シガーandシュガーさんの映画レビュー・感想・評価

シガーandシュガー

シガーandシュガー

博徒仁義 盃(1970年製作の映画)

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悲劇がつきものの任侠映画は好きではないけれど、夫に付き合って鑑賞。
若い菅原文太を眺めました。
伊吹吾郎も若くてイケメン。
若山富三郎の殺陣が華やかで、さすが。文太のバタバタのほうがリアルっぽく観られ
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

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子どもたちが好きだった作品なので、テレビで一挙に映画を放送するということで見てみた。
原作もTVアニメも知らないまま見てみたのだけど特に問題ないように作られていて、気をそらさず見通せた。作画もきれい。
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ブラッド・チェイサー 呪術捜査線/ブラッド・チェイサー 沈黙の儀式(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

このパッケージと邦題は齟齬を生むよね…

イタリアで猟奇殺人事件が起き、マリオ刑事は犯人を追い詰めるが部下を殺された上に逃げられてしまう。
犯人は活動場所をアメリカに移し、そこで再び(実際は何度目か)
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チェイサー(2008年製作の映画)

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韓国映画の本領発揮みたいな映画。
いかに本当の恐怖と痛みと絶望に近づけるかをチャレンジしているようなバイオレンスシーンには参った。
あんなに頭部をぶんなぐられたジュンホは後遺症が出そうだけど、何が後遺
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エクソシストを舞台にしたアクション映画かな・・・
悪魔の名前を突き止める謎解きは工夫されていると思った。
他にも、悪魔を自分に取り込んでから長々と闘うところはカラス神父との違いを持たせる工夫、みたいな
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

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感想を書いていたら急に全部飛んだ。呪いかも。
長々書いたものを思い出すのはしんどいので、思い出せるところのみ箇条書きで。

・富司純子では松子夫人を演じるには力不足、というかキャスティングミス。どちら
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怨霊の棲む家(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

曰くのある家に引っ越してきたジュリアとシャーロット母娘が、「家」に憑いているという悪魔に苦しめられる。かつてその「家」に同じように苦しめられた医者ジェレミー、事情を知る神父がエクソシストに臨む。

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女神の継承(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※壮大にネタバレしています※




タイのエクソシストかと思いきや、ゾンビテイストだった。
前半は、霊媒師のニムに密着する形のドキュメンタリー風。それがとても良かった。ニムは霊媒師の家系で、継承する
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スクリーム3(2000年製作の映画)

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まさか3まであると思わなかった今作。やはりCSかなにかで見て、ちょっとマンネリかなーと思った記憶。そこをキャラクターのおなじみさで補った感じ。
が、脚本家が今作のファンであるということなので、だからこ
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スクリーム2(1997年製作の映画)

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シリーズ二作目。
ケーブルTVで何度か観たのだけど、ちゃんと見通せたことがないという、縁の薄い一本。そのためあまり覚えてない。
この2から保安官のデューイやレポーターのゲイルがいい感じにポジションをし
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スクリーム(1996年製作の映画)

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公開当時に観た記憶をもとに記録。
この映画が秀逸だったのは、もはやこれのみが独り歩きしているようなマスクを生み出したことだろうな。
どろりと溶けた目鼻が不気味でありながら、シンプルでキレイさもある。
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

評判で聞いていたように、「リング」に重なるイメージが多くてもったいなかった。が、そんなことは問題じゃなく、シンプルにホラーとして面白くなかった。

期待した幽霊の造りも怖くないし、幽霊の出番も怖くない
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座頭市海を渡る(1966年製作の映画)

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同じ日本内が舞台だけど、舞台に海を意識させるせいか、どことなく異国情緒を感じて画面が楽しかった。

物語としてはいつもの通りの、市っつあんの孤独と強さを感じさせる筋立て。
島という閉鎖的な設定だからと
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東京物語(1953年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

親となり、子供も巣立ちかけている私にとって、「昔はあんな子じゃなかったがなあ」という台詞が印象的だった。

親にとって子供はいつまでも自分の一部のような気がするが、子供はいつしか「自分」として生きるよ
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ミッドナイト・キラー(2021年製作の映画)

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お年を召しただろうブルース・ウィリスがどんなアクションを見せてくれるのかと思ったら出番がほとんどなかった。出番がないなりにも、相棒のミーガン・フォックスともっと心の繋がりを感じさせることは出来たと思う>>続きを読む

