渋い、渋すぎる。
イアン・オギルビーのほうれい線に年輪を数えた。
アリソン・ドゥーディも凛としていてカッコいい。
ジョニー・パルミエロの顔、なんか好きだ。
役者たちみんなカッケー!な映画だった。
で>>続きを読む
序盤のハードな表現には制作者の「覚悟」を感じていた。
差別表現が減ってきているなか、敢えてそれを描くことで現実を直視できる。
ぬるま湯に浸かりすぎないための必要悪で大事なこと。
つまり、映画による差別>>続きを読む
やっと見たサイコ。そしてヒッチコック。
あらすじすら読んでなかったからジャケの女性が主人公だと思ってた。
妄想系サイコパス映画かなと推測しながら見てたから早々に退場して驚き。
ジャケのイメージ強し。>>続きを読む
モラルのないボケの連発には笑いを通り越して冷静になる。
この映画を楽しむためには「バカ」にならないといけない。
「バカ」はきっと人生が楽しい。
考えることは不幸だ。
自分が唯一笑ったのは「ナマケモノ>>続きを読む
中身おっさんの子供や細かい気配りのなさ。
感動ポルノにすら至っていない脚本に酔うカメラワーク。
総ツッコミを食らったであろうメアの奇行。
これらのせいでほぼ最後まで半密猟者とライオン以外には感情移入で>>続きを読む
Sami kinantos mamurdaang kantos nepukin mamurdaang, nanging antuk pinih asameton wenten, sampun went>>続きを読む
チョコプラのコンビ名の由来と小耳に挟み、小指程度に背を押され「そろりそろり」と視聴を開始。
いわゆるエンタメ性度外視の、抽象さに重きをおいた“野生”の自分には苦手な作品だった。
この抽象さに想像力を>>続きを読む
雪さんにニヤニヤ。
うららちゃんにムズムズ。
二人のこそばゆいやり取りに悶絶不回避。
「起」の部分だけをずっと見ていたかった。
性別も年齢も関係ないという包容力のある作品であり、新しいことに挑戦す>>続きを読む
この作品が多くの監督のベスト映画になっているということで、やはり「共感」が映画を評価するファクターとして大部分を占めているのだと認識できる。
よって、私の評価は「早く終わってくれ」
メアリー・シェリーの半生が薄っぺらく感じるのは美化しているから。
彼女の半生を描きたいのならありのままを描いたらいい。
それをしなかったのはフェミニズムによって男を悪にするため。
監督が描きたいのはメ>>続きを読む
米に箸を刺すのは行儀が悪い。
当たり前すぎて失われていた発想にハッとする。
習慣には疑問を抱かないという思考の穴がコワい。
個人的笑いどころは「気持ち悪いやつ見るの好きなんですよ」と、足の速さ比較映像。
口裂け女に同情して切なくなる自分の共感性がコワい。
上下関係があるようなないような絶妙な関係性ややり取りが楽しい。
人間味に溢れてて、愛らしさや滑稽さ、色々なニヤニヤが混ざり合ってずっと口角が上がりっぱなし。
派手な面白さはなくて淡々としているのにずっ>>続きを読む
若者をヨットに乗せた理由は自己顕示欲というよりかはシンパシーを感じたからだと思った。
鍋つかみやナイフゲームではお互いに折れない狂気じみた頑固さ。
満面の笑みでトントンする若者とそれに顔色一つ変えない>>続きを読む
『ラストナイト・イン・ソーホー』が良かったので引用元らしいこちらも見てみた。
古い映画には興味がありつつもなかなか手が出なかったのでちょうどいい機会。
初の白黒映画に少し構えながら視聴開始するも、冒>>続きを読む
息抜きのコメディにこれを選んだのは大きな間違いであった。
複雑な群像劇なのにそれに見合った面白さがなくて脳を無駄に酷使されたあげくブラックすぎる展開に「え?」「は?」という言葉しか出てこない。
