ルーク大佐さんのドラマレビュー・感想・評価

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ルーク大佐

ルーク大佐

リプリー(2024年製作のドラマ)

4.3

人殺しの天才画家カラヴァッジョがイタリア国内を逃避行した事実とリンクさせて、詐欺師リプリーはカラヴァッジョと同様にローマ、ナポリ、シチリア島などを転々と逃げ回る。同名の映画のクオリティをはるかに上回る>>続きを読む

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トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー(2024年製作のドラマ)

4.2

超絶傑作ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』シリーズ最新作なのでイッキ見した。シーズン1が大傑作なため、大いなる期待をもって鑑賞に臨んだ。

1~4話まではややもたつきつつ、ダラダラと進み、
「これは期
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フォールアウト(2024年製作のドラマ)

4.0

ジョナサン・ノーランが『ウエストワールド』の世界観に戻ってきたかのような作品だ。強者や知恵者はそれぞれの武器や謀略を用いて自分たちが覇権を握るために世界を支配しようと企む。

そのアポカリプス後の世界
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クルックス(2024年製作のドラマ)

3.8

ベルリン、ウィーン、マルセイユの悪党どもが一枚の金貨を狙って血みどろの抗争をする。ひょんなことから敵同士の悪党二人がチームを組み、さらなる敵を騙し、逃走する。ドイツ人、オーストリア人、フランスのコルシ>>続きを読む

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正体(2022年製作のドラマ)

4.0

犯罪ロードムービードラマの良作だ。
原作とドラマはラストが違うようだが、これは原作のテーマ設定の勝利である。脱獄死刑囚が自らの無罪を証明するため、孤独な逃避行を続ける。
その折々で出合う人々の悲しみや
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Bandidos/バンディドス(2024年製作のドラマ)

3.8

メキシコ産ドラマなのでメキシコ人が楽しい、面白い!と感じるものを目指しているんだろう。だからストーリーはわかりやすい。論理の飛躍だらけでご都合主義が闊歩する。ドイツ産ドラマならありえないような詰めの甘>>続きを読む

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三体(2023年製作のドラマ)

3.9

あの分厚い原作は1部後半で積読状態。
ネトフリが三体制作の発表をしてからすっと待ち望んでいた。

ただ、早く作ってくれないと忘れてしまう。
主要キャラがあまり天才風に見えないからそこが残念なところ。
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鉄の手(2024年製作のドラマ)

4.0

港湾ギャングの帝王をタイトルにしているから『ゴッドファーザー』系で彼がメインキャラと思いきや違った。中盤以降、東野圭吾作品のように青年期の男女三角関係が大きな意味を持ってくる。

最終話は意外な展開を
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アベニュー・ファイブ シーズン1(2020年製作のドラマ)

3.4

閉鎖空間で危機に襲われたとき、人間は社会的地位や職業、家庭内のポジション、年齢性別などによってどんな反応をするのか。
制作サイドは壮大な社会実験として本作を企画したのだろうか。
人の愚かさを描く啓蒙ド
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ジェントルメン(2024年製作のドラマ)

4.0

ガイ・リッチーの趣味趣向に溢れた良作クライムドラマ。
英国貴族がダーティービジネスを仕込み、敵には暴力も厭わない。
紳士の国と“称する”英国でしか実現できないストーリーだ。

全編貴族社会の高慢さ、傲
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忍びの家 House of Ninjas(2024年製作のドラマ)

3.8

日本産配信ドラマの中ではエンタメ度合いをうまく満たす内容に仕上がっている。世界中で話題作としてヒットしているとのこと。忍び部隊と権力サイドの陰謀や主従関係を過去にさかのぼってつなげる設定はユニークだし>>続きを読む

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フューリー:闇の番人(2024年製作のドラマ)

3.3

ネトフリオリジナルのフランス産ギャング系コンテンツは、『アテナ』のような良作があるから期待して見始めたんだが、本作はいまいち魅力に乏しい。期待ハズレだった。

例によってフランス映画やドラマの脚本は制
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ポーカー・フェイス(2023年製作のドラマ)

4.1

ライアン・ジョンソン製作、監督、脚本の1話完結型謎解きコメディってことでつまらないはずがない。主役、監督プロデュースは『オレンジイズニューブラック』で個性的な女囚を演じたナターシャ・リオン。

彼女の
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ザ・レイン シーズン3(2020年製作のドラマ)

3.5

過去見。
段々と脚本がテキトーかつ、どっかでありそうなものになっていき、関心は薄れつつあったが、義務感で最後までお付き合いした。

本作最大の失敗は脚本や演出や撮影などではなく、ヒロインのキャスティン
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ザ・レイン シーズン2(2019年製作のドラマ)

3.7

過去見。
北欧テイストのウイルス系サスペンスなため、他人をぶちのめしても生き抜きたがるという、ドン引きさは少なかった。

ただ、ヒロインがやや弱いかな。あまり好印象のキャラではないし、軽率すぎてミスジ
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ザ・レイン シーズン1(2018年製作のドラマ)

3.7

過去見。
傑作ドラマ『DARK』風の売り込みに乗せられて見た。
北欧独特の静謐で透明感があった。雨に濡れると即死亡、という無理ゲー設定が新鮮だった。

キャラはあまり他人に押し付けすぎない反面、自己完
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バビロン・ベルリン シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.5

