Kとフリーダが痩せて随分と疲れてて慣れるのに時間がかかった
小説のような始めから最期まで息がつまる程の不条理とは違って
ふわりとした不条理に振り回されるK
混沌としたものがすっ飛ばされてる
文章か…
原作が未完結なので映画も同様に中途半端な所で終わる。
『裸のランチ』『不思議惑星キン・ザ・ザ』のような異空間に飛ばされたような世界観が良かった。
場面ごとに物語のナレーションあるため分かりやすく…
カフカの城は、決してたどり着かない、のは有名な話。この道程は必ず未完のトルソとなる。原作の小説はノートに書きためたもので未完である。カフカは、未発表の草稿はすべて焼くように言い残して、死んだ。それで…
>>続きを読む前代未聞。
映画はカフカの「城」を忠実に描いている事は知っていた。
しかし、忠実と言っても未完を未完として映画にするだろうか。
少なくともカフカの描きたいものを理解したから映画にしたのではないのか。…
カフカの映画化にしては整理されすぎてる(カメラも横移動が多くて、ひたすら平面と室内のバリエーション)し、トリアー監督『ドッグヴィル』的な、機械的な物語の単調さが強まってる(とはいえ、トリアー監督より…
>>続きを読むおそらくだけど、Kは城にたどり着くことなく生涯を終えそうだな
なにか明確な目標や目的があるにも関わらず、なんらかの弊害や巡り合わせ、そして決断の誤りでそれにたどりつけないのは世の常だよなぁって改め…