長い。インドでは観客が欲する条件を整えているのでしょうが、余分なシーンが多く省けるエピソードが残っていたように感じた。おそらくハリウッドなら2時間弱まであるいは1時間半ぐらいに編集できたんじゃないか>>続きを読む
殺し屋という職業に引退はない。裏の仕事を知っているし別の組織に万一雇われたらこっちが危ないとこれまで雇っていた側にそう思われてしまうのは明らか。だから仕事を続けるか殺されるかの二択になってしまう。年>>続きを読む
キャラクターを顔で判別できるほど見倒してはいないが、常守まだ公安じゃんとか狡噛はここで帰ってきたかとか名前を呼ばれれば何となくこれまでのシリーズとのつながりが蘇りました。シビュラシステムを世界に輸出>>続きを読む
まさにインディーズの鏡のような作品。監督が山本を演じ、野村を演じた俳優と撮影、録音のたった4人でオールロケのゲリラ撮影によるロードムービー。ブレブレの長回し撮影はちょっと間違うと作品をダメにしてしま>>続きを読む
最後に小百合の目が覚めたような映像だったけど、ぜひ意識を戻して親子三人で幸せに暮らしてほしいものです。小百合も大家の娘も児童養護施設出身だったけど、そういう人たちってそんなにも多く居るものなのでしょ>>続きを読む
定番のラブコメなので、突っ込みどころは満載で演出もベタ、演技はそこそこで笑いもそこそこといったところ。「美しい彼」の萩原利休のヘテロな演技が楽しめたのは収穫かな。残念ながらそれ以外に印象に残るものは>>続きを読む
ジョニーってジョンの愛称なので、これじゃジョンとポールじゃんと思ってたら案の定ビートルズのレコードの話も出てきたよ。まあ本筋じゃないんだけど。主題は、現在は多少良くなっていることを期待するけど、ニュ>>続きを読む
どうしてアメリカのホラー映画の犠牲者たちは、逃げる途中で寄り道したり死にそうな誰かを助けようとするんだろう。プリンセスが葬儀場で警察に電話しているとき不注意で電話線を切っちゃうけど、ここら辺からアメ>>続きを読む
「THE WITCH/魔女 -増殖-」公開記念なのかな。第1作の本作をまず見ておくべきだろうということで鑑賞。かわいい女の子が次々と殺しに来る男たちを返り討ちにしていくのは気持ちのいいものです。遺伝>>続きを読む
即席チームで優勝できるほどゲートボールは甘くないと思うんだけど、藤竜也とか森次晃嗣とか大門正明とか石倉三郎とか小倉一郎とか往年の名優が競演する姿は何とも微笑ましい。森次に至っては赤縁の老眼鏡をかけて>>続きを読む
かなり観客に再構築と想像力を要求する映画だと思う。説明的なセリフは一切なく、俳優の表情は画面が暗くてわからない。それでも緊張感は伝わってくる不思議な作品でした。過去と現在が入り乱れているのに現在は過>>続きを読む
アングラーってアングラ(underground)だとばかり思っていたけどアングラー(angler)だったのね。趣味の釣り人のことじゃないですか。釣り同好会でいいのに紛らわしいんだから。都会でいじめら>>続きを読む
マルチバースというか様々な並行世界が描かれているのだが、どの世界も山あり谷ありでそれぞれに素敵な人生だった。ジュリアは過去を振り返るんだけど、今の人生を後悔しているわけではなく、もし違った道を歩んで>>続きを読む
なんか復讐になっていたのかいまいちピンとこなかった。またイルの行動も計画的というよりは行き当たりばったりの感じが否めず、少し間違えば思った通りにはいかなかったんじゃないかというほどに偶然に頼り過ぎて>>続きを読む
ロベール・ブレッソン監督の「バルタザールどこへ行く」にインスパイアされて作ったと言うが、ロバが主人公である以外特に関連を感じなかった。こちらは動物愛護に対してかなり皮肉なメッセージを感じた。動物愛護>>続きを読む
日本映画みたいな作品だった。親の言いなりに進路を決めていたサロールとか、公にセックスを語れない雰囲気、アダルトグッズの配達もなんか違法ぽかった。道端でキノコを売っている一家とか、スリッパを売って家計>>続きを読む
花巻の呉服屋「宮右」の三男坊の喜助が分家して始めた宮澤商店。父政次郎が二代目として繁盛させたが、その中途半端なブルジョアジーが賢治の根底だったのかな。ほぼ何でも許してくれて経済的にも支援してくれる父>>続きを読む
欧米では夢破れたり追放されたりした人たちが向かうのはどうして子供たちの施設なんだろう。異なる境遇の寄せ集めだったり、著しく悪い待遇に耐える子供たちを相手に、はじめは嫌々付き合っていたのが次第に力が入>>続きを読む
