HiromiAさんの映画レビュー・感想・評価

HiromiA

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Here(2023年製作の映画)

3.4

何も起こらない映画。ブリュッセル近郊のちょっとあくせくした風景に対比するような森の風景。そこで苔学者と出稼ぎ労働者の遭遇。シュテファンにとって彼の作るスープはブリュッセルに住む同じルーマニア出身者への>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

ホドロフスキーが断念し、デヴィッド・リンチが失敗したデューン砂の惑星の映画化はドニ・ヴィルヌーヴの二部作によって無事成功したようです。まあ断念の過程を描いた「ホドロフスキーのDUNE」を見てホドロフス>>続きを読む

アバウト・ライフ 幸せの選択肢(2023年製作の映画)

3.4

舞台劇が元のためかほとんどが会話劇でした。友人の結婚式で花嫁が投げたブーケをミシェルが取る手はずだったのに必死こいてアレンが取ったけど、花嫁のブーケを男が取ったらどうなるんだろう。ハワードがモニカと不>>続きを読む

恋わずらいのエリー(2024年製作の映画)

3.4

若手俳優が通り抜けるコミック原作の学園ラブコメですか。宮世琉弥と原菜乃華。それぞれちゃんとしたキャリアがあるのになぜ今これに出ると思いながら見ました。まあ原菜乃華は可愛くとれていたんでそれもよしですが>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

3.4

隠し部屋とかからくり壁とかそういった家を建てたいと思っても、その意図を設計士に説明しないと図面は引いてもらえないのではないだろうか。殺人を目的にした監禁部屋は実は確かに子供部屋だったけど、陽の光を遮り>>続きを読む

12日の殺人(2022年製作の映画)

3.4

もやもやする映画でした。結局犯人は誰かもわからず仕舞い。男が罪を犯し男が逮捕するという構図を女性検事と相棒の女性刑事によって崩すことが出来たが、それでも男が罪を犯すことに変わりはないのでしょう。女性だ>>続きを読む

愛のゆくえ(2023年製作の映画)

3.3

思春期だからでしょうか、由美の家で世話になっている宗介の我儘にはなんか違和感しかありませんでした。一方の愛も自分の意見を内に押し込めてしまいなんかイライラしてしまった。そんな前半から東京での愛の生活に>>続きを読む

RED SHOES/レッド・シューズ(2023年製作の映画)

3.4

物語はよくある挫折と再生で、仲間や指導者のあたたかい支えによって未来が開けるというもの。もちろんそれなりのエピソードや背景を用意してあるので変化はあるけど基本的な展開は同じでした。それに悪意を持った人>>続きを読む

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.4

憑りつかれるのはなぜ。マックスが孤高であったことがその一因かな。共同研究だったらおかしな方向へ舵をきろうとしても誰かが止めてくれる。そうでなくても神の声の解明が複数人であったら選ばれしものという思い込>>続きを読む

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

3.5

双生児というのは映画などでは不思議な力でつながっているように描かれることがある。もともと身体の一部を共有していた結合双生児の場合はさらにつながりが強いと考えても不思議はない。しかしなぜ死んだ方の意識は>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

沖縄だと墓前で食事をとったりするのかな。墓の前でその親を殺すのに毒入り餅ってどうなんだろうとか思ってしまった。それにしても大した理由でもないのに何の躊躇もなく人を殺していく中学生には震撼してしまう。い>>続きを読む

最後の乗客(2024年製作の映画)

3.5

震災で亡くなった人たちの思いというのは推し量る以外ない。残された人たちの思いが人それぞれであるように、みないろいろだったのだろう。肉親などを助けに戻って津波に巻き込まれ亡くなった人がたくさんいたため、>>続きを読む

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.5

2000年から2001年、20世紀から21世紀になっても何も変わらなった。世紀末から新世紀になっていったい何がどうしたんだろう。ヴィッキーは振り返ってみてそんな思いに駆られたんじゃないかなあ。10年後>>続きを読む

FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)

3.4

メンドーサ監督作品なので何か末恐ろしいことが起こるのではないかと期待していたのですがそんな汚い心の観客の期待は完全に裏切られます。何も起こらない。贖罪と赦しのみ。いろいろネット検索をすると香港国際映画>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.5

ミソとハウンの関係がなんか沁みました。幼馴染とか親友という言葉では表せない、ソウルメイトという関係なのでしょう。ジヌの登場で揺れる二人だけど普通の青春映画のように男女関係が表に出ることもなく、二人の関>>続きを読む

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.3

「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」にて鑑賞。物語はいまいち曖昧でしたが、幻想的な映像が印象的でした。これが吸血鬼といった目を見張るシーンはないものの、この世のものではない雰囲気>>続きを読む

PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~(2024年製作の映画)

3.4

高校生活でのeスポーツはやはり団体戦ですかね。お互いの関係が物語になりますからね。高校生限定の大会の場合高専は3年までが出場条件なんでしょうか。定時制高校や通信制高校の場合はどうなるのでしょうか。まあ>>続きを読む

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.4

原作もテレビドラマの見ていませんでしたが、冒頭のあらすじでこれまでの経過が何となくわかりました。人を殺すのは容易なことではありませんが、それを隠蔽するのはもっと大変なのかもしれません。なぜ哲雄がわざわ>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

