Itajiさんの映画レビュー・感想・評価

Itaji

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読だし、原作ファンからは厳しい評価もされている今作だが個人的に1番好きな邦画であり、それまで舐めていた邦画のイメージを大きく変えてくれた1本
未だに当時劇場で何となく「面白そうだし観てみるか〜
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

正直期待していた分期待外れだった…
前作で見られた圧倒的な映像美は今作もあるにはあるのだが、地上戦の割合が多くなり肝心の水中でのバトルが減った事により売りでもあったビジュアルが全体的に落ちた印象…
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「キングスマン」、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督によるスパイアクション。

ヘンリー・カヴィル演じるアーガイルが主役と思いきや彼はチョイ役で本当の主役はブライス・ダラス・ハワード演じるエリー・
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.8

岡田将生の怪演が光るイカれた青春サイコサスペンス
ヒリヒリした会話劇にゾワゾワする展開で久しぶりに映画を観て鳥肌が立った…

余計な事は言わない一切この映画の情報や予告を見ずに鑑賞していただきたい!!

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラの出てくるシーンはかなり好み…だが人間ドラマが全然乗り切れなかった…

今までのゴジラ映画はゴジラ含め怪獣という存在を認知し、生態や行動範囲などを登場人物達が調査しながら手探りで対策していくワク
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.9

プレデターシリーズのテーマでもある弱肉強食をシンプルに突き詰めた結果、とんでもない傑作が生まれた!!

約300年前の北アメリカ
主人公のナルはコマンチ族の女性でありながら戦士に憧れており、戦士である
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フランケンフッカー(1990年製作の映画)

4.5

最高にマッドでチープでキュートなホラーコメディー

医大生(マッドサイエンティスト)である主人公は電動芝刈り機に巻き込まれてバラバラになった婚約者を娼婦の体と組み合わせて蘇らせようとするという中々狂っ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.5

ロブ・ボッティンによる観るものの想像を遥かに超えたクリーチャー描写で伝説となったSFホラーの傑作!
4KUHDで再鑑賞。
吹き替え完全収録で、HDRによる南極の雪原や発煙筒の灯りが美しく、クリーチャー
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしようもく不器用なダメ男と天使の様な女の子の奇妙なラブストーリー
ストーリー的に好き嫌いが分かれる作品だけれども印象的なシーンが多く、何度観ても堪らなく好きな作品

まずこの映画はクリスティーナ・
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

「ソウ」のジェームズ・ワン監督による人間と海底人のハーフのヒーローを描くアメコミ映画
ストーリーは至ってシンプルなのだが王道に徹した展開でそれが良い!!

何よりもこの映画映像が物凄い!
ジェームズ・
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テリファー(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全米が吐いたと噂のテリファー2の前作
個人的には微妙…

良いところはアート・ザ・クラウンの気持ち悪いキャラ造形とスプラッター描写
何にも関係のない登場人物たちが理不尽に殺されていくのは後味が悪いし個
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの恐怖描写の集大成!
世間的にはあまり評価が高くないが、個人的に人生で初めて映画館で観た洋画であり、同監督作「ジョーズ」、「ジュラシックパーク」に並ぶ位大好きな映画

ジャンルは公式だとS
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞最多7冠でA24最大のヒットと話題の映画だが正直自分には合わない作品

多言宇宙と家族を掛け合わせたテーマ自体は新しい感じがして好きなんだけど、スケールが思ったよりも小さく見えたし、それぞ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フリークライミングで夫を失った喪失感に苛まれていた主人公が自分を変える為に親友と600mの高さの鉄塔を登るのだが、そこから降りられなくなるという高所恐怖症絶叫映画

この手のワンシチュエーションスリラ
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

search等で最近見られるPC画面物の先駆者的映画
最初はPC画面を使ってどんな恐怖演出が来るのかワクワクしたのだが正直怖くない…
スカイプ画面に突然現れた消えないアカウントや死んだはずの同級生から
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.0

父親でもあり旦那でもある主人公が家族の事を思うが為とは分かるが、余りにも自分勝手で周りを巻き込みすぎて最後まで共感できなかった…
周りの人間は優しい人が多くてご都合主義な流れ自体は嫌いじゃないんだが、
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

恐竜達との共存や突然出てきたイナゴ問題、攫われたメイジーとブルーの子供ベータ、そして多すぎる登場人物達を上手く調理できずにとっ散らかってテンポが悪くなり、結局伝えたかったメッセージを上手く伝えられなか>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

スピルバーグ監督の恐怖演出が光りまくる言わずとしれたパニック映画の傑作!!
毎年必ず一回は鑑賞する位大好きな作品

太古の昔に絶滅した恐竜を現代に蘇らせ恐竜のテーマパークを作ったのだが、ガバガバセキュ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