淡々と描かれていたため、登場人物の心理描写がなく(ないように感じたけどなあ)どうしてピエトロとブルーノが親友になったのか、どうしてピエトロは具合の悪いのを隠して氷河登りに同行したのか、どうしてブルー>>続きを読む
戦隊シリーズにおいてVSとはバーサスではなくビクトリースーパーのことだそうです。それにしても何でもありのごった煮のような展開は、元のTVシリーズを知らなくても十分楽しめました。ゼンカイトピアのゼンカ>>続きを読む
エリザベートが夫に捨てられてから自立し新しいパートナーと新しい部屋で生活するまでのお話でした。街中の情景を写すときにスタンダードサイズになっていたのはどんな意味合いだったんだろう。2度ほどこの一家を>>続きを読む
マシュハドの夜の映像で街の中心から放射状に続く灯りがまるで蜘蛛の巣のように見えたのは印象的でした。イランでの撮影が許可されなかったのは当然かもしれない。これはイランに限ったことなのかイスラム世界に共>>続きを読む
ロケットの生い立ちはかなり壮絶なものがあり、創造主であるハイ・エボリューショナリーとの関係とか、改造された仲間たちとか、夢が絶たれ研究施設から脱出するまではかなり重い内容だった。それでもガーディアン>>続きを読む
現実感のない設定でした。千晶が炎に囲まれながら赤ちゃんだけは助けてと喜多見にその場で帝王切開をするよう促し、喜多見は医師としての判断より夫や父親としての判断から帝王切開をしないことを選択したが、あの>>続きを読む
中国最後の皇帝にして最も不幸な皇帝だったのかもしれない。皇帝になるのも自らの意志ではなかったし、帝王学を学ぶ機会もなくただただ我儘に育てられ、自我が芽生え政治に興味を持ったころにはその権力の及ぶ範囲>>続きを読む
原作がどういう作品なのかはわからないけど、ベルトルッチの映画でした。前半のキットとポートの思いのすれ違いは、しばしばお目見えするようなお話でしたが、後半キットが砂漠を彷徨い現地の男に囲われ村へ行き軟>>続きを読む
暗くなったらご飯を食べてあとは寝るだけ。仕事でもなんでも翌朝早く起きてすればいい。ろうそくや行灯の灯りではどんな作業だってはかどらない。すすむのは酒だけ。そんな江戸末期の庶民の生活が描かれていました>>続きを読む
学校に通うウニ、迎えに出たのは赤ちゃんを抱いたジスクというエンディングは、現実なのかヨンソンの夢なのか。実際にはあの火災で家具の下敷きになっていたジスクが生き残れた可能性は少なかったように思うんだけ>>続きを読む
おそらく原作がそうなんだろうけど、ぬいサーには心を病みそうな人たちばかりが集まっていた。自分の言葉が誰かを傷つけるのではないかと言葉を発せないが、その言葉を口から出さないと自分自身が参ってしまうため>>続きを読む
前2作を忘れていてもすぐ思い出せます。たとえ思い出せなくても能天気なヴェルヌイユパパと国籍・宗教など考え方の違う婿たちそしてその両親との付き合いはフランスを土俵にしながらも楽しかった。まあドイツ人の>>続きを読む
桧山の性格描写があまりにも極端で、病状を受け入れず人を排して己の世界に入ろうとする態度は、見ていてイライラした。桧山を愛し支えようとしている亜由美を拒絶したり、寛解したからと言って浮かれる姿をみれば>>続きを読む
たいていは一人で遊んでいたのでルイージと協働することはなかったけど、確かにゲームタイトルはスーパーマリオブラザーズだったのであのファミコンのゲームでもルイージと共闘できたんだろうなあ。物語は現実世界>>続きを読む
かつて知っていた80年代後半のコミック「聖闘士星矢」とはずいぶん違うなあ、と思いネット検索したら聖闘士星矢をもとにした「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」というNetflix>>続きを読む
ファンタジーでした。実際に外見が変わったまま生活を続けるのは困難なことで、各種証明書と顔が違っているのでいろいろ困ったことが起こってしまうんだけど、そんなことを説明するような野暮なことはしない。リザ>>続きを読む
物語の鍵を握るのはミンリャンなんだけど、複雑な家庭の事情が背景にはありそうだけどなぜ母親のいないユーファンの家に居候していたんだろう。もっと適した環境があったろうに。ユーファンは母親にも捨てられ父親>>続きを読む
「オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~@チネ・ラヴィータ」で鑑賞。
ヘリコプターが発着できる広場があのごちゃごちゃした船着き場にあるとは驚きでした。それぞれが勝手に行動していな>>続きを読む