吸血鬼ノスフェラトゥに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「吸血鬼ノスフェラトゥ」に投稿された感想・評価

吸血鬼なのに、噛まれた人間が吸血鬼になり、十字架と聖水でやっつけるというものではない。
完全に疫病のメタファーとして(こんな分かりやすいメタファーがあってたまるか、という感じだが)描かれている。

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hoka

hokaの感想・評価

3.1

黒死病を運ぶ者。

モノクロに染色を施すだけで、場面の切り替え、時間の経過を知感出来る効果が大きいのは分かった。

オルロック伯爵の外型的特徴はドラキュラと認識されているものよりはむしろ、今日のヴァ…

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今回やっと完全版を…。ノスフェラトゥに関する資料の文言がドライヤーと同じく、絶妙な厨二感が漂ってて香ばしい。
吸血鬼との接触も同種化ではななく噛み殺されるだけで、感染というウイルス的な面は黒死病が分…

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よつゆ

よつゆの感想・評価

3.8

とある映画を観るためにこちらを鑑賞。
ついでに鑑賞した形になってしまったが、ドイツ表現主義を代表する映画で、『吸血鬼ドラキュラ』の初の映画化作品でもある。
無許可で映画化したらしいので、非公式の映画…

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『カリガリ博士』とあわせて最高峰のドイツ表現主義映画。

ブラム・ストーカーの原作を初めて映画化した作品でもあります(無断で)。

やっぱり強烈な特殊メイクが凄いよね。
伸びる爪の影も本当に恐ろしい…

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盆栽

盆栽の感想・評価

3.7

古典ホラーの名作にして傑作!


サイレント映画特有"静けさ"の中から現れるノスフェラトゥの恐ろしさは絶品。ヤツのビジュアルの悍ましさは1920年代だけでは留まりきれません。100年経った2020年…

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ノノ

ノノの感想・評価

3.9

95分版だったんだけど、なんでだ?
女の胸の辺りに吸血鬼の手の影が伸びていくショット、棺を筏に乗せて急流を渡るシーン、棺から溢れ出すネズミ、気味の悪い人物の表情、全部最高だった。
これがホラーかと言…

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ちょび

ちょびの感想・評価

3.5

著作権上の理由でドラキュラじゃないドラキュラ映画。ドイツ製。吸血鬼の名前はオルロック伯爵。でも英語字幕にはめっちゃドラキュラって書いてる。

青白いスキンヘッドに前歯の牙が今のスタンダードなドラキュ…

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このレビューはネタバレを含みます

サイレント。
照明技術のせいか、昼夜の違いがわかりにくい。でも、技術不足をカバーするような工夫があってうれしくなる。建物に当てる光で太陽がわかるし、シルエットで吸血鬼の不気味さがわかる。そもそもノス…

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F・W・ムルナウ『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)

のちにヴェルナー・ヘルツォーク監督によるリメイク(『ノスフェラトゥ』)される吸血鬼映画の大作。

時代の"恐怖"の象徴。

陰影が物語全体を不…

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