やっぱリュック・ベッソンは自分の撮りたい映画を撮りたい俳優で作る才能はピカイチだなあ。ダグラスは巨悪でもなければ正義感が強いわけでもない。ただ自分と犬たちの居場所を確保することだけが目的だったように思>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

本当は何が起こったのかは結局わからずじまい。ダニエルが迷っているときに法廷監視員が語った、自分にとって何が真実なのかを決めればいいということなのか。フランスというのはあれほどまでに物的証拠のない状態で>>続きを読む

エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

3.4

「ジョニー・トー 漢の絆セレクション」で鑑賞。銃撃戦のない暴力の応酬は結構怖い。前作で温厚と思われていたロクが最後に豹変したけど、権力というのはそんなにもおいしいものなのか。裏社会から足を洗い、子供た>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.4

高橋知由の脚本を利用してはいるが、その映像化を行っていない。一部映像化したような部分はあるものの、そのほとんどは本読みとリハーサル風景。同じ会話を繰り返し、役者自身の言葉になるというかセリフがぴったし>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.4

これが30年以上長編映画を作らなかった理由のビクトル・セリエ監督の回答なんだろうか。ミゲルがフリオ失踪後映画を作らなかった理由はわからなかったし、フリオは見つかっても失踪の謎は謎のまま。長年映画を作っ>>続きを読む

18歳のおとなたち(2023年製作の映画)

3.2

18歳が法的には成人扱いになったことを踏まえての作品だとは思いますが、本当に実話をもとにしているのでしょうか。あまりにも胡散臭い。いくら成人式が荒れるからって年少上がりの少年に突然実行院のオファーって>>続きを読む

パリピ孔明 Road to Summer Sonia(2024年製作の映画)

3.4

テレビドラマ化の方はちょっとだけ見た記憶がありましたが、原作もアニメシリーズも未見。それでも十分話にはついていけたし、結構面白かった。英子の歌がどうして孔明に響いたのかはわからないが、その素質を見抜い>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.4

なぜ安吾は自殺したんだろう。トランスジェンダーであることを公表されたくらいで自殺するというのはあまりにも不自然だった。作中で涙を誘うためのエピソードだとしたらちょっとやり過ぎです。安吾の自殺の理由はい>>続きを読む

エレクション 黒社会(2005年製作の映画)

3.4

まさにやくざ映画。サイモン・ヤム演じるロクは割と話し合いで何とかするタイプかと思いきや、最後の最後で権力の魅力に負けてしまったのかな。あるいはもともとそういった性格を隠して成り上がってきたのかな。わか>>続きを読む

コットンテール(2022年製作の映画)

3.4

イギリスの田舎の風景とか、親子関係の修復とかなんかほのぼのとしてほっこりする映画でした。しかし兼三郎と明子の生活、特に明子が認知症を患うまでの生活の様子とか、兼三郎とトシの疎遠の理由とか、認知症では死>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

3.2

複雑な人間関係がごく狭いスペースで繰り広げられていました。影山も吐夢も積極的に復讐相手を探し出すようなことをせず網を張って待ち構えていただけ。輪花が行動を起こさなければ何も起こらなかったのではないかと>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

もともとリッター側の人間だったエリーをなぜ洗脳する必要があったんだろう。アルフィたちがキングスマンのようなイギリスの非公式組織だとしたらリッターたちはどこに所属する組織なんだろう。まあそんなことを思う>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.4

アメリカ軍に協力したアフガン人を野に放ったらどうなるのかアメリカ軍はよくわかっているはずなのに、なぜにアーメッドに移住ビザを発給しなかったのだろう。まあいろいろ手続きとかはあるだろうけど、そのあたりの>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

いずれスパイダーウーマンとなる3人の少女、救命士の相棒ベンには弟夫婦がいてその子供がもうすぐ生まれてベンおじさんになる。スパイダーマンのスピンオフですがキャシーの特殊能力は未来予知だけで、スパイダーマ>>続きを読む

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

3.3

テレビシリーズはみていません。このシリーズではSKaRDの隊長がウルトラマンに変身することは秘密なんですね。ブレーザーが活躍中の時にSKaRDの隊長が不在なのに違和感はないのでしょうか。そこいらがシリ>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.4

島国に住んでいると海を見たことがないというのはよほど内陸の地元から離れることが出来なかったんだなあとしか思えないけど、大陸の内陸に住む人たちにとって海を見るというのはバカンスで海に行くことのできる人た>>続きを読む

白日青春 生きてこそ(2022年製作の映画)

3.4

アンソニー・ウォンは同じく香港の移民問題を描いた「凋落の人」にも主演していたけどそちらの方がなんかよかったなあ。本作ではなんか詰めが甘い。ハッサンがカナダに着いた時出入国管理事務所はどのように対処する>>続きを読む

ただ、あなたを理解したい(2024年製作の映画)

3.2

なんかあっさりとしていたし、祐也の気持ちが全く分からなかった。なぜ祐也は帰省したんだろう、しかも葵を連れて。恋人を連れて帰省するということはその恋人を両親や友人たちに紹介したいということなのだろうが、>>続きを読む

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