親友さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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東京物語(1953年製作の映画)

3.0

尾道と東京。
京子と紀子。
東京が一切映らない東京物語。
物足りなさに満ち足りる。
涙は出ていないのに、不意に拭う。
この指は何を拭ったのでしょうか。
失った者と失われたもの。いつの時代も変わらないも
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.5

とても健やかな心地。無邪気で清々しい。
それでいてクールでホット。ほっぺが喜んでる。

文字通り無敵の人。けれど一休さん。
頓知(とんち)を利かせる。迷わない。動く。
もうだめだ…おしまいだぁ…なんて
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デリシュ!(2021年製作の映画)

2.0

五月雨をギャザーしてクイック最上リバー
ヒストリーは繰り返す
いい加減にホワイト(しろ)

ドリームがないっていうかさ
クリエイティビティーがないっていうかさ
ミーニングがナッシングじゃない?

細(
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

湖に沈めた涙は

泡沫の薄氷となって

あてどなく彷徨う、恋の音に形を変えて

その上を歩くのは軽薄な光か、それとも身を溶かす焔か

たゆたう音色は聴者たちを通り抜け、観測者たちの頬を強く撫でて

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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.5

双方にとって子供は希望なんです。
育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ。
手の届かない背中を預けるパートナーになれたはずなんです。
これは生きるための戦いではなく、守るための戦いなんです。
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終わらない週末(2023年製作の映画)

5.0

"先入観と認識するのは難しい"

大きすぎる騒音。寿命が縮まる。結果、人の寿命は伸びる。

説得。拒絶。威嚇。鹿の目。
決死の覚悟。なりふり構わず。一生懸命。目の色変えて。

"身銭を切って学ばない人
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

終わり良ければ全て良し。

私がドルイドならドラゴンになって空を飛ぶ。
"皮肉"と"例え"は紙一重。
"吐き出した"のは比喩だけど。
暗喩に"姿を変える"けど。

直球で言うならラスト手前まではデジャ
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スマイル(2022年製作の映画)

2.0

最初の笑顔で"解"ってしまった。"作り"笑顔だと。

ホラーと言うよりミステリー、いや、ただのヒューマンドラマ。
メッセージが裏目に出たら意味がない。
監督の裏の裏の顔。その裏の顔の裏の顔に麗らかに微
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

解(ほど)けない痛み。縺(もつ)れる愛。強く結ぶ勇気の糸。

勇気があればみんな跳べる。愛があればみんなで跳べる。
痛みも愛もみんな持ってる。必要なのは勇気。世界にスイング。

"君に言ってるんじゃな
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レギオン(2010年製作の映画)

3.0

想像を絶する孤独。
中学二年生の黙示録。
神の言葉は神にしかわからない。

希望の赤子に絶望の薫り。

問われる神の定義。囚われる神の子。

"今日までの人生を、もしも今、誇れないなら、心を入れ替えろ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

ボーダー(自分)。歯に衣着せぬ。個性。「クッキーの差し入れ」。「乙女心」。

曲げに曲げないと見てもらえない。曲がった穴は奥が観えない。

この映画は愛されてる?悪とは?金の話より。
エブリンの置かれ
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

4.0

"子供は何でも善か悪か決めつける"

ときには大人が子供で子供が大人。

「大人は何でも善か悪か決めつける」

"真実は人それぞれが決めるのよ"

ときには純粋な子供が一番のお手本。

"世界は変えら
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

4.0

目指すところはより良い世界。思考回路が追いかけっこ。

メラニー・ロラン出演作品はメラニー・ロランが撮ったのではと思うほどにメラニー・ロランの思想が乗っかるメラニー・ロラン出演作品。

示唆に富んでる
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犯罪都市(2017年製作の映画)

2.5

結構"血"だらけ"犯罪"だらけ、"都市"の周りは"糞"だらけってね!

"혼자야?(1人か?)"

"어 아직 싱글이야(ああ、まだ独身だ)"

MDS マ・ドンソク OTK 俺と付き合ってください 
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ヘル・フェスト/アトラクション(2018年製作の映画)

3.0

『M3GAN/ミーガン』のアケラ・クーパー脚本。

まさに『ヘル・フェスト/アトラクション』。
ただ殺すだけ。
意味もなく殺されてかわいそう。少しだけ。
だけど、意味もなく殺すことには、きっと意味があ
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

5.0

全ての「答え」がここにある。

「メラニー・ロラン」と「ユダヤ」で繋がる。『ホリデイ』の「ナンシー・マイヤーズ」脚本。

まず、メインビジュアルがすごくいい。ジャケ買いしたい。ポスター買おうかな?売っ
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コーポレート・アニマルズ(2019年製作の映画)

3.5

『クリープ』のパトリック・ブライス監督作品。

「安心してください。はいてないですよ」

"ピーチファズ(オオカミ)"全開。おちんちん丸出し。おっと、失礼。○ちんちん○出し。

フェミニズムの意味を履
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クリープ 2(2017年製作の映画)