中盤まではそこそこ楽しめたのだけれども、後半で全てを台無しにした個人的にシリーズで1番の駄作…

まずスケールの規模が前半と後半で差がありすぎる!!
前半の火山噴火のシーンはディザスタームービーを観て
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.8

ずっと気になっていた作品がアマプラに上がっていたので鑑賞
想像を遥かに超えた完成度で鑑賞後の余韻が凄まじい作品

粘着ストーカー殺人鬼を乗せたら最後…ジェットコースターの用に目まぐるしく襲ってくる狂気
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.7

「戦慄怪奇ファイルコワすぎ!」の白石晃士監督が日本を代表するホラーアイコン「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子を戦わせるというエイプリルフールの冗談と思われていたネタを本気で作ってしまった作品

過去に
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さがす(2022年製作の映画)

4.7

あの衝撃作「岬の兄妹」の片山慎三監督最新作

話としては指名手配犯を探す父を探す娘の話というシンプルでありながらかつて日本で実際に起きたあの事件を彷彿とさせつつ展開が二転三転としていきサスペンス映画と
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マザー!(2017年製作の映画)

2.3

主人公夫妻の家に様々な来客がズカズカと入り込みどんどんカオスへと変わっていく日本では公開中止となった映画

来客達は家の物を壊しても悪びれず、自分勝手な事を言ったり、自分がもし当事者なら怒りで爆発して
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

あの「スターウォーズ」や「風の谷のナウシカ」の元になったともされるSF小説の映像化作品

この映画の最大の魅力はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が描く圧倒的な映像美にあると思います。
広大に広がる惑星デューン
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

「ソウ」「アクアマン」のジェームズ・ワンが監督ということで元々期待はしてたのですが予想を良い意味で裏切られました!

ストーリーは言ってしまうと大きなネタバレになるので言えませんが、後半の暴れっぷりは
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前作とは特定のキャラ以外は直接的な繋がりはなく再構築という形で作られた本作
話の大きな流れはほぼ前作と一緒なのだが、監督が変わるとここまで変わるのかと驚かされました!

前作ではヴィランがヒーローっぽ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

DCコミックスのヴィラン達がヒーロー達ではできない裏の仕事を使い捨てで無理矢理ミッションに放り出されるストーリー

アメコミのヴィランといえばジョーカーやハーレイ・クイン、マグニートーやら癖が強くて魅
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

キャリー・マリガン主演の女の復讐劇

主人公のキャシーは夜な夜なクラブで泥酔した振りをしてはわざと男にお持ち帰りされコトに及ぼうとした瞬間に本性を現してそんな男達に制裁を加えていく。

初めはこういう
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の良さがまるで無くなって終始寒いコントを見せられるだけの映画
2時間映画なのに体感3時間位の感覚でした…

前半から中盤は原作のエピソードをなぞっていく(本当にただなぞるだけ)のだがはっきり言って
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2012(2009年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2012年12月地球は滅亡すると言われていた予言を映像化した映画

パニック猫写は「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のエメリッヒ監督だけあって今までに無い位スケールがデカくかつド
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.3

ザ・怪獣プロレスと言わんばかりに大迫力の怪獣バトルがメインでこれで良い寧ろこれが良い!!って感じの映画です。

前作程では無いですが、旧作「キングコング対ゴジラ」やアレのオマージュもあり、しっかり作り
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スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

3.5

アクション人形に軍事用チップ埋め込んだら血の気が多い軍隊になり人間襲い始めちゃいましたという凶暴なトイ・ストーリーの用な映画

おもちゃなので非力なものの工具などを組み合わせ武器や車を作ったり、人間に
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.8

ルパン映画の中でも声優の入れ替え事件で黒歴史として扱われている作品

確かにいつものルパン一味の声では無く、BGMもいつものルパン三世テーマすら流れず初めて観た時違和感は多少なりともありました。

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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東宝としては初のカラー怪獣映画

前半のメガヌロン絡みのホラーサスペンスから中盤ラドンが出てきてからのパニック展開は映像的な古さはあるものの、メガヌロンの異形感や福岡襲撃時の瓦や看板が吹き飛ぶ描写は6
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

安楽死という繊細な題材を扱っておいてツッコミどころしか無い映画

まずドクターデスの私は救世主だとか言いながら主人公の娘を死に誘導したりやってる事がブレブレだし、彼女がなぜそうなったのかという理由も説
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

洋画ホラーといえばスプラッターやびっくり系の物が多い中この映画は邦画ホラーにあるじわじわと迫る怖さがある。

ストーリーの前半は検死官である主人公親子が身元不明の女性遺体を司法解剖していく中で、明らか
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