タイミング
ある殺人課長が犯した殺人によって、警察内部に湧き起ったさまざまな波紋を描いて権力機構の愚かしさを徹底的に描いたドラマ
法律
エンニオの音楽から
ウソ
体制について
何があったの…
聴き慣れているモリコーネのスコアを映像と観たく鑑賞。この独特の調べが、善悪の境界曖昧な作品の複雑さを見事に表現。 G・M・ヴォロンテが出ずっぱりで、権力持った傲慢そのものの警察部長を違和感なく演じる…
>>続きを読むアカデミー最優秀外国語映画賞、カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作のエリオ・ペトリ監督の「殺人捜査」を久し振りに観直しました。
ローマ市警の鬼と言われているエリート警察官が、情婦を殺害し、現場にわざわざ…
愛人宅のベッドで女が男に剃刀で首を切られて殺される。だが、彼はわざと証拠を残して自から警察に通報し、外へでて顔を見られてお構いなしである。あれ?コロンボ的なミステリーと思いきや違いました。そして、そ…
>>続きを読む現時点ではソフト未発売のイタリア映画。
法の番人は常に法を犯さない。法で守られているから。
"元殺人課長の公安部長"が権力を悪用して共産党員や反体制運動、同性愛者をスケープゴートにし、適当な人を…
権力を皮肉りまくる不条理サスペンス。スキの無さすぎる圧を出しまくるジャン・マリア・ヴォランテ。建築物、インテリア、衣装もメイクもお洒落すぎるし、モリコーネの音楽もキマってて最高。当たり前だけどイタリ…
>>続きを読む権力を有して腐りまくる図で、この上ない不条理劇。警察を、組織を舐めるなってとこから始まり、あの手この手でギリギリのとこをスリリングに突きまくる。有無を言わせぬ佇まいに、他を圧倒するトーク力とで法サイ…
>>続きを読む「徐々に引き込まれる狂気」
警察の偉い人まで上り詰めた男が殺人を犯し、その捜査を撹乱する物語
最初から犯人が分かっているので見やすく、最初は権力を使って他の人を犯人に仕立て上げるのかと思いきや、…