Jun潤さんの映画レビュー・感想・評価

Jun潤

Jun潤

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.4

2024.05.11

松居大悟監督作品。

長谷部りのは、7歳にして病気で生死の境を彷徨っていた。
そんな彼女の手をとる少年、甲野じゅん。
夜が明けるとそれまでの病状が嘘のように病院を駆け回るりの。
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.2

2024.05.08

藤井道人監督×清原果耶。
個人的な話ですが、今作が30代初の作品。
たまたまと言えばたまたまですが、まぁせっかくですし節目の年齢の初めは好きな監督と好きな俳優の作品で。
201
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

2024.04.27

濱口竜介監督作品。
第80回ヴェネツィア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞。
濱口監督は今作で『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』と合わせてオスカーと三大映画祭のすべてで受賞した監
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

2024.04.26

モンスター・ヴァース5作品目。
監督は前作『ゴジラvsコング』と同じアダム・ウィンガード。
前作でド派手に大喧嘩をしていたゴジラとキングコング、強さも五分五分といった感じで勝敗
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異人たち(2023年製作の映画)

4.1

2024.04.26

予告を見て気になった作品。
1987年の山田太一による小説『異人たちとの夏』が、1988年の日本版公開から36年の時を経て、イギリスのロンドンに舞台を換えて2度目の映画化。
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.6

2024.04.22

江口のりこ×中条あやみ×笑福亭鶴瓶。

兵庫県尼崎市にて家族3人で暮らす近松家。
自分のことを尼崎閘門、通称“尼ロック”だと自称する父のようにはならないと、娘の優子は密かに決意
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.4

2024.04.19

BUMP OF CHICKEN主題歌作品。
監督は佐藤嗣麻子、山崎貴監督の奥さん。
染谷将太國村隼小林薫北村一輝と山崎組常連キャストに加え、BUMPの主題歌起用と安心の要素しか
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劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

3.8

2024.01.19

原作好き好き案件。
原作といってもスピンオフ元の方ですがね、今作の原作は未読です。
2023年にテレビアニメが放送され、社会現象とまではいかなくても話題を呼んだ史上最もイカれた
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氷室蓮司(2024年製作の映画)

3.9

2024.04.16

予告を見て気になった作品。
てっきり独立した作品かと思いきや、2013年から『日本統一』シリーズとして60本以上の作品があるうちの一つとのこと。
シリーズの存在も知らなかった僕
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.7

2024.04.16

ポスターを見て気になった作品。
仏伊合同製作の長編アニメーション。
今回は字幕版にて鑑賞。

幼い頃に父を亡くし、記憶から思い出が朧げになってきた少女・リンダ。
ある日リンダは
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

2024.04.12

毎年恒例シリーズ。
昨年のエンドクレジットから、舞台は函館、登場キャラクターは平次と怪盗キッドだということは分かっていましたが、まさかの大岡紅葉とその執事の伊織、さらには『YA
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

2024.04.09

A24製作。
A24がラブロマンス……!?
予想のつかない組み合わせですが、予告編からして過去の恋愛を追想するかのような王道な作品を、A24が発掘してきた新進気鋭の監督がどう演
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

2024.04.03

クリストファー・ノーラン監督・脚本。
第96回アカデミー賞にて作品賞含め計7部門を受賞。
世界で唯一の被爆国である日本に住む者として、今作の鑑賞は欠かせないと考えていました。
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

5.0

2024.04.03

新海誠監督・脚本作品。
『君の名は。』以降、アニメーション映画のヒットメーカーとして名が売れた方かと思いますが、いわゆるアニオタの方々からしたら今作が入口という人も多いのでは。
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ブリックレイヤー(2023年製作の映画)

3.6

2024.03.31

予告を見て気になった作品。
必殺・ライブ遠征中に映画館in札幌。

ギリシャで一人の女性記者を殺された。
殺した男はヴィクター・ラデックといい、CIAの元エージェントで、過去に
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.6

2024.03.31

若葉竜也主演作品。
必殺・ライブ遠征中に映画館in札幌。
タイムリープものと共に時間系SFの王道の一つ(と個人的に思っている)タイムループもの。
今作はサスペンスとのことで、ど
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.0

2024.03.30

予告を見て気になった作品。
必殺・ライブ遠征中に映画館in札幌。
第79回ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞。

写真家、ナン・ゴールディン。
彼女の活動の原点と、「オピ
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

3.7

2024.03.30

特に気にしてはいなかったものの、空き時間消化のため鑑賞。
必殺・ライブ遠征中に映画館in札幌。
『セッション』を見てドラムに興味はあったし、ライブ前日に観るものとしてもちょうど
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.0