なにか>>続きを読む
期待してなかったけどエンタメとして面白かった。
冒頭がかわいくて好き。
後半の展開はエドガー・ライトっぽいなと思わず苦笑したけど中盤までは良い意味で何がしたいのか予測がつかなかったし演出も相まって結構>>続きを読む
【概要】
2021年(2022年)アメリカ/フランス/カナダ
原題:CODA
『CODA』は「Children of Deaf Adults」の略称。
ろう者(耳が聞こえない人)を親にもつ聴者の子>>続きを読む
2014年(2015)/フランス
原題:La Famille Bélier(ベリエ家族)
※掻い摘んでいますがネタバレ度は中くらいです
食卓での牛の名前に対するユーモアなやり取りや、いってきますの>>続きを読む
ベタで嫌味のないストーリーといえば良くも悪くもだが、重たい題材を扱うにはパイのように甘すぎた。
あざとい演出には青汁のCMを彷彿とさせる。
パイの企業案件映画なのだろうかインサートだけは非常に情熱的>>続きを読む
ろう者を殺人鬼が襲うという今まで見たことのない設定。
どんな大喜利が繰り広げられるのかと期待しながら見始めたものの全てが想定の範囲内。
ただただ異常な殺人鬼がやりたい放題してくれている。
ツッコミどこ>>続きを読む
かわいそうでかわいそうで泣いた。
エル・ファニングの演技に感服した。
感動した。
素晴らしかった。
でも最後はなんか綺麗に収まる。
辛くて見てられなかったからもうそれでいいです。
まさかの爺ちゃんと女の子のロードムービーだった!
こんなの外れる道理がないじゃないか…。
感傷的な一幕から情緒的な二幕。
ラスト三幕は感動的でした。
これがマ・ドンソクか。
彼がマブリーの愛称で親しまれる理由が分かった。
これはもはやマ・ドンソクというジャンル。
まるでスーパーヒーロー。
彼のターンの待ってました感。
シリアスなんて置き去りにして愛>>続きを読む
孤独を望んで愛を求む。
深く語らず淡々と。
そのまま最後までいってくれてもいいんだよ。
素直に感動。
文句を言いたくなるところに見事な伏線回収で口を封じられる。
まるで掌の上で踊らされているよう。
流れ作業のように泣かされた。
逆に笑っちゃうよ。
泣き笑い。
初見時にしか得られないリズムに身を任せろ。
ストーリーは端まで塗ったバターのように薄っぺらいが味はきっとお気に召すぜ。
だが、一枚食べれば十分だ。
チャンプン飯店をKNOCK KNOCK
FANCYな彼女はWhat is Love?
食卓囲んでDance The Night Away
Feel Specialな関係にTT
最後はみんなCHEER>>続きを読む
愛されずに産まれてくるくらいなら消えてしまったほうが幸せだよね。
不幸の連鎖を止めるのは自己犠牲ではなく愛であってほしかった。
相手の気持を推し量れない人は不幸の連鎖に加担することになる。
宗教の違>>続きを読む
印象的な劇伴、ケヴィン・スペイシーの怪演、啓発的な言葉の数々。
作品の佇まいが、醸し出す雰囲気が、脳裏に焼き付いて離れず、つい名作と言いたくなる。
けど、人間讃歌の部分が物足りない。
オッサン二人の会>>続きを読む
真実ゲームで早々に泣きそうになってしまった。
というかあそこがピークだった。
肝心の本筋は設定に説得力がなくて感情移入できずにダラダラ見た。
途中のトーマシン・マッケンジーのせいで余計に内容が入ってこ>>続きを読む
「Sing Along」を聴いたとき、感情の行き場がなくなって何回か聴き直した。
解消できない、やりきれないって気持ちが余韻とか感動になって名作って言葉になるのかな。
身勝手なサムに同情しきれないのも>>続きを読む