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

第一次世界大戦の戦場で一命をとりとめたトーマスが、戦後「生きている人のように遺体の肖像写真をとる」仕事につき、とある村へやってくる。
そこにいた少女は、トーマスが死にかけた時に幻で見た少女だった。
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

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夜になると、なんだか不健康な考えにさいなまれる。
夜にする考え事はろくなものにならない、とか。
そういう意味で「イット・カムズ・アット・ナイト」なのかな。

いろいろ「なんでだよ」と思うところもあるけ
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

年の差が際立つ、どこかいびつな夫婦が、子供をつれて民泊したら人生が激変してしまったお話。

まずこの年の差夫婦というのがとても上手。ケビン・ベーコン演じる夫の枯れ具合、パサつかせ具合、かつては輝いてい
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭の病院らしき冷え冷えとした場面。ひとりの女の子が病んでいること、この子の過去に事件があったらしいこと、がわかる。
場面が転換し、映像も詩情あふれる美しいものになる。思春期にあるらしい姉妹が自然の中
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この版でこそ、この作品がしみるのじゃないかというのが個人的感想。
時間をかけるぶん話の運びが丁寧で、登場人物の体温が感じやすくなっていると思うし、リーガンの治療がまったく功を奏さない過程を描いているこ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

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前々からタイトルだけは耳にしていた一本。
息子が「セブン」より好きだというので、今更ながら観てみた。

初見だけでは理解しきれないこともあり、鑑賞後は「?」がいっぱい。
でもとてもムズムズするので、ネ
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

怪しげなテーマパーク「ウィリーズワンダーランド」。
そこに入ったまま行方不明になっている人間が何人も。
ある日そこに、一人の男が車の修理費用の代わりに「一夜限りの掃除人」として放り込まれる。
同じ頃、
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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学生時代に観て以来なので、20年以上ぶりの再鑑賞。
今見ると、昔とはだいぶ感想が変わっていたので、同じ映画を年取って見てみるのも面白いなと実感。

感想が変わっていたこと その1。
大人たちが、特にひ
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レモ/第1の挑戦(1985年製作の映画)

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半殺しにされた上に、顔も名前も変えられて復活させられた警察官。
レモという名前を与えられ、極少数精鋭の秘密工作員として働かせられることに。
使える人材になるために、韓国古武術「シナンジュ」(原作ではま
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ピンポン(2002年製作の映画)

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卓球に打ち込む幼馴染同士のペコとスマイル。
原作で面白かったところは”派手で本能的なペコが「天才」なのだと思っていたのに、大人しくてマイペースなスマイルが「天才」だった”部分なのだけど、映画ではその衝
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アザーズ(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

派手な怖さは無いけれど、謎解きという点で見続けることができた。
なんとなく、なんとなーくそういうことかなと思っていたけど、実際に謎が解かれるととても切なかった。キッドマンはナイスキャスティング。

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嘘喰い(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

賭け事が好きな夫が楽しめるかと思って一緒に鑑賞。
結果、夫は秒で寝てました。
横浜流星の美しさがもったいないので私は最後まで鑑賞。
アンダーグラウンドな世界を感じさせるには狂気成分が足りておらず、俳優
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影なき声(1958年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

声の記憶をよく保持できる優秀な電話交換手を若き南田洋子が熱演。
電話交換手時代に付き合いがあった新聞記者に、これも若き頃の二谷英明。
この二人が恋愛関係にあって事件に巻き込まれるのかな、と予想していた
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M(1931年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少女が連続して殺害され、犯人はなかなかつかまらない。警察も目星がつかないために街中に監視の目を光らせる。
そんなわけで街中に警察の目があることを疎ましく思う裏社会の大物たちが、早く殺人犯を捕まえてしま
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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映画で続かれるのは好きじゃないのでつらい。
でもこの一作でも面白くないことはない。
タイトルの「魔女」は、最後まで見たら悲しいタイトルだなと。
主人公の女優さんの存在感がありありで、この一本を立派にま
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デモンズ2(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作の続きかと思ったらまったく別で、舞台はセキュリティ万全の高級マンション。
そこで誕生日パーティーを開いていた一人の住民サリーが、パーティー中に癇癪をおこして部屋にこもりゾンビ番組を見ていたら、テレ
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