2024.03.27

佐藤健×長澤まさみ×森七菜。
脚本と原作に川村元気、かぁ……。
この方が企画・プロデュース以外の形で関わった実写作品は、ジャンルが全然違っていたりもしますが、なんか似通ってると
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.4

2024.03.27

予告を見て気になった作品。

1968年、シカゴ。
弁護士の夫・ウィルを持つジョイは、娘のシャーロットと共に平和に暮らしていた。
しかし、ジョイの身体に新たな命が宿ると、彼女の
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.2

2024.03.24

予告を見て気になった作品。

とある場所にある快適な池に暮らすマガモの一家。
父であるマックは渡り鳥なのに移住をしたがらず、子供のダックスとグウェンにも池の外は危険であることを
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

2024.03.24

『ソラニン』浅野いにお原作。
主演はYOASOBI幾田りらと声優初挑戦のあのちゃん。
『ソラニン』『うみべの女の子』『零落』と実写化した作品はこれまでにあるものの、同原作者の作
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.6

2024.03.21

杉咲花×志尊淳。
こちらも予告から気になっていたのになかなか機会が合わず、今回ようやく鑑賞です。
予告編的には同じく杉咲花主演の『市子』と似ているような感じがするけど、ストレー
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熱のあとに(2023年製作の映画)

3.3

2024.03.20

橋本愛×仲野太賀。
予告の段階から気になってはいたものの、なかなか鑑賞機会に恵まれなかったので今回滑り込みで鑑賞です。

お見合いをする一組の男女。
互いに結婚願望は無く、健太
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変な家(2024年製作の映画)

2.6

2024.03.19

間宮祥太朗×佐藤二朗。
脚本は『半沢直樹』『下町ロケット』などの日曜劇場常連の丑尾健太郎。
予告の段階ではミステリーなのかスリラーなのか、はたまたビビりちらかしてくるホラーなの
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

2024.03.14

予告を見て気になった作品。
監督は『レオン』のリュック・ベッソン。
同監督作品は『レオン』含めて今まで見たことがないので、キャッチコピー通りの「規格外のダークヒーロー」に期待し
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コットンテール(2022年製作の映画)

4.5

2024.03.13

リリー・フランキー×錦戸亮。
日英合同制作作品。
日本からイギリスへ向かうロードムービー。
「Cottontail」は、ピーターラビットの3匹の妹たちの中の1匹の名前。

雑踏
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18歳のおとなたち(2023年製作の映画)

3.8

2024.03.13

予告を見て気になった作品。
『リュウソウジャー』にてリュウソウゴールド役を務めた兵頭功海が主演。
2022年に成人年齢が18歳に引き下げられ、子供と大人の境界線が曖昧になってし
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.1

2024.03.12

岡田将生×羽村仁成。
黒木華、北村一輝、江口洋介出演のほか、監督は実写版『DEATH NOTE』シリーズの金子修介、脚本は『正欲』の港岳彦。
昨年『リボルバー・リリー』にて銀幕
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PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~(2024年製作の映画)

3.4

2024.03.11

奥平大兼×鈴鹿央士。
昨年日本産のゲームが現実に影響を与えた実際の話が基となった『グランツーリスモ』が公開されましたが、今作も実話を基にしており、邦画としては初のeスポーツもの
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024.03.05

『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督作品。
『キングスマン』シリーズどころか同監督作品をまだ見たことがないので、新鮮な気持ちで今回鑑賞です。

怪しげな雰囲気の店内
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

2024.03.04

予告を見て気になった作品。
第96回アカデミー賞にて、作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネート。

とある雪山の山荘にて暮らす小説家のサンドラ。
過去の事
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.8

2024.03.01

毎年恒例シリーズ。
今年のドラえもんは“音楽”がテーマ。
情報解禁のタイミング的に『ONE PIECE FILM RED』に感化されたのかとか思いましたが、日本アニメーション映
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.9

2024.03.01

マ・ドンソク主演の『犯罪都市』シリーズ3作目。
一作目は未視聴なものの、2作目の『THE ROUNDUP』も良かったですし、なんと今作には日本のヤクザも登場し、邦画界からは青木
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.8

2024.02.29

ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)最新作。
『ヴェノム』『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『モービウス』に続く4作目。
すごく細かいところですが、「マーベ
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ジェントルマン(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

2024.02.29

Filmarksで見つけた作品。

物語はとある取調室から始まるー。
室内にいるのは、身なりを整え余裕そうに振る舞うスーツ姿の男と、身なりも整えていない今にも寝落ちしそうな男。
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