夜と霧の作品情報・感想・評価・動画配信

夜と霧1955年製作の映画)

NUIT ET BROUILLARD/Night and Fog

上映日:1961年10月20日

製作国:

上映時間:32分

ジャンル:

3.9

『夜と霧』に投稿された感想・評価

ヌーベルヴァーグを象徴するアラン・レネの作家性は感じなかった。でも、歴史の記録資料としてとても重要な作品。
映画ではなく、これは記録。
mns

mnsの感想・評価

4.0
相対的な「正しさ」を絶対的な正しさに優先させるという過ちを、人類は何遍も何遍も何遍も繰り返している。

語る言葉も出ない…だなんて表現はとっくに聞き飽きてて、使い古されていても良い、戦争も虐殺も暴力も民族浄化も反対、それだけ フリック入力でインスタントに発信できる 出来る限り強い言葉で批判する

終戦…

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作家性の無さとか言われてるけどそれこそが当時のヌーベル・ヴァーグに於けるレネの凄さだと確信する
pier

pierの感想・評価

4.0

ユダヤ人強制収容所での虐殺の事実を告発した、衝撃のドキュメンタリー。
戦時中の映像や写真と、そこから10年後の製作当時の今の映像を交互に使用。
塀を隔てたすぐ隣に、普通の住宅が存在するのもおぞましい…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.6

【戦中と戦後】

アラン・レネによる映像イメージの連なりが悪夢的光景を甦らせる【ホロコーストの日常】。カラーとモノクロが交錯しおぞましいナレーションと共にナチスの残虐行為を白日の元に晒していく。

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Rissie

Rissieの感想・評価

5.0

ホロコーストに関する本を最近読んでおり、この作品を学生時代に世界史の授業で観て衝撃を受けたことを思い出し、改めて鑑賞した。

ナチスによるユダヤ人虐殺については誰もが事実として知っているだろうが、こ…

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「遠ざかる映像の前で希望が回復した振りをする。ある国のある時期における特別な話と言い聞かせ、消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる。」

りんごのように、子供の首が桶に。
モノクロでないと観るに耐えないシーンばかり。
だれもが観るべきドキュメンタリーであるが、その悲惨さに耐えれない人もいるかもしれない。少しでも、関心を抱かれたのなら、…

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takeit

takeitの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あそこまで映していいのか
でも近代以降を生きる全ての人が一度は見るべき
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