シーズン1よりも謎解き要素が進展、いくつもの伏線が解き明かされ、追う者と追われる者との間で実力行使のバイオレンス指数が上がってくる。

前作よりもサスペンス面で見どころが増えた。
まず悪役がしぶとい。
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バビロン・ベルリン シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.3

欧米ドラマファンとして今まで見過ごしていた圧倒的な傑作に出合ったかもしれない。ドイツのドラマ史上最高レベルの制作費というのだから綿密な時代考証もしていることだろう。まずはシーズン3まで一気見する。>>続きを読む

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ダーク シーズン3(2020年製作のドラマ)

4.7

過去見。
タイムトラベル系ドラマの到達点といっていい。
さまざまな時代の人物が現在、過去、未来をいったりきたりするため、目を離せない。いったん閲覧を中断したらストーリーの旨味が消えるから途中で止められ
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ダーク シーズン2(2017年製作のドラマ)

4.6

過去見。
サスペンス系コンテンツの見本のような怒涛の伏線回収により、途中で閲覧をストップされたらまさに拷問に近いレベル。
相変わらず登場人物がいくつもの時代にたくさんいるため、人物相関図をもとに味わい
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ダーク シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.5

過去見。
今まで見た多くの海外ドラマの中でも指折りの名品だ。
ドイツ人のコンテンツ制作力の底力に驚き、感動し、脳細胞を搾り取られるようなパワーを持つ、圧倒的な傑作シリーズである。

超複雑なタイムトラ
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ザ・コーリング ~刑事アヴラハムの使命~(2022年製作のドラマ)

4.0

主役は敬虔なユダヤ教徒で優秀な刑事。
「善行が世界を修復する」というユダヤ教の教えで刑事を志したが、もうひとつの理由が衝撃的だった。

新人黒人女性が先輩に学ぶためにバディを申し出るが、この設定はちょ
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DCU(2022年製作のドラマ)

3.4

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』よりも後につくられたドラマだが、ちょっと負けてるかなあ。DCU組織のアイデアは良いと思うけど。

MERと同じくDCUは架空の組織でキャラ設定が似ている面もある
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ラ・ブレア(2021年製作のドラマ)

3.9

米ドラマは天災や事故を通じて壮大なタイムスリップを仕掛けるものを得意としている。本作は過去の名作『LOST』やちょっと前の『100』や傑作『MANIFEST/マニフェスト 』などのようなテイストのドラ>>続きを読む

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沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~(2024年製作のドラマ)

4.0

原作好きでも十分に耐えられるクオリティだ。
日本が原子力潜水艦を最低4艦持てれば、チャイナロシア北朝鮮らの軍事的挑発をうけたり、領土への侵略行為を吹っ掛けられたり、日本列島の上空をミサイルが飛んだりす
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忽然と(2021年製作のドラマ)

3.9

過去見。
ハーラン作品の王道は愛する人が消えたり、突然現れたりするわけだが、本作もそのパターンである。ハーランマニアはマンネリに飽きそうで飽きることなく、最後まで一気見してしまう。
オペラント条件づけ
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ザ・ストレンジャー(2020年製作のドラマ)

4.0

過去見。
リチャード・アーミティッジのくどさ全開でドロドロサスペンスの良作。
ハーラン作品の悪魔的魅力がつまった内容だった。
どの役者も人間不信を煽るテクニックが優れている。
原作と演出のおかげとはい
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ステイ・クロース(2021年製作のドラマ)

3.8

過去見。
ハーラン作品常連のリチャード・アーミティッジとゲジゲジ眉毛の刑事がイイ味出してた。グログロした人間の欲深さがおもしろい。佳作か。

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その森に(2020年製作のドラマ)

3.8

過去見。
ハーラン作品の中では地味なストーリーだが、それでも同様のテーマのドラマと比べればサスペンス度はひとつ上のレベルだ。

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SAFE 埋もれた秘密(2018年製作のドラマ)

4.0

過去見。
ハーラン作品の中でもお気に入り。
オヤジ役マイケル・C・ホールの演技に引き込まれた。
子どもへの愛情の深さと執念がすごい。傑作。

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イノセント(2021年製作のドラマ)

4.2

過去見。
ハーラン・コーベン原作、オリオル・パウロ監督の名コンビによる傑作ドラマ。ハーランのドラマ化作品の中でもトップレベルのサスペンスを味わった。ストーリーテリングが巧みすぎるので一気見必至だ。

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シェルター(2023年製作のドラマ)

3.5

過去見。
ハーラン作品の中では小粒の青春ものか。
若者がキャッキャッ言ってておもしろい。
ドロドロした大人の欲望をしつこく、偏執狂的に描くことはなかった。
肩の荷を下ろして、気軽につくった作品に思えた
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偽りの銃弾(2024年製作のドラマ)

4.0

原題『Fool me once』は英語のことわざ“Fool me once, shame on you. Fool me twice, shame on me.”から引用したのかな。
それなら本筋とマ
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ファイア・カントリー(2022年製作のドラマ)

3.9

傑作ミリタリーアクションドラマ『SEAL Team』で主要キャラを演じていたマックス・シエリオットがプロデューサー兼務で主演の話題作。

彼が出ているのを知らず、『オンリー・ザ・ブレイブ』っぽい
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Jury Duty(原題)(2023年製作のドラマ)

4.0

エミー賞コメディ部門作品賞にノミネートされたと知り見始めたが、一気見の傑作ドキュメントだった。笑えるシーンも多い。

陪審員裁判の実態をカメラにおさめるという触れ込みで陪審員が集められた。陪審員長をの
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