◎ '孤独な場所ではあなたしかいない'と歌うブギの女王Hadda Brooksに思わず出会して感動した!
スランプに陥った気性の荒い著名な脚本家が殺人容疑を振りかけられることで接近する隣人との切な…
赤狩り時代を背景にした不安というよりもDV男の救いようのなさの印象が強い。どれだけ反省したつもりでも頭に血が上ったら別人になってしまうんだよこういう手合は。すごくよくわかる。見事なまでのバッドエンド…
>>続きを読む事件そのものではなく、それにより生じる男女の関係の危機についての話が興味深かった。ハンフリーボガートは分からない部分があるのでとても合っていた。男の家が1階で向かいの女の部屋が2階にあり、男の家の窓…
>>続きを読む孤独と自由は同意義だと十代の頃からずっと思っていた(今でも思っている)のだけれど、孤独は暴力性でもあるのだ。
人や何かを傷つけることで意図的に自分を傷つける人っているよね。まあ俺だが。
煙草ひと…
一歩間違えるとコーエン兄弟の『バートン・フィンク』になってしまう危険性もあるが、疑心暗鬼な脚本家の主人公(ハンフリー・ボガート)が災難に見舞われるサイコスリラーの傑作。
異端の映画作家・ニコラス・…
ミステリーのような序盤だったのにいつの間にか終始サイコパスなボギーと彼に惚れしてまい地獄を見るグレアムの異形な愛のドラマに変化して彼らの生々しくもどうしようもない悲しみに満ちたぶつかり合いに圧倒され…
>>続きを読む始めは犯罪の濡れ衣着せられる型の映画か?と思いきや主人公が鮮やかに入れ替わっていく。
最初に語り手(=原則、信頼できる)側だった人間がどんどん凶暴さを出していって最後には絶望的な人物像が映し出され…