このレビューはネタバレを含みます
安楽死という繊細な題材を扱っておいてツッコミどころしか無い映画
まずドクターデスの私は救世主だとか言いながら主人公の娘を死に誘導したりやってる事がブレブレだし、彼女がなぜそうなったのかという理由も説明されない
そして主人公は安楽死に理解を示さずドクターデスをただの快楽殺人者だと決めつけたり（まあ結局ただの愉快犯みたいになった訳ですが）、相棒も全然活躍の場が無くなんか知らないけど主人公と一緒にいるだけの後輩みたいな感じでバディーものとしても弱い
唯一褒められる俳優陣の演技は良いのですが、脚本が絶望的に酷く原作があるにも関わらずよくもこんな酷い作品にできたと逆に褒めたいほど
音楽の使い方も下手で全然作品と合ってないし、結局安楽死が悪みたいな描かれ方をしているので、これで安楽死について考えようみたいな事を言われてもなんの説得力もないし、クオリティが映画として公開するレベルではないので観るだけ時間の無駄です
