この「ただで…

絵🖼️みたいな映像。誰が犯人なんだろと思ってみてたら…面白かった！
第一次世界大戦後ペルク中尉らはロシアの捕虜となり2年後やっと故郷へ戻った。しかし戻った故郷はすっかり変わってしまっていた。やっとの…

ドイツ表現主義的な平面性も敗北し抑留された帰還兵ムラタン・ムスルらの主観的な視界であるということで正当化する。ラストの実景のなかを足を引き摺りながら歩くムスルの姿が妙に感動的なのは、心理的な歪みをよ…

絵本のような不思議な世界。

これは全てブルーバックで撮影されていて、ヒーロー作品のようなリアリティを求めるのではなく、あえて違和感のある歪みを用いる事で、物語にも影響を与えた、ユニークな作品です。…