めっちゃブレッソン!(何度言うんだ…笑)
でも!すごく新しい表現を切り拓いてる!
最初の作品にして最も何にも似てない新しさを持ってる気がする。というのは、これがハネケ作品の中でも一番謎が謎のまま…
素晴らしかった。
ニュースや取材記録を見て「知る」ことよりも、彼らのことをずっとよく眼差すことができた気がした。
背景を「知った」瞬間に、彼らの命は僕らの中で"情報"になる。
この作品は、その情報化…
ミヒャエル・ハネケの監督デビュー作。
ただただ、淡々と映される日常描写。
それはラストに訪れる悲劇への少しずつ、でも確かな道のり。
ちょっとアケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン』も思い出しました。…
実家から夜帰ってきて娘がシリアル食べた後、寝る支度してって言ってるシーンとか何か怖かった。その後はまた豪華な食卓だったり、何かが歪んでいる。普通の日常からごく自然に壊れていく表現が凄い。
監督のイ…
このレビューはネタバレを含みます
物語は事象の羅列であり、点と点を繋げて線にするのは読者次第でありその作業を行う事で初めてその物語が読書自身のものになる。
という様な事を何処かで読んだのを思い出した。
しかし、この作業を行う事で人間…
この内容で最後まで見れること自体恐ろしいハネケ力がある
心中する人の気持ちはわからないし安易に回答を出してわかった気になるのもアレなのでこの描き方は誠実だと思いました
しかも実話を元にしたらしいので…
鑑賞記録
遅まきながら観た
洗車のノイズで始まり
テレビの砂嵐ノイズで終わる
リズムある作品でした
解釈は色々あるでしょうが
いわば構築するために破壊する
工事現場みたいな作品でしたね
それに…