人間の逞しさを感じる。
カビリアの逞しさもとより、彼女の親友のワンダは本当に強くていい人。
カビリアが結婚するため家を出ていくときでも、彼女のあの態度を許す度量のある人。
みんな気丈に強くみせている…
I could not even cry at the end of the film I was too shocked. Wonderful story and even better port…
>>続きを読むほんとうに感動した。ひとかたまりの、熱気を帯びた、表面の微かに、震える風が、おれの中でふつふつと、湧き上がってくる、色んな色を纏っている、感情という感情を、一旦ぐちゃぐちゃに撹拌してきて、しかし、映…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どこまでも続いているかと錯覚するような抜けた映像美。
そしてやっぱり脚本が見事だし、神の存在が相当効いている。物語の中心に置かないながらも、その按配が完璧。我々でさえ彼女に対してのシンパシーを抱く構…
このレビューはネタバレを含みます
カビリアの挙動にチャップリン的なユーモアが感じられて良い。ラツァリに車に乗せられた時とか。踊りを踊る姿も好き。
フェリーニは神との距離感が凄く丁度良いバランスの人だなとつくづく思う。
神を信じない…
「もう終わりだと思うのも、さあはじまりだと思うのも、どちらも自分である」(フェリーニの言葉)偽善的な人の中にも良心的な部分があり、良心的な人の中にも偽善的な部分がある。それを、どう捉えるか。結局は、…
>>続きを読む
オールタイムベストを再見。
自分としては『8 1/2 』や『フェリーニのアマルコルド』とかと一瞬悩んでしまいながらも、間違いなくフェリーニのベストとして挙げたい作品はこちらの『カビリアの夜』だ。
…