意外にも音の使い方が非常にバラエティに富んでいる。しかも、画面内の音として、映画内で様々な役割を担っているのが興味深い。数々の楽器演奏はもちろん、南部訛りから、黒人アクセント(ほとんど聞き取れない)…
>>続きを読む『太陽は光り輝く』を観るために『プリースト判事』を観る。なんとも言いがたいものがあり感想を書けずにいた。南部の遺恨というものが去りゆく老人の思い出ではなく25年後の1890年にも賞揚される作品は、或…
>>続きを読むウィル・ロジャース三部作では個人的にこれが一番好きだが、彼はやはり独り身だ。
弁護士として帰ってきた甥の姿に自らの若き日を見るシーンの哀愁はフォード流老いの美学、蝋燭に火を灯すと浮かび上がるのは女性…
178.2215
制作された時代、舞台設定を顧みれば現代の感覚で見たら絶対ダメなのはわかるが、さすがに見ちゃいられない。また定型文の様なストーリーでいまいちノレなかったのも誤算。いつか改めて見直し…
痰壺とラストの演奏はまあ印象に残る。しかし何が嫌って既に数十年経てもあれだけ南軍礼賛のロートルを美しく描いてるってのが好かない。フォードらしいなあと、南部らしいなあなのだけど、英雄を饒舌に長口上の牧…
>>続きを読む1930年代アメリカのマルチタレント、ウィル・ロジャースとジョン・フォード監督による3部作の2作目。本作は後に同監督が「太陽は光り輝く」(1953)としてリメイク。
南北戦争から20年以上たった南…