アッシャー家の末裔の作品情報・感想・評価

アッシャー家の末裔1928年製作の映画)

LA CHUTTE DE LA MAISON USHER

製作国:

上映時間:48分

ジャンル:

3.8

『アッシャー家の末裔』に投稿された感想・評価

だ

だの感想・評価

3.0
フェードの連続、ピントの合わない映像、スローモーションの反復など映像的手法の連続で恐ろしいほどの画力を生み出している。黒澤明がサイレントなのに音が聴こえてくると語るだけのことがある。

このレビューはネタバレを含みます

「棺に釘を打ってはいけません」

アッシャー「彼女は死んでいないかもしれない…釘打ちは禁止だ!」
 トンテン!カンテン!
アッシャー「(あいつこっそり打ってるぞ!)」
友人「まぁまぁ」
白のヴェールと煙と霧とが漂うモノクロの世界と、生きているかのような絵画。
nu

nuの感想・評価

-

アッシャー邸の不穏さが様々な形で表現されていた。外の青い色調とロッジ(?)の中のセピアとは異なり、家の中は白黒になっていて不気味さを演出する。カーテンの動きなどで捉えられる風は、家が生きているように…

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詩郎

詩郎の感想・評価

-
自分が読んだ本によると、スローモーションを使ったのは幻想的な雰囲気を出すためというより日常では感じることのできない時間の流れを見せるためだったそうな

23.08.13 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
映画始まって2,3分で、あこれ観てた、と気づいた。やってしまった。でも後半の展開はぜんぜん記憶に残ってなくて、たぶん前に観た時(さっき調べたら、…

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猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

4.0

これは傑作。フランス・アヴァンギャルド映画の旗手ジャン・エプスタインによるエドガー・アラン・ポー「アッシャー家の崩壊」の翻案作品。シュルレアリスムはじめ当時の前衛映画の技法を駆使した実験映画となって…

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suke

sukeの感想・評価

3.5
様々な映像的な効果や美術が用いられており、技術やセンスの見本市みたいになっていた。ホラー、ミステリーの映像表現における演出が今の表現にも通じるものがあり興味深い。
絵画の肖像に生命が宿り、現実の肉体は機能停止する。顔のクロースアップが多い。
amin

aminの感想・評価

3.4
音楽がとても綺麗。幻想的かつ、耽美的な一本でした。ラスト、戻ってくるところの盛り上がりに高まる。
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