涅槃イムの剣閃2d神姫レバニラさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

涅槃イムの剣閃2d神姫レバニラ

涅槃イムの剣閃2d神姫レバニラ

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袋小路(1965年製作の映画)

4.0

上下関係があるようなないような絶妙な関係性ややり取りが楽しい。
人間味に溢れてて、愛らしさや滑稽さ、色々なニヤニヤが混ざり合ってずっと口角が上がりっぱなし。
派手な面白さはなくて淡々としているのにずっ
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

2.5

若者をヨットに乗せた理由は自己顕示欲というよりかはシンパシーを感じたからだと思った。
鍋つかみやナイフゲームではお互いに折れない狂気じみた頑固さ。
満面の笑みでトントンする若者とそれに顔色一つ変えない
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反撥(1964年製作の映画)

4.0

『ラストナイト・イン・ソーホー』が良かったので引用元らしいこちらも見てみた。
古い映画には興味がありつつもなかなか手が出なかったのでちょうどいい機会。

初の白黒映画に少し構えながら視聴開始するも、冒
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

2.0

息抜きのコメディにこれを選んだのは大きな間違いであった。
複雑な群像劇なのにそれに見合った面白さがなくて脳を無駄に酷使されたあげくブラックすぎる展開に「え?」「は?」という言葉しか出てこない。
なにか
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

期待してなかったけどエンタメとして面白かった。
冒頭がかわいくて好き。
後半の展開はエドガー・ライトっぽいなと思わず苦笑したけど中盤までは良い意味で何がしたいのか予測がつかなかったし演出も相まって結構
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

【概要】

2021年(2022年)アメリカ/フランス/カナダ
原題:CODA

『CODA』は「Children of Deaf Adults」の略称。
ろう者(耳が聞こえない人)を親にもつ聴者の子
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エール!(2014年製作の映画)

4.5

2014年(2015)/フランス
原題:La Famille Bélier(ベリエ家族)

※掻い摘んでいますがネタバレ度は中くらいです

食卓での牛の名前に対するユーモアなやり取りや、いってきますの
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昼下がりの甘いパイ(2020年製作の映画)

1.5

ベタで嫌味のないストーリーといえば良くも悪くもだが、重たい題材を扱うにはパイのように甘すぎた。

あざとい演出には青汁のCMを彷彿とさせる。
パイの企業案件映画なのだろうかインサートだけは非常に情熱的
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.0

ろう者を殺人鬼が襲うという今まで見たことのない設定。
どんな大喜利が繰り広げられるのかと期待しながら見始めたものの全てが想定の範囲内。
ただただ異常な殺人鬼がやりたい放題してくれている。
ツッコミどこ
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

4.0

かわいそうでかわいそうで泣いた。
エル・ファニングの演技に感服した。
感動した。
素晴らしかった。

でも最後はなんか綺麗に収まる。
辛くて見てられなかったからもうそれでいいです。

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.5

まさかの爺ちゃんと女の子のロードムービーだった!
こんなの外れる道理がないじゃないか…。

感傷的な一幕から情緒的な二幕。
ラスト三幕は感動的でした。

守護教師(2018年製作の映画)

3.0

これがマ・ドンソクか。
彼がマブリーの愛称で親しまれる理由が分かった。
これはもはやマ・ドンソクというジャンル。
まるでスーパーヒーロー。
彼のターンの待ってました感。
シリアスなんて置き去りにして愛
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

4.0

孤独を望んで愛を求む。
深く語らず淡々と。

そのまま最後までいってくれてもいいんだよ。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

素直に感動。
文句を言いたくなるところに見事な伏線回収で口を封じられる。
まるで掌の上で踊らされているよう。
流れ作業のように泣かされた。
逆に笑っちゃうよ。
泣き笑い。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.5

初見時にしか得られないリズムに身を任せろ。
ストーリーは端まで塗ったバターのように薄っぺらいが味はきっとお気に召すぜ。
だが、一枚食べれば十分だ。

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.5

チャンプン飯店をKNOCK KNOCK
FANCYな彼女はWhat is Love?
食卓囲んでDance The Night Away
Feel Specialな関係にTT
最後はみんなCHEER
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.5

愛されずに産まれてくるくらいなら消えてしまったほうが幸せだよね。
不幸の連鎖を止めるのは自己犠牲ではなく愛であってほしかった。

相手の気持を推し量れない人は不幸の連鎖に加担することになる。
宗教の違
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.0

印象的な劇伴、ケヴィン・スペイシーの怪演、啓発的な言葉の数々。
作品の佇まいが、醸し出す雰囲気が、脳裏に焼き付いて離れず、つい名作と言いたくなる。
けど、人間讃歌の部分が物足りない。
オッサン二人の会
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

真実ゲームで早々に泣きそうになってしまった。
というかあそこがピークだった。
肝心の本筋は設定に説得力がなくて感情移入できずにダラダラ見た。
途中のトーマシン・マッケンジーのせいで余計に内容が入ってこ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.5

「Sing Along」を聴いたとき、感情の行き場がなくなって何回か聴き直した。
解消できない、やりきれないって気持ちが余韻とか感動になって名作って言葉になるのかな。
身勝手なサムに同情しきれないのも
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タルサ 俺の天使(2020年製作の映画)

5.0

ご都合主義、宗教色、脚色。
裏を返せば愛が見える。
これは天使へのラブレター。

海賊じいちゃんの贈りもの(2014年製作の映画)

4.5

大人たちの愚行に振り回される子供たちに反抗心や不安が垣間見え身につまされる。
しかし、陰と陽の兼ね合いが絶妙で、面白可笑しい子供たちとブリティッシュジョークで軽快に見れてしまう。
さらに、手数や種類の
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