5.0

『ホリデイ』のホラー版。

「事実を曲げても、ウソはつかない」

存在証明、宇宙的視野、逝かないで。愛してる。

「やっぱり脱いだ」

おそらく自分史上もっとも優しいホラー映画。
そして最もパンツを脱
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ミミック(1997年製作の映画)

3.5

ちょい役の若きノーマン・リーダスがめっっっっっっっちゃイケメン!
イケメンすぎて書き出し脱線事故。

蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲蟲。

うげ~。トロちゃんはやっぱり虫なんだね。
蟲への偏見をなくすのはなかなか骨が
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

4.0

エル・ファニングが前衛的でない作品に出てる!
だけどやっぱりハイカラな雰囲気?
血が足りない。熱い血潮が。

"漠然とした愛なんて信じない"

「Are You a Star?」

"JYP"が追求す
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

4.5

メラニー・ロラン監督(天使)×エル・ファニング(堕天使)

Elle Fanningマラソンは正直苦行だった。映画選びが自己犠牲のようで。 
しかし、それもこれも全てこの映画を万全な状態で観るため!(
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

1.0

【マキシマム ザ ホルモン 『ぶっ生き返す!!』 (HTGP Ver.) かにぱんお姉さんがうたってみた】

※音ハメできるよ。猛獣~の部分は難易度高いよ。~ティモシー・シャラメの部分はハマると気持ち
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

1.0

マイク・ミルズ参戦!!

マイク・ミルズ×エル・ファニング=天国?

天国と地獄。最初から全部知ってたよ。

まるで『人生はビギナーズ』の延長線上の世界線。
マイク・ミルズ節。一直線。
だがしかし思い
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.0

アゴつるんっ!ってとこイラっとした。キアヌさいてー(それキアヌじゃない)。
てか、食うなし。

エルに惹かれたキッカケは外見じゃなくて表情(内なる何か)。
『孤独なふりした世界で(I Think We
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夜に生きる(2015年製作の映画)

1.0

無限の中からのたった一つが、なぜ、今だったんだろうか…

「世界は歌のように優しくはない」

今はもう、進めない
今はもう、愛せない
今はもう、立ち上がれない
今はもう、愛せない、愛せない、愛せない、
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ボックストロール(2014年製作の映画)

2.5

エル・ファニング(声)×ストップモーションアニメ

良くも悪くもないけど、良いし悪い。
この"光景"あと何回見るんだろ。

エル・ファニング(声)は、"春の日だまりに微笑む母親のよう"。

カース・マ
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

4.0

「自分用のステレオなんて、閉じこもるのは良くない」

「目に見えないからアイなんて信じない」

「今だけは悲しい歌聞きたくないよ」


やなやつだって時にはHero。
長所は短所。適材適所。役割分担。
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

2.0

静寂と轟音に耳鳴りがする。交わらざりし空しい踊り。
与える者が金メダル。のっぺら坊のかおまね王座。
空ろなプールを泳ぐ天使。水中に浮かぶ刹那の軌跡。
たった3文字の言葉、ヘリコプターに掻き消され。
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

2.5

"人は皆、孤独だ"

I am GOD'S CHILD
この腐敗した世界に堕とされた

ベンジャミン神に愛されすぎだろ。雷は一度も落ちてない。正直羨ましC.C.Lemon。意味なんてない、人生に意味な
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.0

アプリ使用率🪫

Googleミステリーマップ 1%

Google感動ポルノフォト 50%

Google共感ドライブ 70%

Googleジョン・チョー検索 100%


「The maze」と
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

レンタルショップに陳列されてるエスターの存在感。
観たことなくても「エスター、この娘、どこかで見たことがある」

実物はとてもかわいくて面食らう。栃麺棒食らう。ハンマー食らう。
シスターは『バグダッド
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TOMORROW パーマネントライフを探して(2015年製作の映画)

4.0

メラニー・ロラン×ドキュメンタリー

人類は滅亡する。
それって"マック"みたいに美味しいの?
馬鹿は死ななきゃ治らない。
めんどくさいから一回滅ぼ。
世界を一から作り治すんだ。
パーマネントライフを
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欲望に溺れて(2017年製作の映画)

5.0

メラニー・ロラン監督作品。

タイトルとあらすじは"偽物"。
哀しき哉、現実。『素晴らしき哉、人生!』
水中の音は聞こえない。Plonger=ダイビング(原題)
魅力的であり、恐ろしい場所。官能的では
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ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

4.5

眼鏡メラニー。妹メラニー。

それはそれとして。

同性同士の純なKissを見ると幸せな気持ちになる。
多角的視点から人間愛を感じる。
大きな進歩だな。

距離を詰め過ぎることにデメリットなんてない。
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複製された男(2013年製作の映画)

2.0

自慰に始まり、自慰に終わる。
暑い欲望はトルネイド。
たわわになったら、やれ爽快。
確信犯の抽象なSTYLE!
耐水性の気持ちに切り替わる。
サブいギャグなんかで涼みたくない。
ドゥニ・ヴィルヌーヴに
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