シガーandシュガーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

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なぜ竹取物語だったのか、どこかに高畑監督の言葉が残っているのか知りたいと思った。観てもそれは私の中ではわからなかったけれど、子供むけの「かぐや姫」しか記憶にない私には、生きているかぐや姫、普通の老夫婦>>続きを読む

犬神の悪霊(たたり)(1977年製作の映画)

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ウラン開発のために山に入り込んだ3人の若手サラリーマンが、ウラン鉱脈発見に浮かれて小さな祠を壊してしまう。さらに少年が連れていた犬を轢き殺してしまうがそのままたちさる。半年後、その3人の一人であった加>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

失踪した娘を探す父親を中心に、全てのストーリーをPC画面上で展開させるという、風俗資料としての価値が残りそうな作品。
一人の消えた人間を、SNSを辿って探すことが出来る(かもしれない)ほどSNSが人々
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

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死霊とか悪霊とか館とか家とか院とか、色々ごっちゃになりすぎてなんのシリーズだったかあやふやなまま見てみた。が、しょっぱなで「これはこのシリーズですよ」と教えてくれるので親切設計。

が、せっかくこれほ
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

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シャルロット・ゲンズブールが出てると知らなくて、もう彼女が気になって仕方なかった。
あと楽しかったのはインテリア。部屋同士が窓で繋がるのいいな~。

ストーリー展開はさほど複雑ではないので、主人公のハ
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悪霊館(2018年製作の映画)

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好物のエクソシストもの。実話に基づく、という期待を抱かせながら肩透かしもいいところ。面白くする努力皆無…

悪魔憑きが母娘にわたり起こってしまった稀有な部分をクローズアップするのか、かつてエクソシスト
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死霊院 世界で最も呪われた事件(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実話に基づくものかつエクソシストものということで、思わず「エミリー・ローズ」を思い出しながら鑑賞。
どちらも、被害者は単に殺されたのか?悪魔憑きは本当か?と疑い半分で鑑賞を進めていくと、悪魔は本当にい
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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ブギーマンに見込まれる子供達の視点からの作品。
見込まれる子供が今回は双子であること、どちらが見込まれるのかというところに見どころがあること、ブギーマンのしもベと成り果てた子供たちが喋ること、前回は脇
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

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前作の完全なる続き。
タイムリープの原因、新しい犯人、そして大団円(?)。これは青春映画だったのか!
前作より多少パワーダウンしたものの、面白いし可愛いしで良かったです。

ごくせん THE MOVIE(2009年製作の映画)

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ケーブルTVで放映していたので思わず録画。ディスクも持ってたし何度か観た作品だけど、こんな気持ちで鑑賞するようになるなんて思ってもいなかった。どうしたって三浦春馬を観てしまう。
元々ごくせんでは第三世
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ワイルド・ブレイブ(2018年製作の映画)

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ジェイソン・モモアを見る映画。

と言いながらも、悪い奴らにファミリーで立ち向かう映画だと思って見ていたので、まだらボケになったおじいちゃんがシャッキリ目覚めて戦い始めたり、奥さんもアマゾネスみたいに
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた誘拐殺人事件について、クリエイティブな力のありったけを込めて、映画を鎮魂の祈りに変えた作品。
突然に消えた少年を、恋仲だった少女が必死に乞い求め、少女の強い思いが彼岸と此岸の境目を淡くし、
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

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原作未読。
資産家かつ弁護士夫人(岸田)が、社長令嬢(若尾)に心乱されて破滅していくお話。
が、事件の後に弁護士夫人が「先生(詳細はわからず、ただの聞き役)」ことの顛末を語る形式になっているので、見る
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女霊館(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これも理不尽系。特に何の罪とがもない夫婦が、夫の勤め先である大学が所有する物件に引っ越してきてから不幸なことがおこる。
最初は館に幽霊がついてるパターンかと思っていると、早い段階で、原因は「箱」にある
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陽炎(1991年製作の映画)

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女壺振り師を樋口可南子が演じる。
艶があるけど品のあるルックスの樋口が、海千山千の壺振り師をどう演じるのかと思っていたら、少女っぽい透明さの中に綺麗な決意が見える佇まいに幾度となく惚れ惚れと。

偶然
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

新しい保育園の初日、預けたはずの娘が行方不明に。狂おしく娘を探す母を他所に、その娘バニー・レークは本当に存在するのか?という疑問がおこる。

主人公の母と一緒に出てくる男性が夫ではなく兄であったり、幼
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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最初は程よいホラーで、マスクが怖いしまあまあ観てみようかってことだったのに、どんどん引っ張っていかれて、笑いながらもスリリングさを味わった、一粒で何度か美味しい快作。

主人公のだらしない女子が、自分
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クリスティ(2014年製作の映画)

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何も悪いことしてないのに目をつけられてしまった女子が、カルトな奴らに命を狙われる理不尽なお話。
最初は怯えて逃げ回っていた主人公が、彼氏を殺された後からキレて反撃してからが本番…なのだけど、もうちょっ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

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ジブリの中では好きな映画。起床してから朝ごはんまでの一連の支度を丁寧に追ってみたり、それがとても心に染みるのは、私が歳を取ったということなのかもしれない。学生たちの活動が細かく見えるのも楽しいし切ない>>続きを読む

侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日(2020年製作の映画)

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この映画のおかげで、野球など毛ほども興味がなかった私が、今や野球中継をみております。
野球って奥深いんだなあ…という、今更ながらの感想が溢れます。
特にブルペンでの中継ぎピッチャーがどんな様子でいるの
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来る(2018年製作の映画)

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原作を読むと何が「来る」のかよくわかるので、「?」だったかたは原作を読むことをおすすめ。
で、映画では、原作でのパパさんのダメさが強調されていた感があるけれど、そのために原作でのうっすらモヤモヤとした
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

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館ものかと思って楽しみにしていたけれど、思ってたのとは違って、さらにホラーではなくどちらかといえばSF…かなと思われ、そのSF部分もちょっと「?」なところがあり、観賞後は消化不良。
ただ主役の女優さん
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アス(2019年製作の映画)

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これぞ、「違う」ということなんだろうと思うような分からなさだった。
おそらく、私がこのまま特に大きな変化に会う事がなければ多分「分からない」ままだと思う。
でもそれは仕方がない事。
想像する事は大事だ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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無理でした。いろいろ無理。怖すぎる。よくこんな映画を考えたし撮れたし演じられたよなと思う。本当にいろんな意味ですごい。人間こわい。全部見たわたしもよくやるよ。