何を観たのかよくわからんが、これはこれでいいんじゃないか、というかむしろ、決して安易にまとめてはいけないと思ったが、これは断じて「ノンシャラン」ではないだろうと思った。
音楽の使い方に「四月」を思…
Chant d'hiver 直訳は「冬歌」
春(幸せ)を待ち侘びながら生きる人々を、等身大で切り取った作品。
一言で表すならば、好きな雰囲気!
いつまでも観ていられそうな、日々のちょっとした出来事…
この監督作品鑑賞4本目で個人的当たりがきた感じ、ブラックなロイ・アンダーソンといえばいいのか、めちゃくちゃ黒めシニカルなオムニバス風で、それらがものすごい狭い世界でどうどうめぐりになっていてすごく楽…
>>続きを読む“だけど“人生は素晴らしい、なんて逆接の接続詞はなく、幸も不幸も等しくただそこにあるだけ。左右に流れるように動く望遠鏡的窃視カメラでは、俯瞰しすぎて人間の一生も動物の食物連鎖のような一部として、抗え…
>>続きを読むフランス革命の斬首、戦争の略奪、現代のパリの強盗団やホームレスへの差別など、描いているのはかなり酷いことなのだけど、血も流れず、日常の何気ない風景のようにそれらは淡々と流れていく。
犯罪は無くなるこ…
お年寄り2人のほのぼのまったりパリ生活かと思ったら、結構シニカルだったり社会の不条理を淡々と映していた。
序盤は正直退屈さを感じていたけどだんだんこの映画のリズムに慣れてきて後半は楽しくなってきた。…
強靭な人間愛に支えられたブラックユーモア、その聡明なる視座を持ちえない己の未熟さを認めざるをえない。脈略のない不条理劇をただただシュールと受け流すことしかできない見識の狭さ、人生経験の薄さを顧みると…
>>続きを読む冒頭、処刑された男爵の首を走りながら笑顔でとりにいく女性。そのカットのカメラの動きが理解できなくて巻き戻した。
なんだこれ。
そしたらさ、同じワンカット内で数コマ摘んでるんだな、、
これで違和感あり…
フランス革命の時代、どこかの戦場、現代のパリ──時代や場所が違っても、人と人は繋がっている。変わることなく繰り返される日々の営み。争いや略奪、犯罪は決してなくなることはない。それでも、溢れるほどの愛…
>>続きを読む©Pastorale Productions- Studio 99