記録
今作のキスシーンは映画史上最も無邪気なキスシーンだと言っても過言ではないのでは。今年はもうこれを超えるものを観れないと思う。
オブジェクトの使い方、ピン送り、それらのカットの割り方、クレ…
ボリス・バルネット監督、ボリス・フランツィッソン、ボリス・フィリシン撮影。
ドタバタ喜劇やジャズなど、20年代のソ連がアメリカ映画や音楽の影響を受けていたことが分かる資料としても興味深い。
バルネ…
宝くじ付き国債のPR映画であることを忘れずに、偽の夫婦がドタバタを経て本当の夫婦になるラブコメとして仕上げてしまうボリス・バルネット監督はさすが「ソ連映画界の貴公子」と言われるだけのことはある(誰が…
>>続きを読むサウンド版だったのが良いか悪いか分からないけどめちゃくちゃ面白い。この時代のソビエト映画はプロパガンダを超越した魅力を放つ小品がまだ幾つかある。
視察官が来てから小道具をフレーム外に投げ捨てる速度と…
このレビューはネタバレを含みます
通常、帽子は頭上に居を構え、靴は足元の地盤として役割を担うが、奇妙な運命はこの規則を逆転させてしまっている。実際、ナターシャとイリヤがモスクワ行きの列車内で出逢い、彼が彼女の帽子箱に入った帽子を踏み…
>>続きを読むやっと観た!楽しい!そして速い!速いしパパパパッとカット割りされるところなどが結構あって躍動している。かと思えばロングショットの画面の上のほうに設定された地平線を駅員が右から左へあたふた走り抜ける。…
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