HiromiAさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

HiromiA

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#マンホール(2023年製作の映画)

3.6

 上映開始前にSNSなどでのネタバレは禁止ですと映写されるほどなのでかなりのどんでん返しを期待しました。まあ期待通り思いもよらない展開が待っていました。顔面形成が人が入れ替わったのがわからないほどうま>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.6

 ゲイカップルの話にはなっているけど、家族特に母親とその息子の関係とか家族となることについてのお話だったように思った。もし龍太が女性だったとしても同じような展開の物語はそう多くはない。カップルの片方が>>続きを読む

あなたの微笑み(2022年製作の映画)

3.5

 渡辺監督が実際に東京国際映画祭で日本映画スプラッシュの作品賞を取った「プールサイドマン」は観たことがあります。その作品からは想像のできない監督のいい加減さというか見栄っ張り具合だったので実名登場して>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

3.4

 ベルが野獣の元へ行ったのは、所謂政略結婚を表しているのかな。女性にとって結婚を政略や経済のために利用され、愛のない男女関係を結ぶことでしかなかった政略結婚なのに、長く過ごしていれば愛が芽生えるという>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

 平成元年この映画はどこで観たのだったのだろう。その当時この映画を見てやっぱり映画っていいもんだよなあなんて思った気がする。映画を観るようになり映写室やフィルムの切れ端にはなんか思いめぐらすものがあっ>>続きを読む

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.4

 わがまま放題のじじいが尊厳死に憑りつかれて家族や周辺の者たちをかき乱す映画でした。まあ最初の発作で回復すれば多少不自由が残るものの日常生活にほとんど支障のない状態で退院できたものでしょうが、可哀そう>>続きを読む

詩人の血(1930年製作の映画)

3.5

 コクトーの創作活動の一環としての映画、そんな感じを醸し出すまるで詩のような映像作品でした。第3話は彼の小説「恐るべき子供たち」の冒頭のシーンの様だったし、ギリシア神話がモチーフになっていたり、表現し>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.4

1942年1月20日正午からベルリン近郊のヴァンゼー(ヴァン湖)湖畔の大邸宅で行われた「ヴァンゼー会議」を、アドルフ・アイヒマンが記録した議事録に基づいて再現されたもの。個々の出席者同士の内輪話などは>>続きを読む

スクロール(2023年製作の映画)

3.4

 北村匠海演じる僕が中川大志演じるユースケや古川琴音演じる私と絡み合うことで死の誘惑から解かれ、それを小説に描くことで昇華し前に進んでいくというお話なんでしょうね。そうなると松岡茉優が演じた菜穂は僕と>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.4

 ホームアローンやクリスマスネタのパロディとかなり残酷な殺し方で悪者を蹴散らすバイオレンスアクションと親子夫婦の愛の物語なのですが、なぜクリスマスから1ヶ月半遅れの2月公開だったのかねえ。配給会社の大>>続きを読む

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

3.4

 ブレッソン初期の作品なのでとても分かりやすくテーマも男女の愛だったのでかなり見やすい映画でした。人の心を試したり弄んだりとエレーヌはとんでも悪女なんだけど美しい。一方のエレーヌもまた美しい。こういっ>>続きを読む

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

3.4

 生きている意味は、生きている本人が自問自答すべきことであって他人がとやかく言うものではない。「そんなんじゃ生きてる意味ないだろう」とか「何のために生きてるんだ」なんて言葉は他人に向かって発してはいけ>>続きを読む

オルフェ(1950年製作の映画)

3.4

 コクトーの小説は高校時代に読み漁った記憶がある。しかし映像作品は観ていなかった気がする。この作品もはじめて見た気がする。ギリシア神話のオルフェウスをもとにしているのだけど大胆に改変されている。その改>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.6

 池波正太郎はやっぱり楽しい。藤枝梅安はいろいろな役者さんのを見てきたけど、今回の豊川悦司もしっかりはまってました。そして彦次郎の片岡愛之助もしっくり来たなあ。鍼医者があの時代どのくらいいてどれほど稼>>続きを読む

大恋愛(1969年製作の映画)

3.4

 画面に色がついて台詞が増えていくがエテックスのコメディは健在。頭の中でカフェの店内かテラスかを迷っているシーンでは登場するギャルソンに決めろと急かされたり、ちょっとうだつの上がらなそうな中年男性がい>>続きを読む

幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

3.4

結婚記念日に妻の用意するディナーに間に合うよう家路につくが道は渋滞、しかもプレゼントや花やシャンパンを途中で購入するというのだからいろいろ大変なことに巻き込まれる。そして家についてみれば妻は料理を食べ>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.5

 国名がAとかBではなくアルハミトとバイカリといった架空であれ具体名になったのが原作と違う点だけどほぼ原作通りでした。動きがあるアニメーションだと王宮内を国王派の暗殺集団からナランバヤルが逃げる部分は>>続きを読む

終末の探偵(2022年製作の映画)

3.5

 日本は探偵ものが多いけど、その多くは名探偵明智小五郎だったり金田一耕助だったり江戸川コナンだったりと主には謎解きを主流とするけど、実際の探偵は素行調査や人探しがメイン、そしてマイク・ハマーやBARに>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

 織田信長に斎藤道三の娘濃姫が輿入れする日から本能寺で信長が死んだ後程なくして濃姫もなくなるまでの日々を描いた作品。美濃と尾張の和平のための政略結婚として美濃から嫁いできた濃姫。歴史上はその名前も信長>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.6

 和歌山って東北から見ると、関西なんだけどのんびりしてる田舎って印象だったんだけど、関西弁がポンポン出て大阪並みにおもろい会話が必須の地域だったんだ。でも少女の恋心は一緒でしたね。少女が大人になる過程>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.4

 ただただ何も考えずに楽しむ超B級映画です。カブトガニが町をうろうろしたら絶対わかっちゃうでしょうと思うけど、襲われるまで気づかないなんて、カブトガニが溶け込んでいる町だったのかな。それともアメリカで>>続きを読む

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