文化大革命で「右派」とされた人びとが僻地の砂漠での再教育(農業開拓)、そこでの待ち構えていた飢餓と過酷さの証言集。三部八時間は正直長い。しかしワン・ビン監督はこの映画を今撮らねばならない理由があった…
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30〜40分くらい寝てた。個々のエピソードがあるから続けて寝ると2〜3人は聞き逃すから惜しいよな。
基本的な事かもしれないが、共産党独裁政権で無茶苦茶な事をしているのを指摘したら右派になるのか。百家…
ワン・ビンの実は周到にレイアウトされた編集はすげえなって思った。最も感動したのは 、凄惨な歴史の地で、子供たちが無邪気で美しい笑顔をみせた第一章の終盤。歴史の不可逆性の残酷さと回復力の二面性。
フ…
人生で初めて?鑑賞中に吐き気を感じてスクリーンから目を背けた。けど背けた視線の先に映るものは画面と変わらない、心が持たない。紛らわす為にfilmarksを触ってる。ドキュメンタリーをどこまで内面化?…
>>続きを読むカメラとか画面の質感が随所で明らかに変わるように、何もないところから時間をかけて少しずつ作ったことがわかる。が、ランズマンほどの視点の相対化があまりない(というか出来事の性質上おそらくそれが十分に出…
>>続きを読む中国版『SHOAH』的な8時間越えの渾身のドキュメンタリー映画。
50年代後半から始まった中国共産党による徹底的な右派弾圧によって収容所送りにされた55万人もの人々のうち、生存率僅か10%と言われ…
軍隊上がり,寝たきり弟,羊番,食事増し,葬儀,棺山運び,墓穴,息子取り乱し,享年92,妻死願望,医者,羊スープ担当,明水収容所跡地,とうもろこし畑,本小麦粉煮食い,人肉食い,ヨモギ,ひまわりの葉,ナ…
>>続きを読む©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018