記憶はウソをつく
体験としてそれを知っている
“事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。”
とニーチェも言っている
そして映画というもの自体を
深く考えさせられた
小難しくスカしていても
情念なのだな
バテエティ番組で絶対紹介されないパリ郊外
テレビの無関心領域
ゼロ・トレランス方式
割れ窓理論に依拠して1990年代にアメリカ合衆国で始まった教育方針の一つ。
「zero」「tolerance(寛容)」の文字通り、不寛容を是とし細部まで罰則を定めそれに違反した場>>続きを読む
監督インタビュー記事が理解の助けになりました
インタビューにはネタバレが含まれます
https://www.cinra.net/article/202405-speaknoevil_imgwyk
このレビューはネタバレを含みます
巧は娘の花のお迎えをしょっちゅう忘れる
娘はそんな父を責めない
そして父はそれを繰り返す
一見仲睦まじく見える親子だが
父は娘の目を見て話さない
妻の不在
それが父と娘を隔てている原因だと思う>>続きを読む
家父長制批判、毒親批判
そんな映画なのだろうと観たのだが
父、フリッツ・フォン・エリックは
第二次大戦前の1929年(昭和4年)生まれ
当時はありがちな父親だったのではないだろうか
Wikipe>>続きを読む
地球もいつかは滅ぶ
それを少し延ばせたとして
何の意味があるのだろう
大切な人の手を離さず
おしまいの日を迎えるな
監督のニコラス・レイと主演女優のグロリア・グレアムがこの映画公開の2年後に離婚する事、そして離婚後の彼女の結婚歴を考えながら観ると感慨深い