きっと好きだと思う!と勧められ初めて観たハネケ作品。
まんまと大好きな画で、沈痛を極めた内容だがすいすいと観てしまう。水を撮るのが上手い。
洗車されるシーンのあれはただただ本当にわかった。実際理由…
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ハネケ、好きだ!!!!!!
冒頭の洗車シーンからもう不穏でめちゃくちゃわくわくする。その後映される日常シーンも、カットの切れ目に妙に長いブラックアウトが入ったりして不穏。手元や小道具のアップ、反復…
ハネケのマイフェイバリット。
もしかしたら彼らは新大陸へ向かうというポジティブな気持ちで満たされてたかもしれない。一連の事象を外部からただ眺めるだけの私達に彼らのホントの心など視えるはずもない。
こ…
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自分の死より魚の死を哀しむエヴァ
そういうものなのかもしれない
結末を知ったうえでもう一度見直してみると
エヴァは水槽の魚に温かな眼差しを向けている
餌をあげ生きながらえさせている
唯一感情を爆…
ある家族が絶望的な結末を迎えるまでを淡々と描く。
1987年、妻アンナは母を亡くした上心を病んだ弟に悩みを抱えていた。
1988年、夫ゲオルグは上司との対立の末に昇進を勝ち取る。
1989年…
【どこにもない場所】
実際にあった事件をヒントに作られた映画だそうです。
要するに一家3人(夫と妻と娘)の心中ものなのですが、ハネケらしくというべきか、なぜ心中しなければならないのかは作品を見…
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