フランス革命の時代、どこかの戦場、現代のパリ──時代や場所が違っても、人と人は繋がっている。変わることなく繰り返される日々の営み。争いや略奪、犯罪は決してなくなることはない。それでも、溢れるほどの愛…
>>続きを読む映画は、仏革命政府によって貴族が公開処刑される場面から始まる。と思えばタイトルを挟み、次は近代の戦争で略奪される村へ。そして、現代のパリへ。
この血なまぐさい風景のタイムスキップを、すました顔の室内…
処刑から、ごっこ遊びのような戦争と不釣り合いなSEのギャップ、容赦ない略奪、現代のローラースケート泥棒軍団の画面内の運動、フレームインアウトの運動。
いきなり水かけたり、殴ったり、突発的な運動も気持…
初イオセリアーニ。
オープニングの処刑→戦争→ペシャンコが脈絡なさすぎてずっと疑問だったけど、終盤にかけて微妙につながってくるのが面白い。
他愛のない日常を描いてる風だけど、武器商人、骸骨収集、…
初イオセリアーニで、驚いたこと3つ。
この『皆さま、ごきげんよう』は2015年の作品であり、当時イオセリアーニの齢は81才であり、そして、現段階では最後に制作された作品となっている。
驚き① …
監督の集大成、社会の不条理をユーモアで笑い飛ばす人間讃歌っていう見出しにつられてみたが、さっぱり意味不明で撃沈、心のどこにもふれずに終了でしんどかった。
まず後悔したのはこの監督の作品一つもみてい…
このレビューはネタバレを含みます
©Pastorale Productions- Studio 99