このレビューはネタバレを含みます
「キングスマン」、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督によるスパイアクション。
ヘンリー・カヴィル演じるアーガイルが主役と思いきや彼はチョイ役で本当の主役はブライス・ダラス・ハワード演じるエリー・コンウェイだったという、騙し騙されの展開がスパイ映画らしくて観てる時もどっちだどっちなんだと惑わされるシーンが続いて最後まで飽きずに鑑賞できた。
が、気になる所もあり悪役である組織があまり魅力的に見えず、親玉のリッターも自ら主人公達の前に赴いたはいいが結局カマセで終わっているのでもう少し活躍の場を作って欲しかった。
キースも生きているのは何となく予想はできたが最後の最後で美味しいとこだけ持って行くのもなんだかなぁといった印象…
あとCGも最近の映画にしては合成感が強かったのも少し残念な所
それでもマシュー・ボーン監督のエンタメに振り切った演出は今作も健在で楽しめたし、ラストの「キングスマン」との繋がりを匂わせるのもワクワクするものがある。
あと、個人的にムチムチになったブライス・ダラス・ハワードのお尻が素晴らしく最高の尻映画でもあった☺