夜よ、こんにちはの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夜よ、こんにちは』に投稿された感想・評価

狭い部屋に閉じ込められたアルド・モロの、本当にこの人が一国の首相なのかと疑いそうになるくらい衰弱したような弱々しい体と、現実に起こった出来事とは異なるラストシーンの、心地よい疲労のような清々しさをま…

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とてつもなく面白い!最高です!大好き

現実の複雑などうしようもなさを真面目に考え続けることとフィクションの自由さに救いを見出すこと。その両者に引き裂かれて精神が分裂してしまいそうによくなるのですが…

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マ

マの感想・評価

4.4

一般人、日常に最も近い位置にあるのが革命/テロ。なので犯行の中心になれない(してもらえない?)女性の視点から、ピンク・フロイドとクラシックを往復しつつ捉える。「人生が無意味であることに反抗する」為の…

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豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

4.5

イタリアの首相を誘拐して家に監禁するお話

徹底的に主人公の誘拐メンバー側の女性の視点に終始していて凄い。誘拐メンバーは主人公の女性以外にも複数人いるにも関わらず、徹底して主人公からの視点に終始して…

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マルコ・ベロッキオ初鑑賞。
イタリアの極左「赤い旅団」に所属する女性が、1973年当時のモロ首相を監禁し、闘争を試みる革命映画。
首相と共に過ごすうちに段々内面がブレていく静かな映画なんだけど、監禁…

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odyss

odyssの感想・評価

3.5

【テロリストを描いた映画だが】

イタリア映画。マルコ・ベロッキオ監督作品。 

1978年にイタリアで実際に起こった事件――テロリストによる首相誘拐・暗殺――を、主としてテロリスト側に視点をおいて…

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犬

犬の感想・評価

-

冒頭から漂うノワールの質感に記号的な示唆が見え隠れする暗闇の暗躍。二階から落下したシーツが窓の外に見えたとき『やさしい女』を想起した。圧倒的に視線の映画であり、交錯や切り返しに潜む冷淡且つ情念の眼差…

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シネマ

シネマの感想・評価

3.5
70年代のイタリアはテロが多発していた
テロ組織の内輪揉め
女性メンバーの心理に焦点を当てている為
ハラハラドキドキのないドラマ

「ポケットの中の握り拳」(1965)などで知られるイタリアの重鎮マルコ・ベロッキオ監督が実際に起こった“赤い旅団”によるイタリア最大のテロ事件を映画化。音楽はピンク・フロイド。

1978年、イタリ…

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むちゃくちゃかっこいい 窓の外のシーツからやべー映画だって気づいた 階段もエレベーターのショットもたまらん
こんな光がさす家に住みたい
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